〜プロローグ〜
1度は、この世界は1冊の本の中なんかじゃないだろうか?と思ったことはないだろうか?
少なくとも俺は小さい頃からそう思っている。
この世界の外にはとある作者がいて、そいつの名前を神と名付けようか。
その神がこの世界を書き、そしてこの世界が生まれた、ものすごく長い長い長編ストーリー。
地球の外は宇宙だけど、宇宙の外はなんだろう?そう考えたことはないだろうか。
実は図書室なのかもしれないし神の家の本棚なのかもしれない。
その隣に並んでいる別の本には別の世界、異世界がそこにはあって、魔法やモンスター、もしかしたら俺たちの知識では知らない存在があるかもしれない。
そんなことを考えてしまうとなんだかわくわくしてこないかい?それは俺だけだろうか。
そしてこんな文章を書いてる俺は、神に書くように指示されているかもしれない。
そしてこれを読んでいる君は神に読むように指示されているのかもしれない。
物事には無駄なことはないし、いらない人間なんていないと聞いたことはないだろうか?それもそのはず。
なぜならどれも神にとって1つとして欠けてはいけない存在なのだから。
この世界では大きく分けて3つある。1つは美しい。1つは醜い。最後の1つは無だ。
どれもこれもストーリーがある。ちなみに俺は美しいが好みだ。誰もそう思えるだろう。
醜いことは嫌だし、ましてや無なんて1番嫌だ。
だが中には無が1番いいなんて言う人もいる。
それは個人の自由だ。僕がとやかくいうことではない。
だが今回は美しいストーリーの話でもしようか。
そして誰もが知らない世界の一部をこの本にまとめてみようと思う。
この話はフィクションなのかもしれないし、ノンフィクションなのかもしれない。
そこは君のご想像にお任せしよう。