君とキスと告白
聖奈side
「大好きなんだ、そいつが。」
藤田がそっと口を開いた。
「ま、まぁ…。」だって、目の前の君だし。
「気に入らねぇ…。」
「は!?」
「お前は俺だけ見てりゃいいんだよ!」
そう言って、藤田は私に2回目のキスをした。
「んっ!?!?」
「俺、昔から、お前が好きなんだよ!!!」
「へ!?」
「イジワルはそれの裏返し!好きでたまらねぇんだよ!」
「…///」
「ふってくれ。諦めつけるために。思いっきり。」
うそ…。藤田は私が…好き!?
「私も好き!!!」
「え!?」
「私も、藤田が好きなの!!!」
「え、マジ!?やばっ、嬉しい。」
そして、藤田とカレカノになってから
初めてのキスをしました。
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後から聞いたんだけど、あの放課後の話は、
藤田なりの照れ隠しってゆうか…
俺もって言うのが恥ずかしかったらしい。
優斗に報告したところ
「俺の手伝いのおかげ♪」と言われたし、
凛には「やっとか…。」って言われたけど…いわってくれた!
今から、藤田とデート!じゃあ、行ってきます!!!
~*END*~