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第8話 現状把握と吸血鬼

どうも椎名ひよりです!

昨日は急にアクセス数がいつもの2倍ほどになっていてすごく嬉しかったです!

ありがとございます!

これからもこの小説をよろしくお願いします!


【補足説明】


前回。今回のキャラのスキルの説明ですが、わざと

説明を抽象的に書いています。


アリスの魔法の欄に身体強化魔法とありますがカルトの使っていたものとは違います。

アリスのは無属性魔法。

カルトとは擬似身体強化魔法です。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


名前 アリス


【種族】 真祖吸血姫


魔力 A-

敏捷 A-

筋力 B+

耐久力 C


【スキル】

《吸血》血を直接吸うと体力と魔力を回復する

《血液操作》 自分の血を意のままに操れる

《超反射》最大限の反射神経。思考と運動までの間にほとんどロスがなくなる




【魔法】

身体強化魔法 Lv3

闇属性魔法 Lv2

火属性魔法 Lv1

氷属性魔法Lv1


【称号】


《闇の支配者》

闇属性補正 中

暗い中でも昼間と同じくらい見える


《夜の女王》

夜になるとステータスが1段階上がるが、明るい所にでると1段階下がる。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


起きてすぐ気だるい体を起こして目の前にいるアリスと名乗った少女のステータスを見てみる。


おかしい。色々おかしい。ステータスが俺より高いのかな?


それに魔法のレパートリーが多すぎる上に称号の夜の女王とか夜じゃほぼ最強じゃんか。


「そういえばアリス。俺どのくらい寝てた?」


「え〜っと。寝てたのはちょうど3日間くらいですね。」


3日間も寝ていた?それは中々危ない気がする。なんでかって?それは異世界の勇者な上に神器を持ち出した犯人だからだよ!


「よく考えるとなんで俺。3日間も寝てたんだ?」


「それはですね私を召喚される際に魔力を全て使って召喚なさってくださったからではないでしょうか?」


え?そんなのあるの?魔力を流すだけだと思ってたんだけど。記憶を辿っても魔力を普通に流しているようにしか見えないし、まさかと思って魔王の書を読んでみるとなにも書いてない。と思ってページの右端を見てみると薄く


『最初魔物をする時はちゃんと魔力を抑えて召喚したほうが良いよ〜』


う〜わ。性格悪!絶対に楽しんでるよ!しかも魔王の称号を与えてるのはロキだからこれを書いたのもロキになる訳だ。今度もし会ったら絶対に問い詰めてやると決心した。


とりあえずロングコートは白くて目立つからロキが用意しておいてくれた黒い死神のようなローブを着終わり水晶など置いたあったものや着ていた物を【異空間倉庫】に入れ終わると、複数人の足音が聞こえてきた。


「だれだ?この洞窟に入ってくるやつなんて」


「ご主人様。今、外は雨が降っているので冒険者が雨宿りに来たのかと」


アリスはそう言っているがこの容姿は目立ちすぎるし今はほぼ絶滅している吸血鬼が見つかったら不死の人体実験などにされてしまうだろう。


「よし!アリス。冒険者みんな殺そうか。」


「了解しました。私が全員殺してしまっても構いませんか?」


どうしよう。1人では絶対ないからな〜、、あっ!そうだ。魔物を召喚できるCPやダンジョンを改築できるDPは負の感情を喰らうんだろう?ならやってみたいことができた。


アリスが足音から察するに5人だといっていた。アリスが3人。俺が2人の分担だ。


「へっへっへっ!さっき馬車を襲えてよかったなぁ!さっきの襲撃でもう2ヶ月は遊んで暮らせるぜ!」


「これで、、俺の借金はなくなる!街に帰ったら

ギャンブルで倍以上にしてやるぜ!!」


などとそれぞれふざけたことを言っているのでこちらには全く気づいてない。まぁそれもそうか。


俺とアリスは闇属性の基本魔法である『隠蔽』で姿を消しているのだから。少ししたあとアリスの準備が出来たようなので敵のところに突っ込む!


「うわぁ!手がぁぁ!俺の腕がぁぁ!!」


「あっ足ぃぃ。俺の足ぃぃ。」


先にアリスに敵を動けなくさせて実験を始めようと思っていたが残りの2人は恐怖で股間を濡らしているし腰が引けてしまって動けないようだ。


良い。美味い。この恐怖の感情が今まで食べたどんなものよりも美味しい。


もっと!もっと!恐怖を与えさせなければ!


「そい!」


とりあえず3太刀ほどで手足を切り落とし、感情を味わう。どうやら雷の熱で血管は焼けているのであまり出血量は多くないがあとから苦痛がやって来て悶絶している。


「あぁ!なんだ!なんなんだよぉ!」


ああ。そうかまだ隠蔽したままだったなそう思い俺とアリスは魔法を解く。


「お前ら!一体なんなんだよ!俺たちがお前らになんかしたのかよぉ!」


すごく焦った声を出しているが大きな声を出しすぎたのか身を丸くしている。だがそんなことはどうでいい俺には俺のやることがあるのだ。


「いや。なんもしてないけど?でもちょっと実験に手伝ってもらうね《感情増幅》」


「ああああああああ!」


魔法を受けた盗賊の5人は足を震わせ、口をガクガクさせ、股間をまた濡らしてしまっている。


今の闇属性魔法は敵の感情を増幅させる。ということは対象を恐怖させ、その魔法を使ったらどうなるか


「ははははは!いい!さっきよりも全く違う量の恐怖が流れ込んでくる!!」


どんどん力が漲ってくる。


「ふぅ。少し落ち着こうアリスが冷た目で見てるし」


アリスの方をみてみると何やってんだ。と言わんばかりにこっちを見ている。


そうして5人の盗賊は朝になるまでずっと恐怖し続け、精神が乱れすぎて死んでしまったことは説明するまでもなかった。






最後まで読んでくださりありがとございます!!

感想。アドバイスなどもしていただけると嬉しいです!!

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