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[Turn 悪鬼]27.
「あ、帰ってきた!」
社長と新一は見張りとして待機させられた社長室に突如として現れる。
「やっほー。ただいま戻りましたー。」
新一はいつも通り淡々とした様子だ。
「みんな呼びに行きますね。」
総司はそのまま皆を起こしに行った。
戻ってきた二人にもお願いした。
「総司君、大変だったよねー、今夜中の2時だよ?」
「これぐらいなら平気です。夜更かしには慣れっこなので。」
「うわぁ、早寝早起きは大切だよー。」
「新一、君の方こそ言えないだろう? 以前最大で七徹したと聞いたぞ。」
「げ、バレてるー……。」
そんな感じでくだらない会話をしながらピンポンラッシュで全員を起こしていった。
そして全員が起床。
「社長、ご苦労様でした。」
「あぁ、大変だった。で、例の件は予想通り裏世界殺屋が理由だったよ。……新一、きっと新たな情報を手に入れたのだろう?」
「……なんでわかるんですか。」
「君のことだからね、情報で生き残ろうとするのは知ってるよ。」
「はぁ……。……『鬼になる現象とウイルス』についてです。」
そのまま新一は話し続けた。みんなが目を丸くしたが納得し、再び一堂は眠りについた。
――その出来事から、既に半年が過ぎようとしていた。




