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昨日見た夢
「夢の運転」
急がねばならない、という
不安に襲われていた。
徐々に運転は危うくなっていく。
この道を真っ直ぐだったか?
それとも左に折れるのだったか?
最早正確な道順さえ、
忘れてしまったようだった。
アクセルを目いっぱい踏みつけると、
周りを置去りにして加速していく。
これはちょっと、
スピードを出し過ぎだと思い、
ブレーキを踏むも、
全くと言っていいほど減らない速さ。
そのうち、前方に曲がり角が見え、
私は、これはもう駄目だな、と
思わず目を逸らした。
「不完全な夢」
それはやはり、夢だったのであった。
でなければ、
あんな出鱈目許されない。
異常が正常だなんて、
そんなこと、
あってはいけない。
そうだろう?
夢の中くらい、自分の思い通りになってもいいのになぁ。




