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第3話 蘇る嫌な記憶と蘇る記憶

本当に驚いた。まさか俺たち以外にもこの世界に転移している人がいるなんて、、


「やぁ!後輩君たち!これから君たちの世話係を任された【剣の勇者】こと富島 海斗(とみしま かいと)だ!」


「ようこそ。この世界へ。海斗と同じで貴方達の世話係を任された【水の勇者】の櫻井 花奈(さくらい かな)よ。

よろしく。」


「自己紹介をすませたことだし。少し補足説明をしておくとしよう。この2人は12年前にこの世界に私達に召喚され、この世界で猛威を奮っていた闇の魔王を倒したパーティーの2人だ。」


富島先輩は元気よく挨拶をし、富島先輩とは対称的に櫻井先輩は少し眠そうに自己紹介をした。

そして国王がこの2人の挨拶では不十分だったのか補足で説明を加える。


「まぁ5人で闇の魔王が少し弱っている中挑んで帰ってこれたのは3人だったからな〜」


「3人?あともう1人は誰なんですか?」


富島先輩がそういうとクラスの、、、、誰だったかな、たしかいつも騒いでいてうるさい人だった奴だった気がするがどえでも良いのでその答えに耳を傾ける


「んー?もう1人の勇者は俺たち転移者と違って天然の勇者なんだよ。」


「天然の勇者?」


「そう。この世界の人が稀にステータスに勇者の称号が与えられる勇者を天然の勇者って言うんだ」


それは以外だった。ということはこの世界には魔王も沢山いるがそれ以上に勇者も多くいると言うことではないだろうか。


「それではこれからの事を話そう。もう時期この世界では春だ。なので君たちには王立の学校に通ってもらいこの世界の常識、魔法について学んでもらいたいと思っている。それと並行して冒険者として魔物を討伐しに行ってもらいたい。」


まぁそんなとこだろうな、、いくら神からの祝福を受けているとしてもこの世界のことや魔法について知らなかったら宝の持ち腐れな訳だし。


「では順番に机の前に並んで自分のステータスを書いて渡してくれまいか?それを参考に見合った装備をお主たちに渡して置きたいのでな」


そう頼まれたので書いて渡す。そしてその後それぞれの部屋の場所や王城内の案内をして貰った。

気づくともう夜になっておりそういえば少しお腹が空いてきた気がする。


夕食はとても豪華で華やかだった。見たことある料理などもあるがほとんどが見たことの無い料理で最初は躊躇ったが食べてみると、とてもおいしく驚いた。


その後、部屋に行ってみると大きさは俺の部屋の4倍ほどの大きさで部屋の真ん中に行ってみると白い鞘に入った日本刀と白と水色を基調にしたロングジャケットのような物が置いてあった。


それを、見た瞬間嫌な思い出が蘇った。実は高校1年生の時に好きなアニメに影響されて黒いロングジャケット超かっこいい!と思い毎晩1人で厨2病ごっこをして遊んでいたのだ。


ぶんぶん!と頭を左右に振り嫌な思い出を消す。


「、、ふぁぁ」


すると少し1人になり気が抜けたのか大きな欠伸が出た。そういえば今日はこの世界に来てから驚いてばっかりで疲れているのかもしれない。と思いベットの上に思い切りダイブする。


ぼふっ!と反発した。相当良いベットなのだろう。ふかふかしていて気持ちが良い。


寝ようと思い、目を閉じると


夢を見た。


それは記憶。


無謀にも逆の立場にいるにも関わらず世界を救おうとした者の記憶だった。


次からがようやく本編です!!(たぶん)


読んで下さりありがとうございました!


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