[Turn 明星]58.
総司が会社の医務室に入ると、医務室のベッドに、真琴が寝ていた。
やはり、真琴の右手は消えたままだった。
これは、真琴が能力を使えなくなってしまったとゆうことだろう。
「………もう寝よう。」
総司は、自室に帰った。
次の日、総司は会社に来ていた。
真琴はパソコンを片手で打ちながら説明していた。
「…とゆうことで、総司、みさき、碓氷、俊太郎には、この地下鉄に行って、人質を全員助けて欲しい。敵は一人、『組合』の社員の、コルトと呼ばれている男だ。だが、能力がよくわからないんだ。だから、油断はするなよ。」
四人は、地下鉄に向かったのだが、本当に立てこもりが起こっているのか?と思うほど静かだった。
俊太郎は地下鉄の入り口に向かって歩き始めた。
「入らないと人質を助けることは出来ないんだから、行くよ。」
四人は、地下鉄に入って行った。
中はとても静かで本当に人質がいるのかと疑うほどだった。
すると、奥から、一人の男性が歩いてきた。
「なんだ?人質ってのはデマってことなのか?」
「そんなふうには思えないんだけどなぁ。」
奥から歩いてきた男性は総司達の前で立ち止まった。
「お前達は、ただの客か?」
「いや、ここで立てこもり事件が起きたって聞いたから調べにきたんですけど。」
「ああ、そりゃあ俺が起こしたやつだ。」
「それってどうゆうことですか?」
「俺がそれの犯人だって言ってんだよ。」
「どうしてこんなことを!人質は無事なのか!?」
「はぁ、『静止世界・覚醒』」
次の瞬間、地下鉄が白い霧で覆われた。
「な、なんだ?」
「みんな!離れるなよ!」
少したち、霧が晴れ、周りが見えるようになってくると、あることに気がついた。
「俊太郎さん!?」
俊太郎が倒れていたのだ。
よく見ると、腹部に銃弾を受けていた。
「発砲音なんて聞こえなかったはず!なにが起こっているんだ!」
いつのまにか、総司の背後には、男性が立っていた。
「俺の能力、静止世界は、触れた物から出る音を消す能力なんだ、だから、俺が銃を撃っても、誰も気づかない。」
「よくも、俊太郎さんを!」
「仕方ないだろう。俺だって殺したくはないんだ。だがな、上からの命令は、従うしかないんだよ。それが、社会なんだよ。」




