表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/10

不思議な夢

告白してから5日が経った。

表示した連絡先には、「横峯沙織」

とある。

俺は彼女のことが好きなのに、

なかなか電話することができない。

通算5回目の深呼吸をして、

ようやく俺は電話をかけた。

「…もしもし?」

「あ、沙織?突然ごめんね、和樹です。

特に用はないんだけど、話したくなっちゃって。」

「奇遇ね!私も今、かずくんに電話しようとしてたんだ!」

うぉ!マジか!何か幸先の良い感じだ。

世界が止まっているような、長い時間、俺達は

喋った。他愛もないこと、深いこと。

とにかく、沙織のことを知ろうと俺は必死だった。

でも、何故か彼女には俺のことを知られている、そんな気がした。

そして、俺達は電話を終える。

「じゃあね、!好きだよ。おやすみ!」

「私も大好き!おやすみなさい!」

とにかく、沙織に会いたい。

会ってその美しさを見たい。

そう願いながら、俺は夢を見た。


夢で俺と沙織は、昔からの幼馴染みのようだった。

小さい頃、幼稚園生の年少さんの時のようだ。

俺達は砂場で遊んでいる。

「待ってよ、沙織ちゃーん!」

「かずくん、早く来なさいよー!」

「痛っ!」

俺は石につまずいて転んでしまう。

すると沙織が駆け寄ってきて

「大丈夫??沙織が看病してあげる!」

と、泥だらけになった俺を助けてくれた。

そして俺は言う。

「ありがとう、沙織ちゃん!

いつか僕のお嫁さんになってよ!」

「うん!いいよ!かずくんのこと好きだから。」

ここまで来て、俺は飛び起きた。

胸の鼓動が、凄く高まっていた。

はぁ…はぁ…

なんだかとてもリアルだった。

寝ようと思ってもなかなか寝付けなかった。

なんだろう、、この引っ掛かりは。。。

俺は不思議に思いながら、眠りに落ちていった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ