73話 地に震える
龍桜神社から出られることができて、二ヶ月が経過し、心が少し安定しているも、いつ神社に戻されるか分からない。獣柱という方たちはくっきり見えるも、なぜ黒い物体は人の姿を見れないのかな。
聞いたとしてもきっと答えてはくれないような気がして勇気が出ない。想兄と颯楽兄に手紙を届けてくれた孤美山美麗さんは、爽がいない日はずっと寄り添ってくれている。
「芽森ちゃん、今日は気分転換にどこか行きたいところある?」
「全然行けてなかったお墓参りがしたいです」
「ちょっと待っててね。李好さんに聞いてみる」
ありがとうございますとと伝え、美麗さんが確認しに行ってもらって、机にある写真縦に触れた。なにも起きていなかったら、今ごろ想兄や颯楽兄と一緒に笑ってたりしてたのかなってたまに思う。
突然の別れでなかなかお墓参りできなかったけれど、今ならいけると思った。
あれからそう言えば黒の物体は見えなくなったけれど、私が外に行けばまた黒い物体に会うよね。くーたん、大丈夫だったかなと窓を眺めていたら美麗さんが戻って来た。
「今のところ敵の気配がないから、行けそうって言ってたから行こっか。私は外で待ってるから、支度ができたら出ておいで」
再度美麗さんにお礼を伝え、支度の準備をする。途中でお花欲しいけど私が地震を起こしてしまって、お店やってるか分からない。どこかやってるか確認するとして、支度をし家を出た。
全員くるとかはないようで、美麗さんと牛蔵義臣さんが一緒に付き添ってくれるみたい。
「姫、最新の乗り物で行くのか?」
「義臣、それ言っちゃ」
「興味が湧いている。拙者の時代ではなかったものだからな」
年齢はお聞きしてるけどまさか車がある時代じゃない世代の人と会えるとは、誰も信じないだろうなと感じてしまう。ちょっと笑いたくなりそうだけど、興味があるならとタクシーを呼んで、それに乗り霊園まで行くことに。
義臣さんは目を輝かせながら見ていても、運転手さんには見えないから変に思われないようにしなくちゃならない。
「最近、地震が多いようだが、一人で霊園ってご家族か?」
「はい。以前兄たちを失って、なかなか行けなかったので、行っておこうと思いました。あの、今お花屋さんってどこかやってますか?」
「確か」
赤信号となりナビで検索してもらって、あると行ってくれたからそこに行ってもらう。お花屋さんで花束を購入し、タクシーに戻ろうとした時のことだった。
地震ですとスマホから聞こえ、スマホを取り出した瞬間に、大きな揺れが発生してしゃがむ。美麗さんと義臣さんがついているも、動けそうな感じじゃない。タクシーの運転手さんも車から出てしゃがんでいた。
私じゃないからただの地震だよねと美麗さんの顔を見たら、そうじゃないっぽい。
周囲に黒い物体がポツポツと見え、私が外に出たからなのか分からない。お墓参りできないのかなと花束を強く握ると、黒い物体が一瞬で消えた。
「大丈夫か?今日はやめときな。不吉なことが起きるかもしれない。家まで送る」
くーたんと話せるチャンスかもしれないと思ってしまって、行きたいですと伝える。ただタクシーのおじさんは迷っていて、もし何かが起きたらって考えてるんだと思う。すると美麗さんから言われてしまった。
「今日はやめておこう。ちょっと厄介な人物が現れたから、家にいてほしいみたい。すぐ風龍使いの子が来てくれるそうだから戻ろう。それに」
耳元で美麗さんが教えてくれて、本当ですかと半信半疑でも、やっぱり帰りますと告げ、家まで送ってもらうことに。
家に到着して花束は仏壇に添えた。手紙渡してもらったけど、こっちで伝えたほうが信じてくれるよねと、お線香を立て、手を合わせて目を瞑る。
想兄、颯楽兄、お元気ですか?手紙でも書いたように少しずつ元気を取り戻しています。今日ね、本当はお墓参り行きたかったんだけど、大きな地震が起きちゃって結局行けなかった。
ただ獣柱さんがね、仏壇に手を合わせて伝えたい思いを伝えれば届くよって、言ってくれたからこうして伝えてる。獣柱さんから聞いたよ。想兄と颯楽兄は一緒にいて、お互い支えながら任務を頑張ってるって。
不思議だよね。現世からの人生を終えて、違う人生を歩んでいるような感じって教えてもらったよ。どんな人生なのかは想像つかないけど、そっちで元気よく過ごしてくれているなら、私は今を精一杯生きようって思える。
お父さんとお母さんは手紙にも書いたけど、行方不明になっていても感じるの。お父さんとお母さんは、あの神社の中に閉じ込められてるような。本当は助けてあげたいけど、辰弥くんに立ち向かう勇気がまだ出ない。
お父さんとお母さんが無事であることを信じるしかないって思いながら過ごしてるよ。
爽がね、風龍使いになって私を守ってくれてるのはありがたい。ただいずれ辰弥くんに何かされるんじゃないかという不安が少しあるけど大丈夫だよね。
不安ばかり持ち続けるのはよくないって獣柱さんに言われてるから、あまり考えないようにはしてるけど、ついつい考えちゃうよ。
想兄と颯楽兄がいてくれたらどれだけ心強かったのかって、たまに空を見上げちゃう。わかっていても、会いたいという気持ちがどんどん溢れてる。
それから気になっていたことがあったの。そっちでは敵の人だと思うけど、くーたん最近見かけなくて、元気にしてるのかなって。
夢で一度会っただけだけど、あの時。私を助けようとしてくれた時に、空がね、黒い雲だったけどその中に大きな光が存在してた。一瞬、虹色に輝く龍の姿があって、それが本来のくーたんなのかなって思っちゃったの。
もしそっちで会えることがあったら、くーたんに伝えてほしいな。助けに来てくれてありがとうって。獣柱さんがいるから私はきっと会えないだろうから伝えてくれるかな。
今、伝えられることはこれくらいだから、また何かあったら伝えるね。
目を開けて想兄と颯楽兄が写っている写真たてを一度見た後、私は自室へ戻り少し窓を開けた。さっき爽がすぐ来るってメッセージもらったから、それまでなにしてようかな。
部屋から見える景色を眺めながら考えていると、美麗さんが部屋に入ってくる。
「ごめんね。連れて行けなくて」
「いえ。ちゃんと想兄たちに伝えられたので大丈夫です。あの美麗さんにこんな質問していいか分からないんですけど」
「なになに?」
私の隣に座る美麗さんで、こんなこと聞くの失礼かなと思っていても、気になって聞いてしまう。
「美麗さんの現世の最後ってどんな感じだったんですか?」
「んー私はね、ちょっと難しい病を25歳の時に患って、35歳の誕生日を過ぎたぐらいにここにきたの。まあ私が獣柱に選ばれるとは思いもしなかったな」
「選ばれる?」
「そう。獣柱は神に選ばれたもの。私は大した人生を送っていたわけじゃないし、こっちでもただ任務を正確に果たしていただけ。まあ強いていうなら、私の家系が関係してるんじゃないかな」
そう言えば辰弥くんが一度ある和装本を見せてもらったことがあった。あまりじっくり見せてもらったことはないけれど、代々家柄によって使命が存在すると。
「教えてくださってありがとうございます」
「いいよ。それにしてもいまだに議論が続いてる。想心はこっちにくる運命だったらしいけれど、颯楽はまだこっちにくる運命ではなかった」
「えっ…」
「あの時、実は言うとね、私たちも動いてたの。颯楽が狙われている時の戦は、確かに病院に搬送されてる最中、まだ息があった。私たちもその場にいて命を守っていたにも関わらず、颯楽の魂は一瞬で消えたの」
颯楽兄はまだ生きられていたにも関わらず、魂が天へといってしまっただなんて嘘であってほしい。
「美麗、その話を姫に話したら、また負のオーラが」
「仕方ないでしょ。真実を教えてあげておかないと、後々その負が大きくなる。それは一番に避けたい」
「しかし李好が」
義臣さんが言おうとしたところ、李好さんがきても怒ってはなさそうだった。
「義臣、いいですよ。姫にお話しされたほうが、なぜ兄が亡くなったのか理解されますからね。姫、なぜ颯楽の命が奪われたのか説明いたしましょうか」
景色が変わってそこには白と黒の光がぶつかり合っている光景。けれど現世にいる人たちには見えないから、ぶつかりそうでも魂だけだからすり抜けていた。
これが颯楽兄を守るためだった戦。何度も颯楽兄に触れようとする黒い物体を、獣柱の皆さんが着ているローブを羽織っている人たちが追い払っている姿。
そして颯楽兄が誰かと通話しているところ、黒い物体がトラックを乗っ取り、そして見たくもない光景を見る。颯楽兄はトラックに引かれ、頭から出血していて通りがかりの人が通報をしていた。トラックのおじさんは颯楽兄にしっかりしろと叫んでいる。
私はつい口元を押さえ、涙が溢れ出しそうなところ、美麗さんがハンカチを貸してくれてそれで拭いながらしっかりと見た。
すぐ救急車が到着し、颯楽兄は搬送されている場面で、あちこちに黒い物体が颯楽兄にまた触れようとする。触れようとした瞬間、颯楽兄の体から魂が出て次の瞬間、颯楽兄の魂は消えた。
「ど…どう言うこと?」
「我々も正直驚いているよ。魂があんな形で普通出てくるわけではないんだ。神に問い合わせても回答がないからなんとも言えない。ただ颯楽がしてきた研究で何かわかるかもしれない」
「颯楽兄がしていた研究ですか?」
「颯楽の部屋はどっちだったっけ?」
美麗さんに言われ、颯楽兄が使っていた部屋を案内してあげる。李好さんは白蛇を降ろして、その白蛇は机にある書類を李好さんと一緒に見ていた。
私はまだ研究とか分からないから待つこと数分後。李好さんがある資料を見返した。
「何かわかったっぽい。りよ、何かわかったの?」
「姫には分からないと思うけど、これは貴重な資料だよ。おそらく想心の死について調査をした結果がこれになる。姫、これがなんだと思う?」
李好さんに渡された資料を見せられ、ずらりと数式だけが記されている。私は頭を横に振りわかりませんと机に置いた。
「直接、颯楽に聞く必要があるけれど、これが本当なら颯楽は天によって呼ばれた可能性が高い」
「えっと…?」
「神様から呼ばれたってことだよ。一度天の世界に到着する前、颯楽は神様と接触しているかもしれないってことだよ」
数秒固まり、そして思わず大声を出してしまって、衝撃すぎてしまう。
「鈴翔」
李好さんが呼ぶとスッと鈴翔くんが現れ、鈴翔くんに指示を渡した。
「珺に颯楽と接触するよう伝えてほしい。颯楽が調べた理由について。もし仮に誰かと共有していたら、その人の命も危険になる」
「承知いたしました。それから」
「わかってるよ、鈴翔。それと優が正体を明かしてしまった以上、あそこにいさせることはできない。父親の件が終わり次第、至急戻ってくるようにも」
再度、承知いたしましたと告げた鈴翔くんは行ってしまい、李好さんはこの数式を知られないように、燃やしていく。まさか解いてしまったことで、颯楽兄が亡くなってしまうだなんて、言葉が出ないよ。
「りよ、これからどうするの?」
「一度、僕はあのお方と接触して、呼んだわけを聞いておくよ。姫、申し訳ない。危険を知らせておけば、颯楽はまだ生きていた」
「…信じられないことばかりで、まだ信じることはできませんが、颯楽兄はちゃんと生きようとしていたことがわかったので大丈夫です」
李好さんはもう一度、私に謝って行ってしまい、爽が来るまでは一人でいたいと美麗さんに告げた。
ボフッとベッドにダイブし、なんで神様はそれを知られるのを恐れてるんだろう。確かにお父さんや颯楽兄は生死について研究を重ねてた。なぜ人は何度も繰り返して生活しているのかを。私、いつか神様を恨んじゃいそうで怖いよ。
そうならないためにも私は真実を知りたい。
「芽森」
爽の声が聞こえ扉があるほうへ目を向けると心配な瞳で私を見ていた。また落ち込んでいるんじゃないかという瞳。起き上がって爽が隣に座った。
「さっき大きな地震がまた起きたから心配だったんだ」
「私は平気。あの地震はおそらく常世のほうで大きな出来事があったんじゃないかな」
「そんなことまでわかんの?」
「美麗さんが色々と教えてくれてるからだよ。あっちで起きた出来事はほぼ想兄が関係してるからだと思う」
爽は何も言わないけれど、想兄が来たことで常世にも影響が出ているらしい。ならなぜ想兄が逝ってしまったのだろうかと常にあった。想兄が一体何をしたのとぐるぐると頭からそれがずっと残ってる。
「あのさ、芽森」
「ん?」
「ちょっと耳貸して」
なんだろうと耳を貸して爽が小声であることを言い出す。
「もし俺たちの兄があっちに逝った理由、辰弥や辰弥の父親が関わってたらどう思う?」
それは私も考えてしまったけれどここで話していたらきっと神社に戻される可能性だって出てきそう。だから私も爽がやったように耳元で伝える。
「もしそうだとしても、絶対に行かないで。爽までいなくなってしまったら、私」
「行かないから安心して。それに一つ手がかりがあってさ」
爽は鞄からあるものを取り出し、それは思ーちゃんのお父さんが載っている記事だった。
「知り合いなんだよな?」
「うん。思ーちゃんのお父さんと何か関係してるの?」
「俺が神主さんに教わったのは、風龍の他に他の龍についても教わってさ。なぜなのかはわかんないけど、大昔、雷龍の加護をもらっていた家系が紅葉川家なんだって。だから何か知ってるんじゃないかなって思ってさ」
「思ーちゃんからそういう話は聞いたことなかったよ。ただ思ーちゃんにお姉ちゃんがいるんだけど、災害で亡くなっちゃって」
それを伝えると爽が難しそうな表情をして考えていて、もしかしてと思ってしまった。まさか、まさか思ーちゃんのお姉ちゃんも本当は誰かに殺されてしまったんじゃないのかなと思ってしまう。
「芽森はここにいろ。直接、その思ーちゃん?のご両親に聞いてみる」
「うん。何かわかったら教えて」
話し終え本当はもう少しそばにいてほしいけれど、真実がわかるかもしれないから行ってもらうことになった。
◆
獣柱がいるから大丈夫だとは思うけれど、どのタイミングで辰弥が現れるかわからない。だからなるべく早めになんとかしてあげたいと思って動いているものの、そう簡単じゃなかった。
たとえ風龍使いになったとしても、それ以外の龍使いは年代とともにいなくなっていると教わってる。神主が言っていた通り、龍使いは何者かによって殺されているのかもしれない。
自転車に乗って芽森が教えてくれた住所へと辿り着くが、これはまた立派な家柄の人と繋がってるんだな。大きな門の前で待っていると玄関から執事らしき人が現れる。
「お待ちしておりました、松風爽様。芽森様から伺っております。こちらへ」
玄関が自動で開きお邪魔しますと言いながら自転車を玄関付近に置かせてもらった。執事に案内してもらい客室で待たせてもらっていると、中年の男性が入ってくるが少しイメージで言うと冷酷で無表情すぎる人だ。
「君が風龍使いの松風爽くんか」
「初めまして。あの」
「話は伺っている。すまない、本来ならば妻が話すべきだったのだが、子供たちを失って、精神を病んでいる状況でね」
そう言っているもなんだその表情はと思ってしまうほどで、この男はまるで子供がいなくなったことで、気が楽になったというような表情だった。
あえてここは言わないでグッと堪え、こう答える。
「すみません。急に伺ってしまって」
「いや。それで何用で来たんだ?」
「雷龍使いがなぜ紅葉川家と繋がっているのか知りたく伺いに来ました」
「…そうか。くだらないと思っていたことが本当に起きうると思ってはいなかった」
さっきは表情を変えなかったのに、その話を出したら少し顔が緩み、話してくれた。
「私には姉がいてな。姉はとある家柄の嫁へといった。とある家柄というのは寅萩家であり地の神と関わりを持っている家柄だ。イメージが湧くかわからないが、寅というのは雷と共鳴し合う。その影響で雷龍と繋がりを持つようになったと聞いていた」
寅萩家はあまり聞いたことがない苗字だなと思いながら、話を進めていく。
「おそらく雷龍は地の神と関わりを持ったことで、他の龍使いの人たちに嫌われていたそうだ。そして芽森ちゃんの家柄である葉桜家は天の神と関わりを持っている。想心くんと私の息子、思穏が巡り合ったことで二人は死した。二人が出会わなければ今頃、二人はまだ生きていたのかもしれない」
そこで初めて思ーちゃんこと思穏の親父さんが涙を流し、もういない思穏に向かってすまなかったとこぼした。気になっていたことを聞いてみる」
「あのなぜ芽森の兄貴と思穏くんが巡り合ったことで亡くなったと考えているんですか?」
「あぁそれは、想心くんが姉の息子だからだよ。本来は従兄弟同士として会わせてやりたかった。だが想心くんが産まれて間もなく、姉と姉の夫が急に亡くなった」
鳥肌が立つぐらい衝撃すぎる話で、てことは芽森の両親はそのこと隠しながら芽森の兄貴を育てていたってことになるのか。それを芽森に言っちまったら、きっと……。
「…ありがとうございます。このこと芽森には?」
「伝えていない。伝えたらおそらく心が不安定になるだろう。これを聞いたことで、君がどう動くかわからないが気をつけてくれ」
「はい。思穏くんに線香あげてもいいですか?」
もちろんだと言ってくれて仏壇のところまで案内してもらう。これは絶対に芽森には言えないことだ。知ったら確実にそれ以上の負の感情が出る。
それにもっと寅萩家のこと知りたくなったけど、誰に聞けばいいのかわからない。となれば一度神主のところに行くしかなさそうだな。
一室の和室に大きな仏壇があり壁にはずらりとじいちゃんばあちゃんの写真があり、1番はじに思穏の写真が飾られてあった。
お線香を立てて手を合わせ目を瞑る。
初めまして、松風爽と言います。芽森の同級生って言えばわかってくれますか。俺は今、風龍使いとして動いていて、他の龍使いの話を聞きに来ました。
お母さんから話をお聞きするつもりだったんですが、あなたを失ったことでお父さんからお聞きしたところ、衝撃すぎる話を聞かせてもらいました。これはおそらく隠し通すつもりで、言わなかったと思いますが、芽森の兄、想心とあなたは従兄弟になる関係だったそうです。
想心はお父さんの姉の子で寅萩家の子。寅萩家の人と会ったことがないので、話を聞くのに時間はかかりそうですが、力になってくれると信じて探してみます。
それから第一印象のお父さん、怖いイメージだったけど、涙腺崩壊して後ろで泣いてます。どうかお父さんを恨んでいたりしていたら、許してあげてほしいです。
また何か情報が手に入ったら、お邪魔するんでその時報告します。
ゆっくりと目を開け思穏くんのお父さんと向き合おうとしたところ、めちゃくちゃ泣いていて、しばらく話せそうにないなと、寄り添うことにした。




