表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/14

第4話 追体験する記憶

昨日ここから本編といったな!あれは嘘です!

次からちゃんと話がはじまります!(たぶん)

帝国のある東側に小さな貴族の屋敷があった。僕は両親と妹とそこで幸せに暮らしていた。


そう。あの事件が起こる前までは、、、


3日ほど前に魔物の大軍が帝国の近くにいるとの事で貴族達はその土地を収めるものとして、後方で指示を出したりしていた。


本当ならばそのまま街を死守しているだけでも勝てたのだ。


だが東側の大部分を支配している。公爵のレイウース卿が勝ちを急いだのか兵を街の死守から外し攻め込ませてしまった。


その結果、は勝ちといえば勝ちだが兵の多くを死なせてしまい責任を取ることになるはずだったのだがなぜかその責任をうちに押し付けきたのだ!


そして、今まで暮らしていた家はなくなり奴隷になってしまった。


「ねぇ...お兄ちゃん…私達このまましんじゃうのかな?」


「大丈夫。大丈夫だからぜったいにチールだけは僕が守るから。」


その会話をした三日後、妹は死んでしまった。


死因は窒息死だ。奴隷となり買い取られた貴族が首を絞め、その反応を楽しむという特殊な性癖の持ち主のせいで妹は死んでしまったのだ。


絶対に死なせないって約束したのに。なぜ僕は妹をチールは助けられなかったのか、、そうだ。


力だ力があればもう大切な物を失わなくてすむ。


力が欲しい。全てを救える。大切な人を、大切な物を失わなくて済むくらい強い力が、、そして力を手に入れたら真っ先に僕達を奴隷にした公爵とチールを殺した貴族を殺してやる。


力がほしい。力がほしい。力がほしい。力がほしい。力がほしい。力がほしい。力がほしい。力がほしい。

力がほしい。力がほしい。力がほしい。力がほしい。

力がほしい。力がほしい。力がほしい。力がほしい。

力がほしい。力がほしい。力がほしい。力がほしい。

力がほしい。力がほしい。力がほしい。力がほしい。


そう叶うはずのない復讐心を燃やしていると誰もいないはずの所から女のような声がした。


「いいね。君にきめた。君。闇の魔王にならないかい?」


「...闇の...魔王...?」


「そう!闇の魔王。全てを呑み込み支配できる。君の守りたいもの失いたくないものを守れる力。」


「なる!絶対に僕.....いや、俺があの貴族をあの公爵をチールの仇をとってみせる!」


「いいね!その意気だよ。じゃあ特別になんでも君の聞きたい事、知りたい事を教えてあげよう。」


「.........この世界のこと、この世界の真実について。」


女のような声をした人がなんでも教えてくれると言うので少し悩んだが、、やはりこの世界のことこの世界の真実について知っておかなければないと思った。


この世界はに【勇者】や【賢者】【剣聖】などがいる。


しかも勇者に至っては10年に1回くらいのペースでほかの世界から転移して連れてきているらしい。


その事をまだ16年しか生きていないが父や母が勇者が転移してきた!と報告を受けているのを聞いて疑問に思っていたのだ。


「いいよ。答えてあげる。その前にボクの名前はロキ。よろしく。」


そしてロキの話は始まった。聞くとこの世界には

2人の神がいてその1人がロキだった。ロキは魔王や魔物などを生み出す存在。


そしてもう1人の神フレイアは魔王などの対抗の為に勇者や剣聖などの称号を与えているという。


だがこの頃フレイアが勇者を頻繁に召喚したり一般人に賢者や勇者の称号を与えてしまい、魔王の数よりも勇者などの方の数が多すぎになり世界のバランスが可笑しくなって来たそうだ。


「そのバランスを戻す方法はあるのか?」


「あるよ。答えは簡単!フレイアを殺せば良いんだよ!」


「神をそんな簡単に殺せるのか?」


「簡単には殺せないよ。だって神だからね。でもね勇者は魔王への特攻を持っている。だけどね魔王は何への特攻を持っていると思う?」


なんだろうか、、よく分からない。


「分からない。教えてくれ。」


「答えはね。魔王は神。神への特攻を持っているんだよ」


それならいける。いけるかもしれない。


「だがどうやってフレイアの所まで行くんだ?」


「んーー…そうだ!世界を征服すると確か神が現界するだった気がする!はい!この辺で質問はお終い!」


最後らへんは無理やりはぐらかされた気がするが聞きたいことはだいたい聞けたので良いだろう。


「はい。あとこれ。」


ロキが変な古びた本を渡してきた。


「なんだ?これは」


「これはね。魔王の書だよ。魔王の書を使って魔物やダンジョンの設定ができるよ」


ダンジョンは魔物を生み出す時に効率よくするためのものだそう。人の感情を喰らうことで魔物を召喚できたりダンジョンを作ることができるそうだ。


「それでは君の名前を変えようかそれでは君。ヘイフール・レイスを第19代魔王。アスタロトとする!」


「それじゃあまたね!君には期待しているよ!頑張ってね!」


ロキが元気よく言うと声はもう聞こえなくなっていてそこには『魔王の書』が置いてあった。


魔王になってからは早かった。チールを殺した貴族を殺し、責任を押し付けてきた公爵もすぐに殺してやった。そしてその後はこの狂った世界を救済するためやるべきことをやっていた。


信じられる仲間を作り国を2つほど滅ぼしたがフレイアが現界することはなかった。そして自分のダンジョンに帝国。王国。教国が攻め込んできた。


仲間に助けを求めたが助けてはくれなかった。

魔王城の最上層で死を悟った。もう近くまで勇者のパーティー達が来てしまっている。どうするべきか、、と考えた後自分の意思を継いでもらおう!と思い準備をする。


今から使う魔法は極秘の極大魔法なので自分が生きている間に発動できるかは分からない博打だったがギリギリ発動できそうだ。


そして発動する。


ーーー自分の願いを次の魔王に託すためにーーー


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

最後の言葉を聞いた言葉を最後に目を覚ました。

あれはなんだったのだろうか。魔王の記憶?そんなものは知らない。なぜ夢を見たのかも分からない。そして目を開けるとそこには、、、


白い空間が広がっていた。その空間の真ん中には腰まで届く長い艶やかな黒髪をし、透き通った黒い色の目をした日本人のような14歳ほどの美少女が立っていた。そしてにっこり笑うと口を開き何を言うのかと思ったが聞いたことはないのに聞き覚えのある声で


「やぁ。ボクはロキ。佐藤 翔くん。君には19代目魔王を継いでもらい20代目魔王になってほしい。」


なんと突然魔王になれと告げられたのだった





最後まで読んでくださりありがとございました!

よろしければ感想。アドバイスなどをしていただけると嬉しいです!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ