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短編詩集

失恋バレンタイン

作者: 楠木 翡翠

わたしはこの日の成功させるために準備してきた


ギリギリまで納得できず

何度も失敗した手作りの本命チョコ

この時までずっと続けてきた

告白のイメージトレーニング……

すべてはあなたをわたしの彼氏(もの)にするため--


緊張して声を震わせながら告白した

納得の仕上がりのチョコと

ベストのシチュエーションで


何も言わないあなたと「神様、お願い!」と願うわたし


あなたが「ごめん。受け取れない」と言われた瞬間

わたしは両目から溢れ落ちる涙が頬を伝い

止まらなかった


その願いは届かず失敗に終わった


はじめて見かけた時は一目惚れだった

あなたのことが徐々に気になり

さりげなく視線を追いかけようとする

遠くから眺めているだけでも幸せだった

勇気を振り絞って話しかけた時の胸の高鳴りは今でも忘れられない


ずっとあなたを思い続けてきたけど

片想いで終わったね

わたしは一度その人を思い始めると重くなる人間なのだから

最後までご覧いただきありがとうございました。


2021/02/14 本投稿

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