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シゴノセカイ《改訂版》  作者: 福乃 吹風
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64話 颯然のようには

 アンジの不安症はまだ消えることはなく、俺にくっついて歩いているから、少々歩きづらかった。ミズノ国に戻る前に學門さんから、役に立てればとなんかの装置をもらったな。

 何に役立つのかはオンにしてからのお楽しみとあったけど、まだそれをオンにはしていなかった。


「アンジ、大丈夫だから離れよう」

「ごめん。つい」


 アンジは大丈夫というような顔立ちに戻ってはくれず、後で雫の父ちゃんに聞くしかないか。それに雫の父ちゃんが現れたことで、もう完璧に雫の正体がばれてしまったわけである。


「ロゼ、帰ったらどうですの?」

「しー!私は今、雫として匿ってもらってるんだから、誰にも言わないでよって言ったよね」

「シャンが現れたことで余計に雫が狙われますわよ。とっとと消えてくださいまし」

「そうは言っても、ミズノ国王陛下に隠れるなと言われてしまった以上、どうすることもできない。それに想心くんの前にシロノ団が現れるのは確実だから、守らなければならない」


 どういうことだろうと俺たちは顔を見せ合っていると、雫の父ちゃんは林檎の皮を剥きながら言われた。


「アンジくんには申し訳ないけど、想心くんは必ずシロノ国に呼ばれざるを得なくなる」

「なんでですか?」

「想心くんの内なる覇道が目覚めようとしている。おそらく今まで以上の水龍使いだと確信しているんだ」

「俺、そんな武力的なもの得てませんけど?」


 伝えてみるとそういう意味じゃないと、林檎のウサギを並べてくれて、それを頂く。


「想心くんは元々、人の想いを尊重し、人の喜び、怒り、悲しみといろんな感情を受け取っていたはず。それによって想心くんは孤独感を感じていた」

「んー考えていなかったけど、周りをよく見ていたのは覚えてます。それによって人と話せなくなったことで、孤独感を得ていた」

「それだよ。よく観察するということは、他人の感情を吸収しているということ。つまり想心くんはそれが染み付いたことで、人への想いを受けやすい状況になっていて、大勢でいると疲れてしまう」

「確かに言われてみれば、次の日とか体がだるいと感じていましたが、それと龍となんの理由があるんですか?」


 雫の父ちゃんはどっから出したのか巻き物を取り出し、それを広げてもらうとそこにはいくつかの龍の絵が描かれていた。


「一般的に知られているのは右にいる五龍。白龍、黒龍、青龍、赤龍、金龍。そして左にいる五龍はあまり知られていない龍だ。火を司る火龍、水を司る水龍、雷を司る雷龍、風を司る風龍、毒を司る毒龍が実在する」

「お父さん、いつから龍に詳しくなったの?」

「ことの始まりは龍にまつわる書物を読んだころから、日本に滞在をし母さんと結婚をして可愛いロ…雫が生まれたんだよ」

「えっとつまりお母さんは龍と繋がっていたの?」


 雫が質問をするともちろんと言われ、俺たちはついていけるかいけないかぐらいの情報だった。これ兄貴にも知らせてやりたいぐらいだよ。


「お母さんの旧名は、天龍寺という家系で、だからかな。セブラが雫を逃がしてくれたのも一致する」

「そんなこと一言も教えてはくれなかった」

「家系のことはあまり話さないタイプだから言わなかったんだと思う。それで想心の質問は、一人の時間が長いというのは龍と繋がるきっかけが生まれるらしい。そうなのかは断言はできないけれど、ピンチの時乗り越えられていたのは、龍の加護があったからなんじゃないかと考えてる」

「龍の加護を俺はもらっていただなんて」

「自覚症状は普通起きないからね。一度一人の時間を使って姿勢を正し、目を閉じてみればいいよ。きっと想心くんの心に現れると思う」


 やってみますと伝え、アンジが気になっていたことを雫の父ちゃんに聞いた。


「莱愛が持っていた発電所であるものを見てしまったんです。あれはどういうことですか?」

「あれは獣柱たちに言われて、作ったものだよ。万が一に備えてのことらしい」


 獣柱とアンジたちは疑問を浮かべていて、そういや鈴翔がそんなことを言っていたな。


「獣柱というのは神の使いと呼ばれているもので、龍ノ姫を守護する人たち。いわばシロノ国に選ばれた人たちは神の使いと認識しておけばいい」

「どうやってこの人が偉い人だと見極めればいいの?」

「イメージは肉食系と考えてしまうけれど、実際は違う。神の使いと呼ばれている動物、蛇、烏、鳩、鶏、蟹、亀、牛、狐、鹿、猫の十種類。普通に苗字や名前に入っている人たちは気をつけたほうがいい」


 そうは言われても、名を隠して行動しているかもしれないから、十分に気をつけて行動しないとだよな。


「なるほどですの。それだったら」


 ハウヴァが言おうとしたら大変だと舟渡先輩と砂山先輩が入ってくる。


「外がっ外が大変なことにっ」


 どういうことだと俺たちは窓から様子を見てみると、シャン・エンディリアを追い出せと国民たちが騒いでいた。校長はこの状況をどう感じているのかは不明だが、団長と副団長が不在だから俺が出るしかないか。


「ちょっと出てくる」

「いや、私が話をつけてくる」


 雫の父ちゃんは談話室を後にし、大丈夫かなと雫は心配をしていた。


「一人で行かせちゃって平気?」

「俺たちも行こうか?」

「行かなくて平気だよ。そうだ、舟渡先輩、砂山先輩、ちょっと確認したいんだけど俺たちがカミナリノ国に行っていた間、違和感とかなかった?」


 聞いてみると二人は考え始め、そういやと舟渡先輩が報告してくれる。


「リディー先生とミケがカミナリノ国に行っている間、ライゼ先生がおかしかった」

「言われてみれば挨拶しても無反応だった。いつもなら返してくれるのに」

「想心?」

「もしかすると奥さんと接触したのかもしれない。至急、ライゼ先生のもとへ行こう。嫌な予感がする」


 勘が当たっていなければいいと思い、門には住民たちがいるから、外に出たとしてもなかなか通してくれなさそうだから、箒でミズノ城へと向かった。

 到着しそこにファウとねずみを見かけるも、ライゼ先生を探し回る。ライゼ先生どこだと探し回っていたら、ミズノ城の付近にある浜辺にいることがわかった。

 浜辺へと降りてライゼ先生と声をかけると、通常通りの笑顔でどうしたんだいと言ってくれる。


「想心くんにアンジくんたちも、急にどうしたんだい?」

「寮生から聞いて、ここ最近ライゼ先生の様子がおかしいて報告を受けたので」

「顔にまで出ていたようだね」


 ライゼ先生はぎこちない笑みを浮かべながら海のほうへ向き、俺たちに教えてくれた。


「想心くんには一度教えたと思うけど、やっと妻と再会したんだ。それで理由を聞いたらなんて言ったと思う?」


 ライゼ先生の瞳が切ないような表情をしていて、ライゼ先生が求めていた答えじゃなかったんだ。


「妻は耐え切れなかったらしい。一人の時間が欲しくても、育児と家事、仕事に追われ、一線を超えてしまったと。僕はちゃんと妻と向き合えていなかったんだって知った瞬間、心が苦しくてね。どうして僕は気づいてあげられなかったんだろうと」


 ライゼ先生の奥さんがどこの団に入っているかわからないけれど、本当は奥さん、殺したくなかったんじゃないかと感じてしまった。一歩引いていればライゼ先生たちの魂はここにいなかったはずだ。

 奥さんに負担をかけすぎていたことで、ライゼ先生が今、苦しんでしまっている。なんと答えてあげたらいいだろうかと、考えていたら団長たちが戻って来てライゼ先生に伝えた。


「過去は変えられへん。妾も莱愛のことで一時期苦しゅうかった。そやけど、ライゼ」


 団長はライゼ先生の手を握り、ライゼ先生は目を麗していながらも団長の顔をしっかりとみる。


「ライゼの奥さんは、ライゼと向き合おうと動いているそうや。時間はかかるかもしれへんけど、今度はちゃんと受け止めてあげてな。娘たちにはもう会わせることはできへんけど、ライゼはまだおるんやから、今からでも遅くはならへんよ。まあこれは銀から聞いた話なんやけどね」

「ありがとう、くるめ。もう一度、妻と向き合ってみる。想心くんたちも心配してくれて感謝するよ」

「いえ。もしまた何かあれば俺たちが話聞くんで」


 再度、感謝を述べたライゼ先生は元気を取り戻し、ミズノ城へと戻って行き、団長からも感謝を述べられた。


「ありがとな。銀は団長の座から降りるそうや」

「じゃあ誰が?」

「蓜島はんらしいんやけど、グレーノ王国の女王陛下が行方知らずとなってしもうたらしいんや。せやから銀はしばらく捜索に当たるらしい。妾も任務に戻らないといけへんから、何かあったら連絡してや」


 そう言ってすぐいなくなってしまった団長で、剣汰と盾乃はユッキーノ街に帰るのかと思いきやこんなことを言い出す。


「想心、アンちゃん。母さんに了承を得て僕と盾乃は青の寮生として動きます。基本はみんなの武器調整をしていればいいって言われたけど、必要な時は僕が同行する」

「よろしくな、剣汰、盾乃。そろそろ戻って」


 城下町のほうから爆発音が聞こえあちこちで煙が漂い始めていた。俺たちはすぐさま城下町へと急いで行ってみる。あちこちにはノーマルの死屍デッドルタが出ていて、カステクラインを起動させた。


「カステクライン!水、カワウソの牙!」


 汀と数匹のカワウソが現れ、死屍デッドルタを倒してもらい、途中でミケが大暴れしている光景を目の当たりにする。ミケはローブを羽織った奴に爪を剥き出していた。


「雫、ハウヴァ、ここを頼んだ。アンジ、行こう」

「ミケがあんなに暴れている理由って一体…」


 ダークグレーノ団員なのかはまだ正体がわかっていないが、ミケの暴走を止めないと後々やばそうな気もする。ミケは威嚇して爪で攻撃をしようとするからストップをかけた。


「ミケ!落ち着け!」

「あなたは誰ですか?」


 俺がミケの暴走を止め、アンジが質問をするとフードを下ろす。女性で俺たちより年齢はおそらく上の人で、オッドアイの目をしていた。ダークグレーのロングヘアで首には赤いリボンが付いている。

 しかしその女性はミケの姿を見て、心を痛めているような表情をしていた。


三毛屋みけやせなって言います。ミケの、彼女と言ったらわかるかな?」

「猫になってるとお聞きしてましたが」

「訳あってなんとか維持はできてますが、時間がない。ミケ、私のことは忘れて。お願い」


 それでミケは怒ってんだなとミケに触れたくても今触れれば甘噛み程度じゃないレベルに噛まれそうだなと手を引っ込める。


「ミケはあなたのこと助けたいとお聞きしています。一体あなたに何が起きているんですか?」

「よう想心」


 そこに現れたのはディーグであり、しかも夏海も一緒だった。夏海は俺たちのところに行こうしたが、引っ張られる仕草を見せる。


「夏海、逃げんなよ」


 夏海が助けの声を出そうとも声が出せていなくて、カステクラインを起動させた。


「カステクライン!風、鷲の逆風!」


 鷲が数羽現れ鷲の飛ぶスピードで逆風が起きる。なんとか夏海の手を掴むも、もう片方の手で首を掴んでいた。やっぱりディーグを倒さないと難しいのか。そう思った時のことだ。


「カス、テ、クライン!風、クロ、サギ、の。風斬!」


 クロサギが現れ、ディーグに攻撃をした松風先輩と後ろに緑の団員が数名いて、カステクラインから複数のクロサギがディーグを襲う。

 それによってなのか夏海が首から手を離し、俺に飛びついた。三毛屋さんは猫の姿となってしまい、ミケが三毛屋さんを抱っこする。


「ディグ」


 クロサギたちが一瞬で消えてしまい、ディーグは舌打ちをしながら炎を纏う狼、デッドウルフが数匹出現した。


「涼太郎、邪魔するんじゃねえよ。また喉、やられてえのか?」

「ディグ、は、まち、がって、る」

「俺は間違えてねえし、颯楽をやったのも後悔はしてねえよ」


 兄貴に…兄貴に何をしたんだよと、夏海をアンジに渡し、怒り混じりでディーグを殴ろうとしたら、兄貴が現れる。


「僕は信じたくなかった」

「俺が仕掛けたことで死にやがってな、颯楽!」


 この感情どうすればいいんだよと思っていても、デッドウルフが俺たちに攻撃し始めて行き、思うようにディーグを殴れなかった。夏海のカステクラインは無事なんだよなと、一応確認したらカステクラインはついている。

 兄貴とディーグは小学生からの付き合いだったって以前、兄貴から聞いてた。なんで兄貴を殺す必要があったんだよと、デッドウルフを倒しつつ夏海に向かってくるデッドウルフも倒す。


「多少は強くなってるみてえだな。あぁそうだった。涼太郎を殺したのも俺だ」


 松風先輩を殺した犯人がディーグだなんて、兄貴はどんなと兄貴の顔を見たら、今まで味わったことがない兄貴の怒りが伝わった。

 

「あの時、なんで僕じゃなく涼太郎を殺した?」

「忘れた」

「忘れたとか言わせない。研究に成功したのは僕だった。それなのに涼太郎を殺す動機が理解できなかった」

「動機なんてどうでもいい。俺は涼太郎が憎かった。それだけのことだ。だから涼太郎の喉を傷つけたんだよ」


 松風先輩は兄貴の隣へと行き、そう言えば松風先輩、布で首元を隠している。その傷がまだあるのだろうか。


「ディグ、嘘、吐か、ないで。本当、は、違う」

「涼太郎は黙ってろ。おい、想心。俺の夏海を早く返せ」

「渡すわけねえだろ」

「想心、その子連れてミズノ城まで行ったほうがいい。僕なら大丈夫だから」


 以前のこともあって少々心配になるも俺たちはミズノ城へと向かった。途中で大きな爆発音が聞こえるも、振り返らずミズノ城へと行く。門に入れば大丈夫そうで、息を整えた。  


「アンジ、ファウに連絡しないとな」

「その必要はないんじゃないかな?」


 夏海ねえさーんとファウの声が聞こえ、ファウとねずみがやって来た。ファウは夏海にハグし無事で良かったと告げている。         


「さっきお父さんが現れて、夏海さんを連れたディーグがいるって教えてもらった。よかったね、ファウ」


 ファウはうんうんと頷いても、夏海はごめんというような表情をしていた。なんとか夏海の声を戻す方法があればいいんだがと、俺とアンジは考えていたら、雫たちが戻ってくる。

 

「そっちは大丈夫だったか?」

「最悪すぎた。グレイが出した死屍デッドルタがいつもと違って苦戦したの」

「そうですわね。はいねとねずみがカステクライン使いに切り替わったことで態度が激変しましたの」


 イメージが全然湧かないのだが、ダークグレーノ団は一線を越え始めた団。グレイは少女だろうけど、何が原因でデステクライン使いになったんだろうか。


「なあねずみ、ハウヴァ。グレイがデステクライン使いとなって動いている理由、聞いたことあるか?」

「ないですね。わずみはずっと涼真団長と智人副団長にしか心開いてなかったので」

「はいねもずぅと銀様とご一緒にいたので、グレイとあまり関わってませんの」


 団の仲間以外興味はなしとなれば、やはりディーグかそれともねずみの父親に理由を聞けばいいってことだ。


「あのさ、ねずみ。ちょっと協力してくんない?ねずみの父親に会いたいというか、なぜグレイが団長まで昇り詰めたのか気になって」

「期待はしないでくださいね。夏海ちゃんはどうします?一度赤の団に戻る形?」


 夏海に聞いてみると首を横に振り、迷惑はかけたくないんだろう。となればディーグと関係を持っている兄貴かそれとも松風先輩の団に入るかだ。そこは校長が決めるだろうと、俺たちはミズノ城に入ることにした。



 美命ちゃんは一時期間、ライトノ団で預かることとなり、ルルラちゃんと遊んでもらっている。ルルラちゃんが以前、僕に言ってくれた言葉が的中し、シロノ団で何かが起きているのは明白だった。ただ僕たちはデステクライン使いでもあり、簡単に情報は出してはくれない。

 その一方、みよりさんはというとセブラと普通に過ごしていて、いつ狙われてもおかしくはないんじゃないかと、僕と優くんは思っていた。


「思穏先輩、シロノ団二名を匿っていて本当に大丈夫なのでしょうか?」

「正直、僕は不安というか、いつシロノ団が来てもおかしくはない状況なんだ。それなのにここ最近は見かけないと団員たちから報告は受けてる」

「そうなんですね。てっきりライトノ団を消滅させるために来たのではないかと思ってました。あの前から気になってたんですけど、美命さんのこと好きだったんですか?」


 急激な質問に僕は赤っ恥をかいてしまって、どうなんですかと急かすから、美命ちゃんたちが振り向いてしまう。本当は隠し通すつもりだったし、美命ちゃんと想心は両思いだったから。


「ちっ違うっ」

「当たりですね。今なら間に合うんじゃないんですか?気持ち、伝えるだけでも罪にはなりませんし」


 下から上まで熱が放出してしまい、僕は倒れてしまった。


 優くんが余計なことを言うからと目を開けたら、美命ちゃんが心配そうな瞳で僕を見ていた。


「大丈夫?」

「平気だよ」


 なんであんなことを言われたのかは定かではないけれど、僕たちは愛し合うことができない。ポイントを稼げばさよならだから、僕の想いはしまっておこう。

 起き上がっていると扉が開き、大丈夫かと焦って入ってくるセブラ。


「平気か?」

「平気。それより、今後についてどう動くの?二人を匿うにしても、いずればれるのは確実」

「あぁそれならうまく変装をして誤魔化しながら生活するって聞かなくてな」


 セブラは困った表情を浮かべ、みよりさんの姿に見違えてしまうほどだった。なぜなら髪の毛をバッサリとベリーショートにし、男性の服装を着こなしている。


「これでばれないよね?後で魔法で髪染めようかなって思ってるの」

「じゃあ私もばれないように髪切ろうかな」

「美命ちゃんはそのままで」


 もし想心と遭遇した場合、おそらく想心は心が壊れてしまいそうな感じだ。


「名前はまだ考えてないけど、セブラたちと行動するし、想心がピンチの時は行かせてもらうね。それでいいでしょ?」

「秘密基地にいてもらったほうが俺は動きやすいんだが仕方がない。一応、リラには了承得てる。んでいよいよダークグレーノ国へと行く。その前に俺とみよりは玖朗の容体を確認しに行くから、その間に必要なもん買っておけよ」


 そう言って二人は行かれてしまい、緊張してしまうけれど、美命ちゃんたちと一緒に買い出しへと向かった。

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