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siki  作者: 半信半疑
30/94

よびかけ

一つだけ。

「よびかけ」


 そうしてまた

 あなたは忘れてしまうのね。

 

 あの美しさを感じた瞬間を。

 孤独につぶされた時間を。

 恋い焦がれた人を。

 届かなかった願いを。


 覚えていることで

 保てなくなることがこわかったのね。

 手を伸ばせば掴めそうだったあの頃は

 既に遠い彼方に。


 別に悪いことじゃないわ。

 責めているわけでもないの。

 

 人は忘れる生き物よ。

 忘れるからこそ生きていけることもあるの。

 

 目まぐるしく変化していく時の中で、

 私たちは移ろわずにはいられない。

 変化せずにはいられない。

 

 ずっと独りでいることもできないし、

 ずっと集団の中で生きることもできない。


 生死は循環していく。

 汚れも穢れも、

 清浄な空気も、

 穏やかな営みも、

 荒々しい荒野も、

 留まることなく。


 殻をつくりなさい。

 強固でなくても構わない。

 外郭は変化するでしょう。

 でもそれは

 中核を守るためのもの。


 あなたたらしめているものを

 守りなさい。

 それが相応しくないと思う日も来るでしょう。

 その時はよく考えて、

 変化することを良しとしなさい。

 

 もしそれが嫌だと言うのなら、

 それもあなたの選択。

 自覚的で在りなさい。

 自分に誇れる自分で在りなさい。



説教臭くなってしまいました。

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