ブランドンの目的
残酷な場面、描写があります。
苦手な方は読まないで下さい。
トカゲによると、今プロンシアーナはたるみきっている。
仇敵フランセーアと仲良くし、交易している。
平民が楽しく暮らしている?
なぜだ。平民とは家畜た。働き、ひたすら働き、苦しんで死ぬ。それが魔族の糧となるのだ。
しかも、パラダイスという街で変態が幸せに暮らしているだと?
プロンシアーナを正しい王国に戻さねばならない。
王家の血を持たぬセインが未だ王位にいる。
セインと第二王子が共に謀反を起こした時。
いずれ2人が殺し合うはずだった。王位を巡って。
玉座は一つ。正妃の王子セイン。第二子王子ガイル。きっと対立し、王宮の重臣、文官、武官、貴族が派閥を作り、争い、血が流れる。
それを楽しみに待った。
争いは全く起こらなかった。何故だ。
あと、正統な王のための秘宝がセインを殺すはずだったのに、セインが死なない。
「炎の祝福を受けた者以外が頭に載せると即死する王冠」
「炎の祝福を受けた者以外が身にまとうと心臓が止まる王のマント」
「炎の祝福を受けた者以外が鞘から抜くとその者の首を跳ねる王の宝剣」
「炎の祝福を受けた者以外が座ると即死する玉座」
他にもたくさんの呪いのアイテムが王城にはある。
即位すれば偽の王はすぐさま死ぬはずなのに。
トカゲが「国立王宮博物館」とやらが建設され、それらが展示品になっていると報告してきた。セインめ!
今回、トカゲの持ってきた話とは、精霊の祝福を受けた女、以前の赤子だった者がアリステアにいるというものだ。
ローラン子爵領というちっぽけな田舎だという。
何故か精霊の守りがローラン領地を覆っているらしい。入れない。
トカゲはとにかく、俺をアリステアに行けるよう、幽閉場所から出してくれた。
一旦、あの洞窟に行き、地底の魔族に頼み、俺のいる土地に地震を起こさせたのだ。さすが魔族。
深夜、建物が崩れて俺は貴族牢から出れた。
王たる俺は、近くの民家で服、金を調達した。うるさい家畜は二度と目を覚まさぬようにした。
トカゲの案内で行く先々で金を調達し、プロンシアーナを出た。
プロンシアーナの男爵として身分証明書を作った。
馬車に乗りアリステアのローラン領近くの街で待つ。
野盗や強盗をする奴らをトカゲが教えてくれた。そいつらを雇う契約をした。前金を払い、襲撃対象が来るのを待った。
しばらくしてトカゲが告げた。
精霊の光を放つ女が近くに来た、と。
雇ったゴロツキ達と街道に出て、目当ての女を迎えに走った。
こちらの街に向かって来ていたのに、何故か戻って行ったという。慌てて急ぐ。夕暮れになった。
ローラン領に向かう街道を走り、男の護衛3名、女の護衛2人が付いている馬車を襲わせた。
トカゲの指示で護衛より馬車を狙い火矢を放つ。
馬車からおっさんと女が出てきた。
女の護衛2人が、狙う女を守る。
護衛は5名。
こちらは30名のゴロツキ剣士と10名の射手だ。簡単だと思った。
しかし、女護衛はなかなかの腕利きだった。次々とゴロツキを倒していく。
女は生きてさえすれば良い。女を狙い、矢を放つ。オッサンが女をかばい、背に矢を受けた。
射手が活躍してくれた。ゴロツキに当たろうとかまわないと、矢を撃たせた。
女が叫んでいる。
女まで剣をとり、戦闘に参加し始めた。
なんとか数が物を言い、女を捉えた。
相手の馬を傷つけ、追ってこられないようにして女をさらった。
一旦隠れ家にひきあげた。ひと休みする。
雇った奴らは15人に減っていた。ほとんどか射手だ。
褒美に金貨をたっぷり与えた。前金もはずんでいるので、奴らは喜んでいた。
女は少しばかり血を流してぐったりしている。
しかし、俺の子供を産ませれば良いだけだから、死ななければいいだけだ。
ゴロツキと射手は女護衛2人を縛り上げて持ち帰った。
早速遊んでいるようだ。服を剥ぎ取って歓声をあげている。
順番を決めるのに争っていたが、しはらくして楽しそうな声が聞こえてきた。
女二人で15名の相手はつかれるだろうな。
俺の女は俺一人の相手で幸運だ。
俺は意識のない女を味見することにした。
服は全ては脱がせず、たくし上げたり必要な部分だけ出させた。すぐに引き上げるからな。
よく見ると美しい。肌も柔らかく最高だった。
胸の大きさは足りないが、若いし、初物だった。
俺は女の中に種を放った。
満足した俺は女を担ぎ上げて隠れ家を出た。
隠れ家についてから、1時間も経っていない。が、早ければ追手が来るかもしれない。
雇った奴らは女二人との遊びに夢中で俺達に気づかない。女を馬の鞍にくくりくけた。
俺は夜の街道を駆け抜けた。
お読みいただきありがとうございます。




