表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
The War of Orphans  作者: どこぞの悪鬼&何処の明星
48/67

[Turn 悪鬼]47.

「え、なんで……?」

 彼女はとても驚いた様子だった。

「えっと、そのー……。たまには、ね?」

 濁す総司に、みさきはわかっていそうな表情で詰め寄ってくる。

「どーゆーこと。」

「そーゆーことだよ。」

 やっぱりわかっていそうな表情を浮かべながら、みさきは朝ごはんを食べ続ける。

 このままいると問い詰められそうだったので、総司は急いで朝食を終わらせて身支度を済ませた。


 一応オフィスに向かおうとすると、後ろにみさきがついて来た。

「なんで買い物しようって急に言い出したの?」

「そーゆーことだって。」

 なるほどねー、とみさきは言う。

 ……まあ、他にも理由はあるけど、問い詰められると思うし黙っておこう。

 そんなこんなでオフィスに着く。

「おや、総司君。なんかいつもと違う服装だね。」

「やっぱりわかりますか?」

「あぁ、今日は誰かとお出かけかい?」

「一応。」

「えー、青春じゃーん。」

 真琴と総司の話の間に碓氷が入ってくる。しかし、青春はここでは使わないのではないだろうか。火を付けたら困る。口に出すことはやめておいた。

「じゃあ、お金渡しておくね。……みさき君にも。」

「私ですか?」

「そうだ。きっと二人で行くんだろう?」

 みさきは口に苦いものを含んだかのような顔をする。

 この時点で、二人で出かけることを隠すのはもう無理だろう。

 そして、二人は真琴からお金を貰った。

「3、万……。」

 そして、その金は高すぎた。

「気を付けていくんだよ。」

 真琴が手を振ったので、総司は手を振り返す。

 そのまま二人は外に出た。


 最初に向かったのは大きなショッピングセンターだった。

 ここならオールジャンル対応しているし、行きたい場所がないと困ることもないだろう。

 少なくても服はたくさんあるので、みさきは楽しめるはずだった。

「なんか欲しいものある?」

「特に。だからそっちの好きなところ巡って。」

「オッケー。総司も気になるところ見つけたら言ってね。」

 色々と散策しているのだが、みさきはまったく店に入ろうとしない。

 女子がたくさん入りそうな場所なのに、だ。

「服とか見なくて大丈夫?」

「うん。正直言うと、服とかあんまり興味ない。」

「あ。」

 何となく察した。

 これ、後で行く場所困るやつだ……‼

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ