表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
siki  作者: 半信半疑
28/94

あきらめ

「諦念」


 あこがれは遠く。

 近づくほどに遠く。

 さりとて、

 遠ざけるほどの勇気も無く、

 近づくほどの勇気も無い。

 矛盾を矛盾と自覚したまま、

 道化師のように踊る。

 意味など無い。

 求めてはいけない。

 それを求めるなど、おこがましいというもの。

 ただ狂う。

 それが道化には

 似合っている。



「まざらない」


 図工の時間にまぜる、

 色とりどりの絵の具が苦手だった。

 思った通りの色ができずに、

 気づいたら醜い色になっているから。

 私に使われるなんて、かわいそう。

 どうせなら綺麗でありたいはずだ。

 鮮やかに。美しく。


 そのうち私は、

 チューブから出したまま使うようになった。

 まぜることを、やめた。

 醜い色はだめ。

 醜い色はだめ。

 鮮やかに。美しく。



『諦念』は去年書いたもの。『まざらない』は昨日書いたものに少し手を入れたものです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ