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ただただ怠惰

堕ちて逝くだけ、良いようにはならない

就職してからは、人付き合いも良い方にって考えていた。

ガソリンスタンド時代から、オイル タイヤなどの細々した整備はできて、趣味でエンジンスワップなども経験があり、AT車の35ローレルにスカイラインのミッションを乗せ換えてMT車にして構造変更をとったこともあり、自動車整備工場に就職してもすぐに仕事はできた。

苦労したのは触ったことのないマツダ車、これが結構曲者で、修理内容なども結構不思議な内容ばかり。

古い型も多いのでまぁまぁ苦戦したが楽しかった。

将来整備士なろうと、資格を取るためと勉強もしながら働いていた。

そのまま成人するまで平凡な日々を送る。

大体22くらいまで何事もなく過ごしていたが、安定剤はずっと飲んでいて、通院を繰り返していた。

22~23までの間で急に発作が頻繁に起きる。過呼吸になる前兆がでると、悪寒がしたり足が震えて自分をコントロールできなくなる、前のめりになって下を向き息を吸おうとしてしまう

薬のんで落ち着くまで動けない状態で、とりあえず落ち着くまで家で横になっていた

発作も落ち着き仕事に向かおうと車に乗るが、落ち着かないソワソワする。

閉じ込められる感覚がすごく怖くなっていた。 窓を開けないと呼吸ができないと思い込んでしまい、窓は全開で走行するが怖くて端に寄せて降りた。

落ち着くまで我慢して、それから車を家の駐車場まで移動できた、仕事は休む。

バイクも所有していたので、バイクならと思いバイクに乗るが、フルフェイスのヘルメットだったので、閉じ込められた感覚がかなり強く乗れない。過呼吸の発作が出る。怖い みたいな感じだった。

だいぶ仕事は休むことになり、1ヵ月は休んだ。

相談できる人もいないので、自分でなんとかしないとと思っていたため、とりあえずウォーキングから始めてみる。

そのままバイクに乗れるように頑張る。 半ヘルを買ってきて密閉感を感じないようにしながら乗るが、やはり怖く近くを回る程度だった。

だがバイクは大型でGPZ900A8 近くを乗るには冷却が間に合わない様な車両なのだ、水冷車ではあるが基本的にウォーターポンプが弱く水が回らりにくいのでオーバーヒートしてしまう。

対処や修理は自分でできるので特に問題にも思わなかったが、これなら車のほうが楽かもしれないと思い車を乗れるようにしようと思う。

車はジムニーのMT車だ、窓を開ければ意外と乗れたが、シートベルトがすごく怖くて密閉感がでると過呼吸気味になる。

シートベルトを伸ばしてクリップで止めてゆるゆるの状態にして装着したら、密閉感がなくなり乗れるようになった。

ようやく仕事にも迎えるようになり仕事に行くが、人としゃべるのがすごく怖くなってしまった。

職場の人は優しくしてくれたが、なぜか焦りが出て発作が起きる。

すこし休養するとのことで仕事をまた休むことになる。

1年位だろう仕事を休み、安定剤の薬は何やら3段階くらい効き目が強いものがあるらしく、一番強いものにしてもらった。本当かどうかはわからないが先生にはそう言われた

なんとなくよくなった気がして、先生とも会話は楽になり、処方箋の先生とも話せるようになり、仕事に復帰する。

復帰後は筋力が落ちていて1~2週間は筋肉痛がすごかったが体を動かすのが楽しくて、あっという間になれた感じがしていた。

ただこのころ、給料はなく有給など使いながら、社長の慈悲で残してもらっていた形だった、社会保険料を会社が立て替えてくれていた様で、これから返していく生活になる。


このあたりから(かね)にかなり困り始める。


車・バイクの車検、保険、税金一気にのしかかり、休養中に貯金は0になっていたので、給料がはいるまで、とりあえず何もできない状態だった。








また

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