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今まで、食べてたのは草だった(仮)  作者: GG
第一章 始まり
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第10話 始まり4

二日ぶりです。最近、毎週火曜日に投稿とか言ってましたが、逆に火曜日以外投稿してることに気が付きました。毎日投稿できたらいいんですけどねぇ・・・(遠い目)

皆さんは、毎日投稿に関してどう思いますか?良ければご意見いただければと思います。

あ、あと二桁話数に入りました。やったね。


「飲み物?水とかでいいんじゃないの?」


思わず声に出してしまう。

正直、基本、水とかお茶(何茶とかは知らない)しか飲んでこなかった。友人の付き添いで飲み屋に連れていかれることはあったが、その時もビールや梅酒以外頼むことがなかったし、食べながらお酒を飲むことをしないため、それで困ることなどなかった。


ア「いや、流石に飲み物ぐらい知ってるやろ。なあ、ごり?」


「とりあえず、飲み物コーナーって書いてあるところに来てみたけど、いろんな色あるのな。」


「「「・・・・・。」」」


沈黙が流れる。何か変なこと言っただろうか。


「とりあえず、会議するから待っててな、ごり。」


今まで、水とお茶しか飲んでこなかった自分としては、飲み物を決めるのに会議は必要なのだろうかと疑問に思うこともあるが、アリクイたちがそう言うのであればと黙って待ってることにした。


チ「個人的には、コー〇とか飲んでほしいけどなぁ・・・。」


チンチラの声がする。いつの間にか、帰ってきてたらしい。


ア「コー〇とか冬に飲むもんちゃうやろ、却下やな。」


ら「らむは、学生の時ぐらいにめっちゃマッ〇飲んでたね。」


鳥「自分も飲んでたね。」


ア「わいもマッ〇飲んでたな、でも今コンビニに置いてあるんか?ごり、マッ〇って名前の飲み物あるか?黄色いやつなんやけど。」


そう言われて、マッ〇という名前のものを探す。お酒を含むとかなりの種類がある飲み物コーナーだが、意外にも見つけるまで、黄色い飲み物という特徴を聞けたため、そんなに時間はかからなかった。


「あーあった、黄色ってほんとに黄色なのな。なんか・・・あれだな・・・。」


「ごり、言いたいことは分かるから言うなよ。」


アリクイに止められる。分かってくれたなら言わないほうがいいだろう。

などと、思いながらマッ〇を手に取る。これで、一応ご飯と飲み物は決まった。


「あとは、なんかある?」


ア「一本でもいい気がするけど、他なんかあるか?」


ら「確かマッ〇って微炭酸やんか、逆に炭酸強めのやつ飲んだらどんな反応するんやろ?」


チ「あー、確かに気になるね。」


ア「どんな反応するんか、めっちゃ気になるな。コー〇飲ますか?」


鳥「サイダーとかどう?」


ア「サイダーかぁ、あったなそんなのw」


ら「ごりー?三〇矢サイダーって名前の飲み物ある?透明なやつ。」


羅夢にそう言われて探してみると確かに三〇矢サイダーと書いてあるものが置いてあった。

しかしほんとに透明なため、水にしか見えないが。


「これ水にしか見えないんだけど。」


「いや、水ではないなwよく見てみ。炭酸の泡見えるやろ?」


羅夢に言われた通り、よく見てみると確かに泡が見える。


「あ、ほんとだ、これも一緒に買えばいいの?」


「おん。んじゃレジいこか。」


アリクイから買い物の終わりを告げられたのを確認したあと、レジへと足を運ぶ。


「いらっしゃいませー。レジ袋はご利用ですか?あと温めますかー?」


「あ、どっちもお願いします。」


「「「「温めは知ってるんやwww」」」」


バカにされた気分だ。温めぐらいする。キャベツぐらいしかしたことないけど。


「ごり、タバコ吸うんか?吸うんやったら、ついでに買っておけ。」


アリクイから素晴らしい提案が聞こえる。タバコ吸うとは言った覚えがないが、多分アリクイは、自分が万が一喫煙者だった時のことを考えて言ってくれたのだろう。ナイスタイミング。


「ナイス、すいません。あと6番ください。」


そういうと店員は素早い動きで6番のタバコを取ってくれる。

最近、友人に「一番安いし、本体も安いからコスパ最強だぞ!紙と比べるとタールがないから匂いも残らんし、身体にも悪いは悪いけどまだましやから、変えてみてもいいんじゃない?」と勧められて吸い始めた電子タバコ。自分は、電子タバコ特有の匂いが苦手だったが、案外慣れるもので今ではこれしか吸っていない。


「合計で1201円になります。」


そう言われて、現金で2001円を出し、商品とお釣りの800円を渡させる。


「ありがとうございます。」


「ありがとうございましたー。」


お礼をいってコンビニからいつもの音と共に外へ出ると、


ア「お礼言えてえらいなぁ」


チ「お礼言ってていいなぁ。」


鳥「お礼いってるのええなぁ。」


ら「ごり、ちゃんとお礼言えてえらいなぁw」


なんだろう。すごくバカにされてる気がする。

褒めてると受け取ろう、そうしようと思っているとなんだか、素の自分を見られたというか、段々と店員とのやり取り聞かれてたのなんだか恥ずかしくなってきた。


「いや、ミュートにするの忘れてたぁ・・・。」


ア「別に今更ええやんwww」


なにが別に今更だったのかわからないが、聞かれたものはしょうがないと思っておこう。そうしよう。


「いやぁ・・・どんな反応するか、楽しみやねぇ。」


アリクイがそう言うと、


「これはもう一大イベントよwwwファン鯖開いて良かったぁー!www」


羅夢が答える。ただの三十路近い男の食レポを聞くのが、羅夢のファン鯖の一大イベントでいいのか?


しかし、楽しみなのは自分も同じ。なにせ、自分の知らない世界なのだ。

一体どういったものなんだろうと久しくも胸を躍らせながら、家へと帰るのだった。














やっと、買い物編が書けましたね。

次回はついに実食です。食レポとか苦手なので、食関係の小説とか読んで書く勉強とかしてみようかな、なんて。

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