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序章
この度、色々時間がとれなかったため、前の小説、「いつかまた何処かで」を削除することに決めました。
見てくださった皆様、大変申し訳ありませんでした。
その代わりと言ってはなんですが、新作の
「桜の花が落ちるまでに」を投稿しました!
この前の経験を踏まえ、残酷な描写をしないように気を付けました。
まだまだ、未熟ですが、あたたかい目で見ていただければ、光栄です。
時間が止まったような想いがある。
それはほんの一瞬で、まるで夢をみているようだ。
だからその想いも、いつかは消える。
そして冷たい現実に突き落とされる。
薄情だな、と俺は思う。
いつまでも目覚めなければいいと思う。
また夢は、自分だけでしか見ることができない。
それがかなり辛いんだ。
そして時に夢は、唐突に覚めたりする。
覚めないでくれ、と願いながら。
もういい加減にしてくれ、と思いながら。
そして、もし夢さえ 見ていなければ、
と思いながら。