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借金令嬢の娘は隣国で公爵令嬢となり精霊姫と呼ばれて母の友人と出会い幸せになります!  作者: つーかたかさん


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プロンシアーナの王太子が接触してきました

よろしくお願いします。


フランセーア王国の退位式、新王即位式にはアリステア王国の新王夫妻が招待された。

フランセーアの式典も無事に終わった。


大国フランセーアの新王の即位とあり、大陸7国全ての王族が招待された。

アリステアの新王と新王妃マデリーンは外交の場である式典、パーティーをキチンと務めようとにこやかに友好を結ぶべく歓談していた。


大陸の東側、プロンシアーナ王国の王太子は年若く、10代半ばだった。

他に、小国の

ラメル王国

タイラール王国

ライドン王国

ホーン王国

カールコード王国がある。

大陸は西がフランセーア、東がプロンシアーナ、二国の南にアリステアが位置している。

アリステアとプロンシアーナの国境の東南にカールコードとラメル王国がある。

フランセーアとプロンシアーナに挟まれて、大陸の中央の北側にタイラール、ホーン、ライドン王国がある。


5つの小国も王たちが式典に参加していた。

フランセーアは武力で他国と戦争をしないと明言している。

大陸の戦争やイザコザはプロンシアーナがおこしてきた。今は落ち着いているが、プロンシアーナの前王の時代、プロンシアーナと国境を接していた2国がプロンシアーナに滅ばされている。


アリステアも5つの小国も、過去にプロンシアーナからの攻撃を受けた事があった。


フランセーアの王宮で行われたパーティーで、各国王族が挨拶し、談笑しながらお互いに様子見の会話を重ねていた。


プロンシアーナの少年王太子はニコニコとそれぞれ王族に話しかけていた。

表面上和やかにパーティーは終わりに近づいていた。


プロンシアーナの王太子、エルンストがマデリーンに話しかけた。始めは当たり障りのない挨拶と会話だったが、エルンストの言葉がマデリーンを驚かせることになった。

「アリステア王妃様にご伝言を言付かっております。

精霊姫のご生母様の想い出を忘れません。テレサの事は残念だった、との事です。

僕にも何の事かわからないのですが。」

「サーラ妃殿下とプロンシアーナ王がお会いしたことはないと思いますが。」マデリーンは訝しげに答えた。

「精霊姫フェリシティー姫を産んだ方に、ご伝言とのことで。僕にはわからないのです。マデリーン妃殿下はご存知と伺っております。

精霊姫のご生母のとの想い出を大切にし、忘れないとアメジストを好む方からの伝言です。」

マデリーンの王妃の笑みが消えた。

これにエルンストは驚いたようだった。

マデリーンがすぐに王妃の仮面をつけた。

「もうお忘れです。私も忘れました、とお伝え下さい。あと、もうご伝言はいりません、と。」

「なるほど。なんの事かわかりかねますが、蒸し返したくないお気持ち、受け取りました。

もう忘れました、マデリーン妃もお忘れだそうです、接触してくれるな、とお伝えしましょう。」エルンスト。

マデリーンがエルンストに冷たい目を向けた。悔しい。

「精霊姫様はマデリーン王妃様の姪に当たるのですね。フランセーアに行かれると寂しいですね。

精霊に愛される姫君、一目お会いしたいものです。」

エルンストがマデリーンの顔を不躾なほど見ていた。

マデリーンもエルンストを見返す。


「エルンスト様は多くの御兄弟がおありとか。

お母様が5人、御兄弟が6人とか。大家族で羨ましゅうございます。

アリステアでもフランセーアでも、妻は一人ですから王子王女が少なく、大切にしておりますの。」


「そうです。よくご存知ですね。兄弟が多いと楽しいですよ。どうです?ぼくの妹をアリステアにいかがでしょう?王太子ルネ殿下と年齢も釣り合いますよ。」

「ご冗談を。先程の伝言、私は忘れません、に変えてもらいましょう。」マデリーンがエルンストを睨んだ。

「これは失礼を。プロンシアーナはアリステア王国を友好国にと望んでおります。」

「それも伝言ですか?」

「ええ。そして、僕も心からそう望んでおります。

アリステアやフランセーア、他の国とも真の友になるべく努める所存です。争いは無益ですから。」


そこにアリステア王、ルドガーが来て、妻の横に立った。

「エルンスト殿下、妻と懇意になるのは遠慮していただきたい。私は愛妻家で嫉妬深いのですよ。」

「これはルドガー新王陛下。奥方があまりにお美しいので、長話をしてしまいました。

アリステアとフランセーアは精霊姫のご縁で揺るぎない結び付きとなるのですね。プロンシアーナもそのご縁にあやかりたいものです。

そうそう。父王からルドガー陛下にお伝えする様言い使っております。

プロンシアーナはアリステア王国、フランセーア王国と、よりいっそうの友好を築きたいと望んでおります。

軍に経費をかけるのはお互い無駄であるから、減らしたいとの事です。プロンシアーナはフランセーアを後ろ盾としたアリステアに手を出すつもりは毛頭ございません。

近いうちに軍備関係の相互条約を結びたい、と仰せでした。使者を出す事お許しいただけたらありがたいのですが。」

「もちろんです。前向きに検討いたしたい。」

ルドガーは拍子抜けした形だ。


軍費はアリステアの国費を圧迫していた。


「良いご返事を頂けたと伝えます。嬉しいですね。

父王は前王と違い、平和を望んでおります。

それは、アリステアのある人との約束だそうです。

アリステア王陛下、プロンシアーナに二心はございません。過去の確執は変えることが出来ない事実です。

しかし、これからは同じ大陸に住まう仲間としていただきたいのです。」

「ありがたいお言葉です。これからの友好を期待します。」

「はい。必ずや御期待にお応えいたしましょう。」エルンストはニッコリ笑った。


マデリーンは理解出来なかった。

プロンシアーナ王の真意を計りかねていた。


エリンの行方不明の出来事を始めます。

書き溜めができたので、投稿始めます。よろしくお願いします。

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