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第0話

これは、本当にあった話とフィクションを織り交ぜて考えた物語です。実際に配信者やリスナーもいます。(本人たちに一応、確認済みです。流石に本名などはフィクションです。)

気になった方はぜひ、調べてみてください。ですが、この作品のことについては一切聞かないでいただきたいと思います。


ireamイレアム)かぁ・・・。」


携帯のアプリランキングを見ながら、ふと呟く。

2024年現在、配信というものは特別なことではない。それどころか配信業というものまで生まれた、この時代において配信などしたことある若者のほうが多いのではないかとすら思う。それに伴って、色々な分野の配信アプリやサイトが生まれ、正直、どの配信アプリやサイトがいいのかまったく掴めないでいた。

その中でこの"iream"

基本的に配信するとなると、ゲームプレイやカメラで映しながらでのものが多いが、このイレアムは、立ち絵と呼ばれるイラストを使って配信することを推奨としている、特殊な部類に入る配信アプリだと思う。

ましてや、ゲームを移すことも、リアクションや実写の顔などを映すこともできないため、会話のみで配信することになる。


「最近、こういった配信とか見ることなかったし、会話のみっていわゆるカワボとかそういう風なのが多いんかな・・・ちょっと入れてみるか。」


飽きたり、面白くなかったらやめればいいしな。と軽い気持ちで入れたこのイレアムが、自分の生活を大きく変えるキッカケになるとは、まだ知る由もなかった。








入れたあとにでてきたのは、親の顔よりみたユーザー登録。

メールアドレスとパスワードを適当に設定して、次に出てくるのがいわゆる初期設定。


「ユーザーネームどうするかな・・・いつもだと普通に下の名前で登録してるけど、たまにはなんか違うのでもいいな。」


とはいっても名前以外だとみんな何にしてるんだろう?

好きなアニメとかゲームのキャラクターとかの名前とか使うのかな?


「そういえば、最近GOD〇ILLAっていう映画があったな・・・あ、GODRILLA(ゴリラ)とかいいかも。」


これって被ってたら使えないとかないよな?

ユーザーネームの入力に素早く入れてみてみると、年齢確認の画面が出てきた。

良かったぁ、そういうのはないみたいだ。

28歳になるように入力すると、


ようこそ!イレアムへ!


無事、完了したみたいだ。

しかし、ホーム画面が開かれた瞬間に、現在配信している枠の多さに驚いた。


「こんなにたくさんいるのか・・・この中から好きな配信者探すとか結構きつくね?」


幸先不安にもなりながら、とりあえず適当に配信しているところに入る。




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