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シゴノセカイ《改訂版》  作者: 福乃 吹風
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56話 アズマ塔①

 ダンザ校長に報告したがアズマ塔は危険なため、まだ許可が得られず、リエートでポイを稼いでいた。そういや白い向日葵まだ見つけられてないなと思いながら、依頼主の家で掃除をしている。それにしてもすごい数のゴミがあり、ゴミ屋敷状態となっていた。汀は匂いが駄目らしく、寮にいてもらっている。

 

「すまない、まさかゴミ屋敷になるとは思っていなくて」

「いえ。大丈夫ですので、お仕事しててください」


 ありがとうと仕事場に戻る依頼主である、學門学さんでカミナリノ王国では有名な研究者なんだそう。日々研究に追われているため、掃除する暇がないらしい。掃除ロボットとかすでにありそうな感じではあるが、學門さんはそういう開発者ではないそうだ。

 そうなればイッシェに頼んで掃除ロボットを作ってほしいが、連絡しても音信不通で、無事でいてほしいと願うしかなかった。


 ある程度ゴミを外に出したはいいけれど、雨だからあまり外には置けない。外にあるゴミ箱もパンパンだからな。それにしても昨日までは晴れていたというのに、豪雨並みの雨と雷が鳴り止まない。

 現世で何かが起きているんだろうかと空を眺めていたら、カステクラインがくるくると回転する。誰だろうとカステクラインを起動させた。


「カステクライン!連絡、水のペンギン!」


 水でできたペンギンがカステクラインから出てきて、俺の周りを一周し手のひらに乗る。


『…想心』

「イッシェ!?今どこにいんだよ。俺たちずっと心配してたんだぞ!」

『はぁはぁ、アズマ塔に…すぐ来てなのじゃ…』


 イッシェが歩く足音でもう一人いることがわかる。


「誰と一緒にいる?」

『ハウヴァですわ!なんとか銀様から離れることはできましたの。ただ、イッシェの人形を銀様がお持ちで、人形がバラバラに』


 普通のスマホを持っていたら落としていたパターンで、湘西さんのように死屍デッドルタへとなってしまうんじゃないか。ファウを助けたようにできないだろうかと、ハウヴァに聞く。


「こっちにワープはできない?」

『無理ですわ。はいねのデステクラインは銀様がお持ちで、イッシェのカステクラインはいつ壊れてもおかしくはないですの。はいねたちは身を隠してますから、すぐ来てくださいまし』

「わかった。ダンザ校長を説得して、すぐ向かうから、イッシェ。それまで持ち堪えてくれ」

『うむ…待っとる』


 通話が終え學門さんの家の中へと入り、アンジー雫ー剣汰ーと叫ぶと部屋から出て来てくれた。


「何かあったの?」

「イッシェのカステクラインが壊れ始めてるっぽい。急いでアズマ塔に行きたいってダンザ校長に伝えなくちゃ」

「だけど行くにしても、危険すぎるし、ダンザ校長は行かせてくれないと思う」

「僕も同意見です。感電したら何百年にも治療が必要になる。それは避けたい」

 

 雫と剣汰はそう言っているもアンジは何か策があるようだ。


「學門さんに相談してみよう。何かいい策があるかもしれない。さっき片付けていた時、アズマ塔の写真が飾られていたんだ。きっと學門さんはアズマ塔に行っている」


 アンジがそう言うもんで、仕事中でも聞いてみることに。


「學門さん、すみません」

「ん?」

「アズマ塔の行き方知っていますでしょうか?」


 アンジが聞くと懐かしいと言いながら、綺麗になった棚を漁り始め、これじゃないとポイポイ投げるから俺たちは片付ける。綺麗になった棚にはなかったらしく、まだ片付けていない本を漁り始めた。ポイポイ投げる本をキャッチし、空いている本棚に俺たちはしまっていく。

 しばらくして見つけたよーと嬉しそうに言い、見せてもらうことになった。


「アズマ塔に行くには植物魔法を取得しておくのがおすすめ。誰か植物魔法覚えてる?」

「私が覚えてますけど、テストで引っかかってしまって正式にはまだ」

「僕も階級上げる時に、落ちてばかりだったけど、階級が関係しているわけじゃないから大丈夫。って言っても僕は実際、アズマ塔に訪れたことがあるから、すぐ行けるよ」


 その言葉でよっしゃと俺たちははしゃぎ、ただと付け足された。


「水魔導士は確実に感電しやすいから、やめといたほうがいいかもしれないね」


 俺たちはずっこけ、だからダンザ校長から許可が出ないんだと知る。うぅやっぱりテンファを連れてくればよかったと後悔している俺たち。


「まあそんなに落ち込まなくても、僕が開発したロボットで行けばアズマ塔に行けるよ」


 それを早く言ってくださいと同時に言う俺たちであり、仕事があるというのに連れてってもらうことになった。これは一応、ダンザ校長に報告してから、言ったほうがいいよなと、準備をしてくれている間に、一度カミナリノ城へと行く。

 ハウヴァはデステクラインって言っていたから、まだカステクラインにはなっていないってことだよな。


「ねえ想心、母さんにその、イッシェさんのこと伝えたほうがいいと思う。僕のようになってほしくないから」

「そうだな。一応、イッシェの団長である莉穏さんに話してからにしよう」


 そうだ。そうだった。イッシェは団長の姉だ。白金銀がイッシェの人形を持っていて、壊されちまったこと、告げたら団長が闇堕ちするかもしれないと考えているかもしれない。

 慎重に動くしかないと校長室の前に立ち、なぜか緊張がありながらも、想心入りますとノックしながら伝え、中に入った。ダンザ校長は険しい顔をして、考えている様子。


「なんや」

「アズマ塔の行き方がわかりました。それとイッシェのカステクラインが」

「わかっとる。カミナリノ王国にあるカステクラインがどうなっておるのか、王の力で知れるんや。イッシェのカステクラインが壊れ始めていることも」

「なら早くイッシェを救わなくちゃ」


 あかんとダンザ校長に叱られてしまい、なんでそこまで俺たちを止めるんだよ。そしたらダンザ校長はこうも言う。


「それだけではないんや、想心。わいは今、留学生の想心たちの分まで命を預かっとるん。もし想心たちに何かあったら、ミズノ王国が攻めに来るんや。ミズノ王は優しい王であっても、ミズノ王は今もなお心を痛めとる理由、想心ならわかるんちゃう?」


 あっと俺は何も言えなかった。校長は何がなんでも叱らず、見守ってくれて、迷っているときは一緒に考えてくれている。けれどそのうちに宿っているものは、奥さんを早く助けたいという想いが存在し、治せる人を探し続けていることを。

 ダンザ校長は俺が言い返さないことで、アンジに問う。


「アンジ、それでも行きたいんやな?」

「はい。僕の生徒でもあり、親友であるイッシェを放っておきたくはありません」

「なら早いんやけど、雫。階級試験を行うさかい。そこで植物魔法をしっかり使えると判断ができたら行ってかまへん。学には行っとく。ただし!もし不合格だと判断した場合は行かせんからな!」


 雫に圧をかけないでもらいたいが、挽回のチャンスだと思って、雫頑張れと言うしかなかった。三日後に試験が行われるらしく、それまでは学さんにびしばし教えてもらうことに。

 俺たちは雫の邪魔になりそうで、三日間だけ莉穏さんと共に行動することになった。


「なるほどねえ。イッシェのカステクラインが壊れ始めてるなら、雫ちゃんに頑張ってもらわないと」

「莉穏さんは植物魔法お持ちなんですか?」

「持ってないというか、一度学さんに教わったとき、これは駄目だと判断してとるのやめたの」

「そんなに難しいんですか?」


 剣汰が質問すると筆記試験は良いらしいけれど、実技試験で何度も駄目になったと教わったらしい。雫はそのパターンだと思ってしまった。



 少し遡り、イッシェがアズマ塔でハウヴァを救う……


 思わず白金銀にしがみついて辿り着いた場所は、誰も近づけられないというアズマ塔付近じゃった。ここで仕留められたらと思いながら、雷がゴロゴロと鳴りよって、あちこちに落雷が何度も起きうる。

 早よ建物の中に避難じゃと妾は、雷魔導士なうえ、被害は少なくすぐ辿り着くことができたのじゃ。中に入るも電気がないうえ、カステクラインを起動させたのじゃ。


「カステクライン!灯り 懐中電灯!」


 カステクラインが懐中電灯のように光り出し、周囲が見え、塔じゃから上に行けば白金銀がおるかもしれぬ。円形になっている階段をぐるぐると上り、いなかったらどう探せば良いのじゃろうか。

 あまり会うことができなかった白金銀に会うことができたんじゃ。今までやって来たこと、くるめたちに謝罪してくれるんじゃったら何もしない。じゃが反省が見えんかったら、妾はきっと……。


 どれくらい上ればいいんじゃろうと上っていくと、頂上に到着したようで上り切ると、ゆったりと座って寝ているハウヴァの髪の毛に触れておる白金銀がおった。


「お前は確かミズノ王国黄色の団寮長のイッシェ。自分はいま、機嫌が悪いんだ。殺されたくなければ、立ち去れ」

「無理に決まっておろう!なぜ妾の大事な妹と妹の子どもたちの命を奪ったんじゃ!」

「大きな声を出すな。ハウヴァが起きよう」


 なぜじゃ、なぜ奪ったと怒鳴り続けておったら、ハウヴァが起きよって銀様と混乱しており、思い出したのかハウヴァは妾の元へ行こうともハウヴァについているものがあるせいなのかびくともしなかったんじゃ。


「ハウヴァ、決めただろう。一生自分についていくと。なぜ自分から離れようとする?」

「離してくださいまし、銀様!イッシェ!」

「カステクライン!雷、バッファローの雷鳴!」


 バッファローが鳴き、雷を放出させるも白金銀には通用しなかったのじゃ。ここで炎魔法を使いたいのじゃが、ハウヴァにも影響が出るかもしれぬ。だから感電させてハウヴァを救出したいところじゃ。

 どの魔法を唱えようか中途しておると、炎魔法を使ってと合図が来てしまったのじゃ。火傷を負わせたくなくとも、ハウヴァを救えるのならと、炎魔法を唱えたんじゃ。


「カステクライン!炎、炎の残石流星群!」


 雨じゃから火力が弱いかもしれぬが、きっと効果は現れるはずじゃと思いたい。室内では使用禁止とあるのじゃが仕方がなかったのじゃ。天井が壊れ白金銀とハウヴァが瓦礫に埋もれる。

 ハウヴァは無事じゃろうなと様子を見ていたら、背後に気配を感じ、そこから距離を離したんじゃ。


「自分が錬魔導士だから炎を利用するとは、よく勉強をしているようだが、お前の本当の名はなんだ?」

「滝木くるめの姉、莱愛らいあじゃ!よくもっよくもっ!」


 妾の本名を出したら白金銀は高笑いをし、莱愛だったんだと冷ややかな笑みを出しよった。その冷ややかな笑みで妾はなぜ、なぜ気づかなかったんじゃと思い出されたんじゃ。


 あれは妾が小学校に上がって少し経った時じゃ。仲良しの友達と登校している時、やたらとうるさい男子がおった。その男子はいじめグループのリーダーで、あまり関わりとうなかったのじゃ。

 じゃが妾の口調を面白がっていつもふざけて、揶揄いよって、学校に行きたくない気持ちが出てしもうた。じゃがくるめが言ってくれた。


「ねえねはねえね。面白いねえねが大好き」


 その言葉にいつも救われ気にせず生活をしておったのう。しばらくしていじめグループのリーダーは家の事情で転校しよった。


 受け入れたくないと白金銀を恨むも、白金銀に真実を聞かされたんじゃ。


「あの時、莱愛は落雷にあったにも関わらずまだ生きていた」

「…なんじゃと?」

「それなのにくるめが、ねえね起きてって揺さぶってその衝動で瓦礫が崩れ、莱愛は死んだ。お前はくるめに殺されたんだよ」

「信じとうない!」


 信じたくはなくても、心のどこかではそうなんじゃないかと思ってしまう妾が嫌じゃった。その場にいたんじゃろうこやつは、くるめが苦しんでいたことを弄んだんじゃ。

 許せるわけなかろうとカステクラインを起動しようと思った矢先、白金銀が妾に似た人形を持っており、その人形を引き千切ったんじゃよ。


 それでもハーフソウルを持つハウヴァを救うため、無理強いでもカステクラインを起動させたんじゃ。


「カステクライン!雷、豹の雷光!」


 雷の光が放ちその隙に豹に乗ってハウヴァを奪い後ろに乗せたんじゃ。ガラスを破り外に脱出するも雷光の光はまだ消えることはなく、ハウヴァを救出することができたんじゃ。 



 グレーノ王国でグレイティア女王陛下が思っていたことが、いま起きていた。死屍デッドルタがデステクライン使いたちを襲い始め、対処をしていてもキリがない。

 グレーノ国にいる人たちはハーフソウルということもあり、次から次へとカステクライン使いへとなり始めていく。そのおかげなのか死屍デッドルタが徐々に減っているのはわかるも、いつ白金銀が来るかわからない。カステクライン使いとなった人たちを狩りに来るんじゃないかという恐れ。それを守ってしまう僕らはいつ発動が起きてもおかしくはない状況だった。


 ただ蓜島さんはいつカステクライン使いになってもおかしくはない状況だというのに、維持できているのはどういうことだろうか。


「カステクライン使いになった者たちは、至急カミナリノ王国に行け!」


 セブラもカステクライン使いを庇うような仕草をしていても、発動していない。セブラもハーフソウルとなって保っているという認識でいいのだろうか。

 僕は臆病だからまだ魂は黒いままよと、グレイティア女王陛下が言うから、自分が冒した罪。自分を害したからまず僕という存在を愛しなさいと、アドバイスをくれた。それによって浄化されるらしい。だから自分に自信を持つことだけを集中しながら、暴走した死屍デッドルタを止める。ルルラちゃんも優くんもグレイティア女王陛下のお言葉を受け、動いてくれていた。


「デステクライン!闇、ウルフの遠吠え!」


 死屍デッドルタに噛み付くウルフであっても、効果は薄いのはわかっている。カステクライン使いと違って獄の世界で使用できるのは闇魔法のみ。

 なんとか美命ちゃんが来てくれればと思っていたら、その願いが届いた。


「カステクライン!光、ハーフの光波!」


 僕たちにとっては効果抜群で攻撃が来ようとも、なぜか痛くはない。光が消え痛くないのはなんでと体を確認していたら、美命ちゃんが降りてくる。


「間に合ってよかった。怪我はしてない?」

「また助けられちゃったね」

「いいよ。グレーノ王国はカステクライン使用しても、デステクライン使いに悪影響にならないの。違う国だったらアウトだったけどね」

「そうだったんだ。それからそちらの女性は?」


 誰かを探している様子で美命ちゃんが紹介をする前に、その女性はセブラを見つけるとセブラにハグをしていた。セブラはよかったと強く抱きしめていて、なるほどと納得する。


「すでに知ってると思うけど、セブラが愛した女性、龍桜咲さん。本当はシロノ国から出ることは禁じられてたんだけど」

「大丈夫なの?」

「大丈夫じゃないかも」


 すると天からシロノ団がやって来て、もしや美命ちゃんやってはいけないことをしたんじゃと、美命ちゃんを隠す。セブラも察知したのかすでに消えていた。なんとかしてセブラたちと合流したいけど、ワープできる魔法はまだ教わってない。

 建物を利用して隠れそうな場所まで急ぐ。ルルラちゃんと優くんが無事であってほしいと隠れそうな場所を見つけその中へと入った。ちょっと狭いけど大丈夫だろうと思いたい。


「シロノ国で何が起きているの?」

「詳しくは知らないの。ただいきなり咲さんが行かなくちゃって部屋から脱走しちゃって、見てられなかったから手を貸したら、本当に大変なこと起きちゃった」

「起きちゃった?」

「うん。もう時期わかるよ。それまでは私が言ったこと内密にお願い。私はここまでみたい。もし想ちゃんに会えたら伝えて。想ちゃんの実の両親はシロノ国に幽閉されてることを」


 美命ちゃんが出ようとして止めたけれど、美命ちゃんは外に出てしまってシロノ団に捕まってしまう。助けなくちゃと出ようとしたけれど、眩しい光がきちゃって助けることができなかった。

 このこと想心が知ってしまったら、確実に闇落ちしてしまう。どうしようとその場で立ち尽くしていたら、ルルの王子様とルルラちゃんが乱れた格好で走って来た。


「ルルラちゃん、優くんは?」

「優お兄ちゃん、一緒にいたけどいなくなっちゃった探しても見つからない」


 さっきの光に入ったのか不明でも、セブラが戻って来ない限り僕たちは動けない。グレイティア女王陛下に指示をもらうしかないかな。ルルラちゃんの手をとり、行こうとしたら大変だべえと育さんが現れる。


「育さん」

「おー思穏!ゼブラおるが?」

「いえ。今はいないんですけど」

「玖朗が現世で暴れで、大ぎな傷負っただぁ!」


 最強の玖朗さんに傷を与える人って実在するのと愕然としてしまった。役に立てるかわからないけど、連れてってくださいと育さんにお願いをして、連れてってもらうことに。

 てっきりブラックノ国にいるのかと思えば、ライトノ王国にあるブラックノ寮で、玖朗さんの部屋へと訪れる。


 ライトノ王国宮廷医師が治療をしているも、出血が止まってはいなかった。ルルラちゃんには刺激が強いと判断し、一度部屋を出る。あんなに傷を負う羽目になったわけってなんだろうと、考えていたら伊雪さんが怒りを超えたレベルの表情をしていた。


「伊雪さん…」

「団長に傷を負わせた現世にいる奴、絶対に殺す。団長を癒せるのは想心。それか」


 するとセブラが愛した女性がやって来て、勝手に入ってしまうが玖朗さんの傷を癒していく。セブラがぜえぜえ言っていて、玖朗さんの様子を見ながら、肌で伝わるほど怒りを出していた。


「やっぱあいつ動き出したんだな」

「セブラが呑気にやってるから、玖朗が傷を負う羽目になったし、手が出せなくなったじゃん。どうする気?」

「まあ焦るな。こうなることは想定していたし、玖朗は何がなんでも芽森を守っていたはず。このタイミングで咲があそこから逃げてくれたから、玖朗はひとまず大丈夫だろう」


 発言するも伊雪さんは思いっきりセブラに一発お腹を殴り、どこかへと行ってしまう。聞きたいけれどセブラに言われてしまった。


「思穏にはまだ言えないがきっちり話す。それまで待っててくれ」

「うん。セブラ、咲さんと一緒にいて構わない。僕はグレーノ王国に戻って、グレイティア女王陛下の指示を仰ぐから」


 悪いなとセブラに言われ、育頼むとセブラが言うと、僕たちはグレーノ王国に戻れた。

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