表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
The War of Orphans  作者: どこぞの悪鬼&何処の明星
32/67

[Turn 悪鬼]31.

 総司は考えていたことがあった。

 恐らく、真琴は試験だあーだこうだ言って準備するために自分とみさきを置いて帰ったのだ、と。

「はぁ……。」

 総司はため息をついた。

 今度はこっちが連れていく番だというわけか。

「何? ため息でもついて。」

「いいや。……この後わかると思うよ。」

「この後ってことは考えがあるんだよね?」

 うっ、と総司はうめく。

「何?」

「なんでもないって。」

「そんなことないでしょー。」

 総司は再びため息をつく。

「簡単に説明するよ。みさきちゃんが会社に住めるかどうかはわからない。……まあ、能力スキル持ちなのは確定してるから平気だと思うけど。……あと、離してくれ。」

 だが、彼女は首を横に振って離してくれない。

「それで、能力スキルって……?」

 そうだった、と総司は思う。なんて説明しようか、迷った。

 説明を少しでも間違えたら、真琴さんにこっぴどく叱られるものだろうから。


 その後の説明は少々割愛させていただく。

「つまり、私に魔法の力が秘められていると……⁉」

 説明を受けた彼女は、信じられないと言わんばかりに目を輝かせている。

「うん……そう、だね。」

「あなたにも!!?」

「……うん。」

 ダメだ。短時間の間でもこの人の勢いには蹴落とされるばかりだ。

 その勢いは碓氷を超えるだろう。

 といっている間に会社についた。

「この中が僕たちの職場であり、家。」

「ほお……」

 魔法が好きなのだろうか、能力スキルのことを話してからは、彼女のテンションは一気に上がっていた。

 ピコン、とスマホから通知が来る。何かあったときのためと、最近になって持たされたものだった。

『前に試験をやったところに来い。彼女の試験を行う。』

 それは真琴さんからだった。

 今回の試験はこの人かぁ、と思いながら、総司はみさきを連れて行った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ