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平沢さんのススメ
昨日、平沢進さんの『白虎野の娘』を聴いていた時に書いたもの。
言葉の意味やレトリックなどは、あまり意識していない。
今日、若干、手を加えた。
「傷」
傷ついたと自覚したのは、
いつだっただろう。
初めの記憶はいつだって、
海の底に消えてしまった。
残された跡が痛くって、
知らない間に流すのね。
流れ、流れて、消えた傷。
奥底に沈む血は、
それでも固まることはなく、
流れつづけている。
「不可視の密」
目に見えないものは、
信じにくい。
空気も、想いも、魂も。
心も、愛も、記憶も。
六角の魔女は、
妖しく微笑んでいる。
絡まった線、二重の螺旋。
どこまでも遠く、
見えないもの達。
手の届かない場所へ。
戸棚の上に隠された、
秘密は甘い蜜の味。
関係ないけれど、『パプリカ』や『千年女優』は面白いので、おススメ。




