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ボクの恋を、君に捧げる!

作者: 七瀬






“ボクの恋を、君に捧げる!”




ボクが初めて好きになった女の子。

それまでボクは、“恋をした事がなかった。”

ボクは彼女に一目惚れをしたんだ!




ボクが中学一年生の時、小学校を卒業していろんな学校から同じ

中学校に入って来る。

ボクの大好きな君は、ボクと同じクラスになった。

“初めて見た君は、キラキラしていてボクの心臓はドキドキ、

この時ボクの恋が走り始める。”



ボクは無意識のうちに君を見ていて、たまに授業中に君と目が合ったりと、

それだけボクの心はドキドキと嬉しさが共存していることが分かった。

でも? この時の僕は知っていた。

“好きな女の子がいる人生はなんて素晴らしい事かと、、、!”

毎日happyで、毎日落ち込んで、毎日君と会える喜びを噛みしめていること。

もう君と会えない日なんて、ボクには考えられない!

ボクの嫌いな日は、長期の学校の休みや土曜日や日曜日、祝日も嫌いだ!

君に会えなくなるから。

“好きな子がいる事は素晴らしい! でも会えないと悲しい!”





・・・でも? ボクはいつもキミに近づけない!

何を話していいか分からないからだ。

でも? 君は違ったんだよね? ボクに近づいて来てこう言ったからだ。




『“三谷君、もし良ければ? 私と友達になってくれない?”』

『えぇ!?』

『前から、三谷君の事! 気になってたんだ~』

『・・・ボ、ボクの事が、』

『そう! たまに私と目が合うでしょ? 三谷君は直ぐに視線を逸らす

けど、私はそれも気になってるんだよねぇ~!』

『・・・・・・』

『“なんか、三谷君のそういうところ可愛いよね!”』

『えぇ!?』

『うん、かわいい!』

『・・・か、かわいい、』

『うん!』






ボクを少し揶揄って楽しんでいるように見える君にボクはまた恋をする!

もう君がボクに何をしても、ボクは君が好きだ!

こんなに女性だれかを好きになった事はないよ。

君だからボクは好きになったんだ!




・・・あれからボクと君は友達になって、よく二人で話すようになった。

たまに男友達にボク達の事を揶揄われる事があるけど、ボクは平気だ!

“君も平気だよ”って言ってくれた。

二人だけの時間は、ボクにとって至福の時なんだよ!

君を独り占めできるし、ボクだけを君は見てくれる。

誰が考えたんだろうな?“恋”ってこんなに素敵なんだね!

もっと早く恋をしていたら? ボクは君を好きになっていなかったかも

しれないし、今こうして君を好きで居れるのもタイミングなんだろうな。





君がボクの隣に居てもボクは君と、“手も繋げない、弱虫なボク。”

心臓が張り裂けそうで、怖くて君の手を握れない!

怖いんだ! もし? 君に拒否されたら、ボクはこの先、生きていく

自信がないよ。

いつも笑顔の君にボクはいつも救われている。

ずっとボクの傍に居てほしい!








 *







『“ごめんね、お父さんの仕事の都合で引っ越す事になったの!”』

『えぇ!?』

『でも? いつでも会おうと思えば会えるし、大丈夫だよね!』

『・・・ううん。』

『“私達の心は、何処に居てもいつでも繋がってるよ。”』

『うん!』








・・・悲しい知らせを、君の口から直接聞けて良かった。

確かに君の言う通りだ! 会おうと想えばいつだってボクは君に会える!

どんなに離れていてもボクの心と君の心が繋がっていれば寂しくないんだ!








だけど、そう想っていたのはボクだけだったのか、、、?

やっぱり遠くに君が行ってしまった後、半年ぐらいまでは君とやり取り

できたけど? そのうちボクが君に連絡しても君と繋がらなくなってしまう。

“プチッ”と何処かで2人の糸が切れたみたいにね。

そんなの信じたくないけど? “今起きている事が現実なんだ!”

ボクはそれを認めなくてはいけない。



“さようならボクの好きなひと、ボクの青春は君で満開だったよ!”


最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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