[Turn 明星]52.
「我が、不滅に勝る能力など、この世に存在しないのだ。」
「たしか、死ぬこともなく、能力の影響力を受けないだったっけ。」
「その通りである。我が神にも匹敵する力この能力、もはや弱点など存在せん。」
そう言い、大柄の男は、一瞬にして真琴の目の前に移動し、首を掴んだ。
「まずは貴様からだ。」
「…!?」
次の瞬間、ボキッ、と鈍い音が響いた。
「真琴さん!」
「まずは、一人目。だが、こいつは能力ですぐに治ってしまうからなぁ。………そうだ、こいつの身体を食べれば良いじゃあないか。」
そう言い、大柄の男は、真琴の右腕を引きちぎり、一口齧り、飲み込んだ。
「よし、これでやつの能力は使えなくなった。」
「嘘だろ。真琴さん。」
総司は目の前で起こったことが信じられず、立ち尽くしていた。
「さて、次は誰にしようか、………社長殿、貴様にしよう。」
次の瞬間、さっきと同じように、大柄の男が社長の目の前に移動し、社長の頭を掴んだ。
だが、社長も抵抗し、大柄の男の腹部に蹴りを入れ、壁まで飛ばした。
「…っ!…ふぅ。掴まれてなお抵抗するとはなぁ。」
「バルガは油断しすぎ。『重なり合う真実』雑用係の社長が死ぬ未来に改変する。」
「ベータよ、助かった。」
「あの社長はもうそろ死ぬ、他のやつは頼んだよ。私、強い能力持ち相手は部が悪いから。」
「よかろう。」
そして、次の瞬間には、万号までもが殺されていた。
「さて、そろそろか。」
「ああ、そろそろだよ。」
二人がそう言った途端、社長が苦しみ始めた。
「こ、これは、いったい。」
「みみさきちゃん!社長が!」
みさきはすでに社長に触れていた。
「だめ、さっきから何度も治してるけど、治らない。」
「つまり、これは、寿命か?」
苦しんでいる社長が総司の脚を掴んだ。
「総司、…『重なり合う真実』のルールが…わかった。」
「え?」
「それは、『実際に起こりうる未来しか選択できない。』だ。…例えば、この空間が…異世界に繋がるとかゆう現実味がないことは…起こらないんだ。」
「社長…。」
「最後に総司、俺を…殺せ。」
「…!?」




