第6話 王国からの脱出
どうも椎名ひよりです!
報告なのですが明日は少しいつもより投稿が遅くなるかもしれません。
目を開けると見知らぬ天井。そうか今は異世界に来たんだっけ。まさか、ロキとの会話も魔王になったのも夢なのかもしれない。
「鏡〜鏡〜っと。」
明かりをつけ鏡の前に立つと、、やはり夢ではなかった。髪の色も変わっているし目の色も変わっている。あと体の中から力が漲ってくる。今なら普通に頭を殴るだけで吹きとばせそうだな。
「まずはこの国からでないと明日の朝になれば髪も変わってるし目も変わってしまうから見つかると拷問されてしまうかもしれないな」
まずはこの国をでなければ、、幸いアスタロトの記憶を追体験したことにより魔力の使い方。魔法の使い方。アスタロトが使っていた身のこなしかたを覚えているため早く逃げられそうだな
「あとロキが言っていた王国から渡された装備に気をつけろだっけか」
ロキの言っていたことを思い出しロキに貰った【解析】をつかってまずは刀に使ってみると
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武甕雷 『神器』
昔東の神が作ったとされる伝説の刀。
『能力』
神速 抜刀から一定時間内(使う者のLv次第で)なら音速を超えるスピードで刀を振れる。
『雷神の加護』
雷属性への補正 大
『魔法』
監視魔法Lv8
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え?なにこれ?めっちゃ強くない?神器?それ1番やばいやつやん。おっと驚きすぎて下手な関西弁がでてしまった。
それとロキが言っていたのは最後の魔法の欄に書いてあるものだろう。ロングコートの方にも同じ監視の魔法か。監視。ねぇこの世界にはGPSとかないだろうからこんな感じの魔法があるのではと思っていましたよ。
やっぱり改めて考えてみるとよそ者に最初から武器や防具なんておかしいと思っていたよ。
恐らく計画としては常に身につけさせられるだろうから外にいても場所がバレたりなにをやっているかもばれるっと言った所だろう
「さて、どうしたもんかなぁ」
っあ!そうだ!【魔法複合】を使って魔方陣に自分の魔法を介入させれば魔法は発動しない。ということでやってみよう!
「んーーっと。どうしたもんかなぁ。とりあえずスキルだから発動させれば良いのか。【魔法複合】」
そのように言うと魔方陣が刀をから浮かび上がり紫色の綺麗な魔方陣が形成されていた。という事は闇属性魔法だろうか。
ではこちらも不出来な闇属性をわざと複合させると魔方陣がパリンっと軽快な音を立て消え去ってしまう。これと同じようなことをロングコートの方にもすると同じ現象が起きた。
「さぁて!さっさと脱出するかぁ!」
王国に貰ったロングコートを羽織り、刀を左手に持って、脱出を決意する始祖吸血鬼。
「さっさとこの国を脱出して世界を正確にしようか」
闇の魔王はその言葉を境に闇の中に消えていったのだった。
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