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第4話 出会い3


「あ、ゴリラーこんらむー!」


午後21時ごろ、帰宅してイレアムを開くと羅夢の配信が始まっており、リスナーのアイコンを見ると、アリクイ、鳥、チンチラが並んでいた。

このイレアムでは、どのくらい配信しているかが表示されず、今始まったばっかりなのか、それとも配信してからずいぶん時間が経っているのかがわからない。

というか、こんらむってなんだ?


「このイレアムには名前の一部を使って挨拶するんだってー。自分の場合だとらむだからこんらむだろって、さっき話してたからいいなと思ってさ。」


初めて聞いた文化だな。てことはおはようとかはおはらむって答えるのか。

正直変わった文化だと思ったが、ここだけの挨拶と考えると特別感が出て良いのかもしれない。


(ファン鯖出来たんか?)


アリクイが聞くと、羅夢は少し言いづらそうに答えた。


「んー、出来たは出来たんやけどー・・・ファン鯖ってリスナーが入るためには基本Bランクから、らしいのね。それでらむも同じようにしようか、今回はDランクでもなと思ってるんやけど、みんなはどう思う?」


ふえ?そうなの?

ファン鯖に入るためにはリスナー側のランクを上げないと入れないのか。

確かに、荒らしやファンでもない人間でも簡単に入れるのは、ファン鯖と言うにはよろしくない。

そこで、ランクを使ってファン鯖に招待する人を入りたいと望む人間だけに絞るということか。


自分のランクの進捗状況を確認すると、Dランクと出た後に、昇格するために視聴時間とコメント数は足りているがポイントが200ポイント足りていないと表示される。

全く知らない人に、ましてや荒らすためにポイントを投げてまで入るやつはそういないだろう。


(今回だけならええんちゃう?)

(俺もええと思うよ。)

(自分もそれでいいと思う。)


三人がコメントをし、自分は全然わからんからなー任せるとだけコメントをする。


「おけ、なら今回はDランクからで、入りたい奴が入るってことでよろしくー。」


羅夢がそう答えた瞬間に、よくわからん饅頭みたいなスタンプが表示される。

それと同時に、ミナミコアリクイさんが、ランクCになりました。というコメントが流れる。

これがギフトというやつか、初めて見たがこんなものがあるのか。

続いて、また饅頭がスタンプされ、鳥も同じくランクCになる。


(とりあえずな、とりあえず。)


アリクイがそう答えると、


「あーありがと?」


と羅夢が答える。とりあえずとは?と思ってるんだろうか。俺も思ってる。


「一旦、最初から来てくれてるメンバーには全員、招待送ったわー。あとごりー?Zって連携できる?」


Z?なにそれ?ポ〇モン?


「Zよ、アカウント連携のところにあると思うから、それないと送れんねー。」


PCで調べてみるといわゆる呟きを投稿するものだと知った。

こういうのを使って招待するのか、イレアムを入れてからというもの、初めてのことばかりである。

とりあえず、羅夢の配信を抜けて、アカウントをPCで簡単に作成し、イレアムのほうでアカウント連携をする。


羅夢の配信に戻り、できたよー。とだけコメントすると


「ありがとー。フォロワー同士じゃないと送れないから、フォローだけよろしく!」


フォローってどうやるんや?と思いながらも、PCで調べながら必死にフォローの仕方を覚える。

なるほど、イレアムのプロフィールを開けばそこからZに行けるみたいだ。そこでフォローするボタンを押せばOKと。ふむふむ。


「ごりからフォローきたー。んじゃ招待送っとくわー。」


はっや、こっちは必死だというのに。というかriscordすらアカウント持ってないんだが。


「今度みんなで話せる人は適当に話ししようー!ってことでご飯食べますー!」


どうやら、この話はこれで終わりらしい。

・・・今度、PCでriscordのアカウントの作り方でも調べておこう。







疲れてるのか、なんだかわかりませんが、文がおかしく感じるのは自分だけでしょうか?

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