Ⅹ. ‐ 4. クール・パニックⅢ
『降りて』来たのは、無数と言いたく為る程の数の、『女』のひとたち。
それは、異様な光景だった。
と言うかもう、これだけ『沢山』居ると気持ちが悪いよ?
酷いよ?
教会の庭に『入り切らない』人数ーー地に立てないひとたちーーは、
そのまま空に浮いていたーー
……………恐い。……………ひたすらに怖い。色んなタイプの、『身綺麗』にした女性達ーー
えっと。
………何事なのでしょうか…………。
と、
私がおねえさま『軍団』にーードン引いて居たら、いつの間にか『タクトさま』と、『リュウさん』が私達の近くに来ていた。私の直ぐ側には、直夏。それから、またまたいつの間になのか、友さんと『セイさん』も、立ち位置を移動していた。おじ様はアレフゥロード様や、ガイを、おねえさま集団から『庇う』様な位置に移動していたーーみなさんーーいつの間にーー。
マリーサさんの近くには、友さんが居た。……マリーサが……うっとりしてるけど、そこ、大丈夫?
セイさんーーは、えっと、『リク』さん?の近くに居て、白髪さんを、『押えてる』リクさんをやっぱり『庇う』みたいな?立ち位置。リクさん、おねえさん集団に背を向けてるからね?
………あれ?海君何処? 私は内心慌てて海君を探す。……良く分からないけど、ちゃんと避難してる?
『…友理、…何をきょろきょろしてるの…』と、極小の声で、直夏に聞かれた。うぐっ、だって。
『…だって海君が…何処?』と、私も超・極小ボイスで返す。直夏が顔をしかめてから、ふっと視線で『示す』。『あっち』と。
海君は。私達のずっと『後ろ』に、居ました。…………。犬ちゃん改『わん』ちゃんと、牡丹君に………襟首持たれて………いや、持つって言うか、『咥えられて』。………。連れてかれたみたい………。ありがとう。二匹ちゃん。………ちゃんと避難してるよ…………。
「は〜派手な連中。…ぼく『好み』じゃないな。」と、
沈黙とも言いたい空気をぶち破って『言った』のはーータクトさんだったーー。うっわ、………美形………………………過ぎる『笑顔』で。おねえさま方、言われたのに、一瞬『呆気』に取られてます。
口開いてるもん。皆して。美女(※ケバい)の呆け顔やばいです。ネトアゲしたいwいや、駄目だ不謹慎だーーすみません。
うん、でも壮観だよ?中々見れないよ?これ。
その時ゆったりと、場違いな動作と口調でーーおじ様が話し出したーー
「ーー何か用か? ーーお嬢さん方?」と。
「 なあ? ーー人様の『星』に、『土足』かーー
ーー随分と上品な『躾け』をーー受けたんだろうなあーー俺の記憶には『無い』様ななーー悪いな、俺は『粗悪』なもんで、お嬢さん方の『常識』が『理解らない』様だ。 …なあ?そうだろ?ーー
其れともーー其れが『礼儀』なのか?ーー君等の。なあ?
ーー人の家の庭に勝手に入るなよ。 不法侵入。 後は何の『罪状』が欲しいんだ? ……呆れた『マナー』だな…お前さん等。残念だけどな、俺はね?
『淑女』にしか興味持てなくてね。悪いなお嬢さん方。
ーー『塵』にされたい奴はーー向かって来いよ。抱き締めてやるぜ?言い訳は聞かないーー【消滅】希望じゃ無い奴は、自分の『寝床』引き返しな。……いちいち相手すんのも面倒だ。くだらない事は『喋るな』よ? 寝不足で気が立ってんだ。成る早で帰りたいんだよ。」
ーー理解るな?ーーと、
寒気を覚えるーー『空気』をーー醸し出してーー。おじ様が(一番)怖い。(泣)
『っ、』おねえさま方が震撼するーー
『ーーっ』震え出す。
『ーーーーーーー! っ、フェアリー・ヴァースさま〜〜〜〜〜っ!抱き締めて〜〜〜〜っ!』
と。え?そっち?!
「お父さんの馬鹿〜!台詞間違ってんでしょ!蹴散らしてよ!」と、友さん。
「蹴れるか!馬鹿!」と、おじ様。………蹴ってもいいんじゃないかな?(だって『恐い』し。)
「……お父さんって、本当……女心、理解ん無い人だよねー。」と、タクトさま。
「……だって、……お父さんだし。」いや、意味分かんないです、リュウさん……。
「……卓兄、龍兄、俺、気取る気無いけど、女性は蹴れない。…どうするの?あれ。」と、直夏さん。確かに。直夏は優しいからね〜無理だよね。うん。
「え?ああ、大丈夫だよ。」と、リュウさん。タクトさんも頷いてる。…そなの?…何で?
「んとに面倒くせーな」とおじ様が毒吐いてる。
「……お父さん寝不足で…口悪くなってるよ、龍。……恐いから…早目に『終わらそ?』」と、タクトさんが言う。『らじゃ』と、リュウさん。息ぴったり。
と、其処に。……つか確か、最初に『怒らせた』のタクトさん……。………なかった事になの?(汗)
とか思ってると、『セイ』さんが、『動きました』。確かに一番近くに『居た』の、この人だしね。
『きゃ』とか、
『やあ』とか、
『あっ』とか、『っは』とか、やたらと『色っぽい』…悲鳴が『聴こえた』。聴こえただけ。
ちょっと土煙舞って良く分からない『状況』が、一瞬で『静けさ』に変わる。
……………。かなりな『広範囲』で、おねえさま方ーーーー倒れて?ましたーーーー。『うう』とかなんとか『呻き』ながら。
………………………なんで『倒れ方』みんなーー色っぽいの?…………………………演技なの?
違うか。………痛がってるし。未だ立ってた人達も、その『光景』に呆然としてるし。『惨劇』って感じ。決して血は流ていなかったけど。
「「…とりあえず『ナイス』青君。」」
タクトさんとリュウさんがハモった。だから……息ぴったりだよ……なんでよ?
「ナイスじゃないよ、青。何様子見してたんだよ…お前は。さっさと動けよ全く。鈍いよ。」
『リク』さんからの、駄目出し。………厳しい……。
「……青、お前……好みの『美人』がいないか『様子見』したんだろ?」と、友さんが。いや2、まさか。そんな。馬鹿な。……………この状況で?
「はは。いなかった。居たら手加減しようと思って(笑)」と。
………うわ、超・いい・笑顔…………。ひどいなーこの人……………。(引)
「…いや、ちょっと? 引かないでよ? 冗談だよ?w(※嘘)」と、私に言って来る。え?ーー
「………つうかそろそろ……オレを解放してくれ……オレも『被害者』だって……この場合……。うぐ」と、
そう言えば『空から』さんは、リクさんに『踏まれた』ままだった。……忘れるよねー………。(少し反省)
「うっさい。黙ってろ。『うぐっ』 ーー女の子に暴言吐いたんだ、ーー【消滅】じゃ無いだけ有難く思え?ーー【消えたい】のか?」
リクさんがーー表情も変えずにそう言った。ぐっと、其の『足』に更なる力を込めて。
……あれ?『女の子』って……私? 嘘ーーリクさんーー良い人? 違うのかも。でも……なんか嬉しいな。 自分じゃ無い『誰か』の為に、怒ってるって事でしょ? ちょっとやり過ぎだけれども(苦笑)。
「そうだな」
と、そこに言ったのは『おじ様』だった。
「そいつは『強制送還』させるとして、あ、後『出禁』な。『出外禁止』付けるか?(笑)」
と、……愉しそう?う〜やっぱり綺麗な顔だな〜怒ると凄く恐いよ。……綺麗な顔は、怒らしちゃ駄目ね。なんか恐いから。
恐い2思ってたら、……睨まれた。顔を背ける私。うう、…見てる。睨んでる。ごめんなさい。『……俺のあげた服じゃ無いなあ…』って。今?!其処なの?!おじ様!? ……なんて掴み所の無い………なんか面白いひとだな……このひと。緊迫感が有るんだか無いんだかで。はあorz。
今服の御礼言うのは何か違うから……後で言います。はあ。後で何か御礼しなくては。何がいいのかな?
『ーーはは。やっぱり君、面白い子だね。着てるとこ、見たかっただけだから、気にしないでいいよ、友理奈ちゃん?』と、
私の『頭の中』に、『声』が『響き』ましたーーえ?
思わず『おじ様』を『見る』私ーー
それに『気付いて』にっと『笑われる』ーー。これってやっぱり。……そうだよね。
『神様』なんだ。ーー本当に。……嘘みたいだけど……。『特別』な『力』なんだーー。
変な意味で、実感する。声に出さずに会話出来るなんて……便利なんだか……不便なんだか…で。
『俺もね、そう思うよ。』
おじ様の『声』が、又『聴こえ』たーーそして、『又後で』と『言われた』。……はい。
気を取り直して?前を見る。事態は未だ、『収拾』付いて無いーーもの。んー?そもそも?
この『おねえさん』達、だあれ? 其処だよね?
………全員コスプレイヤーとか? 違うか。 まさかね。て言うかさ。
寒くないのかな? このひと達。 色気、出し過ぎだけど。 布少ないね。
おへそとか、足とか、出し過ぎですよ?おねえさん達。 後ね、胸も。 …。なんかみなさん………………。はしたないよ? 大丈夫? 痴女なのかな?




