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siki  作者: 半信半疑
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一ばんはじめ

鋼の錬金術師をよんだことがある人、

「偽る」


 偽善者であった。

 私は、偽善者だ。

 偽りの善行を

 善とよんでいた

 偽善者だ。

 偽善であることを

 受け入れる勇気も無く、

 偽善を実行するための

 力強さも無い。

 ただの、

 偽善者だった。 

 そこだけは、

 偽りではない。



「寂しがりやの君たちへ」


 自動販売機の傍の、

 空きビン入れをのぞき込み、

「もうすぐ回収されますからね」と

 一声かけて

 すぐ横へ。

 

 自動販売機の傍の、

 空きカン入れをのぞき込み、

「直に来ますよ、待ちましょう」

 一声かけて

 すぐ横へ。


 それでも寂しい他の子たちへ

 一言いうため

 歩き出す。

 そのためだけに

 歩き出す。



「寂しがりやの君たちへ」は、「偽る」があまりにも暗すぎたのと、文字数の埋め合わせのために

書いていたんですが、考えているうちに、だんだん面白くなって突き抜けました。



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