俺の彼女「おっぱい」が寝盗られた
※下ネタあり
※不快な表現あり
※エロ注意
高校2年生の俺「滝沢昂」には、交際歴1年のおっぱいちゃん「巨谷パイオンティーヌ(略してパティ)」がいて、俺はすっかり彼女の持つ「たわわ」で「ぷるんぷるん」なIカップおっぱいに夢中熱中恋してる!
いってきます、と出掛ける挨拶をしながら彼女の胸を揉んで、1日の英気を養う。
ただいま、と帰宅の挨拶をしながら彼女の胸を揉みしだき、学校やバイトの疲れを癒す。
就寝時にはパティちゃんを一緒の布団に招き入れ、彼女の柔らかくて豊かなおっぱいを枕にして眠りに落ちる。
そんな贅沢なおっぱい同居生活を日々過ごしている俺は、世界一の幸せ者だと、自分でも思うのだった。
♢ ♢ ♢
「じゃ、じゃあな……滝沢」
「ああ、また明日学校で」
日曜日のお昼過ぎ。
俺の家に遊びに来ていた友人の「須藤竜也」を玄関で見送ったのだけど……。
ん? あいつのリュック、あんなに膨らむほど何が入っているんだ?
というかそもそも、遊びに来たときにあれほど膨らんでいたっけか?
……まぁ、いいや。きっと俺の勘違いか何かだろうさ。それよりも、自室に置いてあるパティちゃんを触りに行こう。今日は俺が少し寝坊したこともあって、まだ彼女のおっぱいを触っていないのだから。
「……ない。ない、ない、ない! ないないないないないないない! どこにもない!! 『おっぱいマウスパッド史上最大のカップ数と柔らかさ! Iカップのパイオンティーヌちゃん! 下着バージョン♡』の箱に仕舞っておいた、俺の彼女のパティちゃんがいないッ!」
そこまで自分で言ってから、ふと気付く。
帰り際に言い淀んでいた竜也。
不自然に膨らんでいたアイツのリュック。
……なるほどな。
真実はいつも1つ!
みたいな決め台詞を放つ探偵さんの推理力がなくても、犯人は1人しかいやしない。
パティちゃんが消えた自室で、犯行に及んだ竜也に言いたいことは1つ。
「バカだな、お前」
♢ ♢ ♢
『ん♡ 気持ちいい♡』
『昂よりも良いのか?』
『そ、そんなこと……言えないわ』
『じゃあもう触ってやらねぇ』
『いっ、いやッ! ねぇ、お願い。意地悪……しないで♡』
『なら、言うことがあるだろう?』
『昂君より上手な竜也さんのテクニックで、私のおっぱいを、たくさんたくさん可愛いがってほしいです♡』
『良く出来ました』
『あんっ♡ 竜也さんだ~い好き♡』
月曜日の朝。
昨日アイツにパティちゃんを盗まれたからか、おっぱいマウスパッドのパティちゃんが擬人化して、竜也に寝取られる夢を見てしまった。
盗られて、寝取られる。
新ジャンル「寝盗られ」爆誕!
「アホらし……」
起床直後の寝ぼけている頭で、下らないことを考えてしまった。
さっさと学校行くか……。
今後の竜也との友人関係をどうするか考えながら、俺は登校準備を進めた。
♢ ♢ ♢
「本人の希望で秘密にしていたが、加藤竜也は昨日で転校した」
朝のホームルームで、担任が開口一番そう言ったのを耳にした俺は「今朝の夢はもしかしたら、ある意味では正夢だよな……パティちゃんのおっぱいを寝盗られちまったんだからwww」と心の中で思った。
しかし……なるほどな。
最初から転校することが決まっていたからこそ、アイツはパティちゃんを盗むという大胆な犯行に及んだのか……。
ま、いいけどね!
あのパティちゃんは経年劣化でおっぱいが少し潰れていたし、1週間ぐらい前に炭酸ジュースを溢してベトベトが僅かに残っていたからさ。
むしろ丁度良かった。
そろそろセカンドパティちゃんを買おうと思っていて、竜也が盗んだファーストパティちゃんの処分方法に悩んでいたぐらいだし。
だっておっぱいマウスパッドを捨てるって、買うよりも色んな意味でリスキーだからさ。
可燃か不燃か。どちらで処分するにしてもそのままビニール袋に入れてしまえば、家族やご近所さんにバレてしまうし、かといって何かで覆い隠して捨てようとしても、パティちゃんはなかなかの大きさであるため不自然さが残ってしまい、怪しまれる可能性もやや高め。
盗んだ竜也は哀れだよな。
俺が1年間も使った中古おっぱいでしか楽しめず、新品を買うにしても、俺から盗んだファーストパティちゃんの処分方法に悩まされるのだから。
まぁ、自業自得だけどさ。
♢ ♢ ♢
急いで学校から帰宅した俺は、パソコンで通販サイトを開き、すぐにお目当ての商品をカートに入れて「購入」ボタンをクリックした。
明後日には届くらしい。
ああ、楽しみだなぁ!
水着バージョンのセカンドパティちゃん♡
そして当日。
たわわでぷるんぷるんな、おっぱいの張りを取り戻した『おっぱいマウスパッド史上最大のカップ数と柔らかさ! Iカップのパイオンティーヌちゃん! 水着バージョン♡』の新品セカンドパティちゃんが届き、再び彼女とのおっぱい同居生活を始めた俺。
もうファースト下着パティちゃんや竜也のことなど頭の片隅にもなく、ただただ彼女の柔らかな膨らみを楽しんで癒され、そしてこんな夢も見た。
『友人に彼女を寝盗られてしまった可哀想な昂君には、私がいっぱいサービスしてあげるね♡』
『ど、どんな?』
『まずは幼馴染みツンデレプレイ♡』
『勘違いしないでよね! べ、別に、巨乳好きのアンタのために、毎日牛乳を飲んだりして育乳したわけじゃないんだから!』
『で、でもね……。アンタが私と付き合うのなら、私のこのIカップおっぱい……好きにしてもいいわよ♡ 私胸が敏感だから……優しくしてね♡』
『次はヤンデレプレイ♡』
『昂君。どうして他の女の胸に視線を奪われているんですか? 私というIカップおっぱいの彼女がいるにも関わらず……』
『……分かりました。私のおっぱい成分が足りなかったのですね? なら、もっともっと昂君に私のおっぱいを与えてメロメロにします♡』
『そのためには昂君を部屋に閉じ込めて、24時間ずっとおっぱいで責めてあげますね♡ 全身くまなく私のおっぱいで触ってあげて、この柔らかな感触を絶対に忘れられないようにしてあげます♡ 嬉しいでしょう? の・ぼ・る・君♡』
『最後は新婚ごっこ♡』
『お帰りなさい、あ・な・た♡ 私のIカップおっぱいどうしたい? 揉む? つっつく? そ・れ・と・も――パフパフかしら♡』
いつでも鮮明に思い出せるほど、全ての夢が最高すぎてヤバかった。
擬人化した水着パティちゃん、マジ天使♡
俺は君の豊かなおっぱいに恋してる♡
※おっぱいマウスパッド
現実に存在するマウスパッドの一種。
基本的には女性の上半身(つまりは、おっぱい)を模したマウスパッド。
おっぱいの部分にシリコンジェルを封入して、リアルの感触に近付けている。
オタク向けの雑誌景品(抽選)としてあったり、アニメ専門店にグッズとして販売されていたりする。
……マイナー商品?
気になる方はググりましょう。