[Turn 明星]18.
社長室に入ると、社長が、身支度をしていた。
「おお、お前たちか。」
「社長、すぐ僕たちを事件現場に送ってください。」
「いや、今回は私と、新一で行く。」
碓氷と総司は驚いた。
「どちらもあまり戦闘系の能力じゃありませんよね!?」
「いや、大丈夫だ。それに、この事件の犯人はおそらく裏世界殺屋の関係者だ。私が直接出向いて話をつけよう。」
真琴は納得したような顔をして言った。
「わかりました。それでは、頼みます。」
「ああ、」
そう言い、社長は社長室から出て行った。
社長室には、三人が残っていた。
「大丈夫なんですか?真琴さん。」
「そうだよ真琴っち。社長死んじゃうかもだよ?」
真琴は不思議そうに二人を見た。
「そっか、二人は知らなかったね。」
「「?」」
「社長はね、白銀の死神と呼ばれていた怪物なんだよ。」
「どうゆうことですか?」
「僕が知っているのは第二次世界大戦中のことだけだけど、社長は、たった一人で敵軍の基地を幾つも破壊したんだよ。しかも、木刀一本だけでね。」
事故現場にて、社長と新一は、建物の入り口であろう壁に貼ってある紙を見ていた。
その紙にはこう書かれていた。
1023.1023.2046.3069.5115.8184.?.21483
?に入る数字を答えよ。
「新一、わかるか?」
「ちょっと待ってねー。能力『絶対能力』………ああ、フィボナッチ数列か、これなら能力を使うまでも無かったなぁ。」
「フィボナッチ数列とは、…あれか?『どの数字も前2つの数字を足した数字』という規則の数列のことか?」
「そうそう。」
「てことは、この?に入るのは、…13199か。」
「ピンポーン、正解だよ社長。」
新一は息を大きく吸い、叫んだ。
「13199!!」
すると、目の前の壁が扉に変わった。
「じゃあ、行こうか、社長。」
「ああ、」
二人が中に入ると、扉は閉まり、開かなくなった。
そしてモニターがつき、一人の男を映し出した。
『やぁやぁ、君達、ようこそ。』
「やはり貴様か、四之宮。」
『そう怖い顔をするなよ、社長。』
「お前に社長と言われる筋合いは無いぞ。」
『まぁいいか。君達にはあるゲームをしてもらうよ。』
「ゲームだと?」
『そうさ、今君達がいる部屋を含めて十一の部屋がある。その部屋には問題が隠されているから、頑張って見つけて脱出して欲しい。』
「脱出だと?」
『はぁい。説明終わり〜。頑張ってね〜。』
モニターがプツンと消えた。
先に口を開いたのは新一だった。
「社長、どうしよう、能力が使えない。」
「なんだと?」




