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siki  作者: 半信半疑
3/94

さん

昨日書いたものを。

「そこで見たものは」


 そこに至るまでの、

 白い、一段一段が、

 天国へと

 つづいているように思えて

 ならなかった。

 一息、

 吸って一段、

 はいて一段。

 うつむいてばかりいたので、

 いつのまにか、

 たどりついたことに、

 気づかなかった。

 かなしいような、

 でも、

 うれしいような、

 ふけば

 今にもきえそうな

 しゃぼんだま。

 なないろに似た、

 一瞬。




xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx

xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx

xxxxxxxxxxxxxxxxおしまい。

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