信じることはあるのか
誰しも何も見てないし、聞こえない。
誰の声も届かない。
何かを口に出しているつもりでも、それすら怪しい。
考えたことがどれだけ言葉になっているか。
たとえ考えた通りの言葉でも相手がどれだけ想像出来ているかなんてその人が口にしてくれないとわからない。
もう、何を信じていいのか、、、
目に見えるもの全て疑わしいから誰かの言ったことが信じられない。
この人は利己心でなく僕のために言ってくれてる。
それが伝わっても僕はなんでそれを信じられないの?
もう、ほんとは誰の目に触れるのも怖い。
同期にはもう、僕が社交的な皮をかぶった中身のない奴だって露呈してしまっただろう。
いつどんな時でも正しいことは自分がいるということだ。
これだけが僕の人生の唯一の価値があることだ。
もし、僕が以前のように学校に行くことを投げ出し、助けてくれる友達との関係すら絶ってしまっても
そして今度はついに気が触れてしまい、死んでしまっても
これだけはほんとであってほしい。