表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

月夜譚 【No.1~No.100】

未来 【月夜譚No.66】

作者: 夏月七葉

 契約の鎖がどうしても枷になる。苦しい状況で決まって魔法に制限がかかり、面倒なことが余計に面倒になる。

 こうなることは契約時に解っていたが、こうも狙ったように魔法の制限と必要な状況が重なると、最早契約というより呪いに近い気がする。契約を交わす前に占い師にでも視てもらうべきだっただろうか。

 だが、占い師にこの未来を視てもらったところで、自分は契約を交わさないという選択はしなかっただろう。自分にとってこの契約は必要なものであり、先の命運を左右する大きなものだ。

 魔法に代わるものとして、剣術も習い始めた。慣れない刃に悪戦苦闘しているが、少しずつ身体が動きを覚えてきた。もう暫くしたら、実戦でも使えるようになるだろう。

 自分で決めた道だ。後悔はしていない。

 今の苦しみはきっと、未来に立ち向かう力になるだろう。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ