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第73話:危険地帯 その3

(おいおい……いくらなんでも洒落になってねえぞ)


 炎を全身に纏ったヒクイドリを前にしたレウルスは、戦慄の込められた呟きを内心だけで零す。言葉にしなかったのは非常に単純な理由で、口を開ければ喉が焼けそうだからだ。


 ヒクイドリが身に纏った炎は、浮かんだ冷や汗が瞬時に蒸発するような熱を放っている。至近距離でヒクイドリと打ち合っていたレウルスは、目の水分すらも急速に蒸発していく感覚に襲われて咄嗟に背後へと飛んだ。


『ヴォヴォッ!』

「っ!」


 距離を開けようとするレウルスに対し、ヒクイドリも追従するように前に出る。間合いを開けさせず、このまま乾いて死ねと言わんばかりにレウルスから離れなかった。


 呼吸をすれば熱で喉を焼かれ、目を開け続ければそのまま干物にでもなりそうだ。レウルスは目を細めて少しでも乾燥を防ごうとするが、その程度で防げるような生易しい温度ではない。

 ほんの数メートル先で轟々と炎が燃え盛っているのだ。それもレウルスの動きに追従して間合いを詰め、熱から逃げることもできない。


『ヴォッ! ヴォッ!』


 厄介なのは、ヒクイドリがレウルスの窒息なり失明なりを待たずに攻め立てることだろう。それまでは目視できていた蹴りも炎で包まれており、大剣で弾こうにも間合いが掴めない。

 その上、ヒクイドリの攻撃を回避するにも迎撃するにも、かなりの運動量が必要となる。当然ながら相応の酸素が必要で、動けば動くだけ窒息死に近づいていく。かといって呼吸をすれば喉が焼かれ、遠からず窒息死に至るだろう。


 『熱量解放』に回している魔力はまだまだもつ。だが、このままでは魔力が尽きるよりも先に死ぬ。


「ッ……エリザァッ!」


 窒息するよりも先に倒せるかと聞かれれば、答えは否だ。そのためレウルスは一度だけエリザの名を呼ぶ。自分一人では目の前の魔物に勝てないと、勝てるとしても相打ちになると判断して。


 名前を呼んだだけでエリザが自分の意図を察してくれるかはわからない。それでもレウルスはエリザを信じ、左手を大剣の柄から離して口元に当てる。その上で目を瞑り、視界を閉ざした。

 左手は少しでも喉を守るためであり、目を閉じたのは目を守るだめだ。幸いと言うべきか、レウルスは魔力を持っている相手ならば感覚でその位置を探れる。


 喉が焼けないよう小刻みに呼吸を繰り返し、ヒクイドリの蹴りが飛んでくれば炎に焼かれないよう大きく回避する。回避が無理な場合は右手一本で握った大剣を振るい、強引に蹴りの軌道を逸らした。


『ヴォッ……ヴォヴォッ!』


 目を瞑っていても攻撃が弾かれると察したのか、ヒクイドリは再び蹴りにフェイントを混ぜ始める。だが、フェイントといえど炎を纏った蹴りが至近距離まで飛んでくるのだ。皮膚が焼け付くのが感じられ、チリチリと痛みが伝わってくる。

 それでもレウルスは両足を大きく開いて地面をしっかりと踏みしめ、フェイントも全て打ち払う気で大剣を振るう。


(案外なんとかなるが……っ?)


 目を閉じたままヒクイドリの攻撃を捌き続けるレウルスだったが、不意にヒクイドリの魔力が複数に分裂した。ほんの少しだけ目を開けて見ると、ヒクイドリの周囲に火球が浮かび上がっている。


 レウルスが魔力を読んで迎撃していることに気付き、火炎魔法を使うことで自身の位置を隠そうとしているのだ。

 生み出された火球はヒクイドリの周囲で滞空しており、ヒクイドリの動きに合わせて位置を変えていく。どうやら生み出した火球もある程度ならば操作できるらしい。


(本当に嫌らしいなこの鳥!? 対策を思いつくのが早すぎるだろっ!?)


 厄介なのは、レウルスに気配を読ませないために生み出した火球も武器になるという点だ。触れれば爆発し、レウルスに甚大なダメージを与えるだろう。

 ヒクイドリの魔力を読んで迎撃するレウルスだが、瞬時の判断が必要となった場合に魔力を読み違える危険性があった。その場合、ヒクイドリの攻撃を弾き返すつもりが火球を切り裂いてしまい、隙だらけの体に蹴りが叩き込まれるだろう。


「雷の精霊よ! 我が魔力を食らいてこの身に宿れ!」


 これは本格的にまずい。そう考えるレウルスの耳に、エリザの声が届いた。それは『詠唱』の声であり、レウルスが名前を呼んだ理由を察したに違いない。


 エリザの声には恐怖を押し殺すような響きがあり――それ以上に怒りが滲んでいた。


「世界に奔る雷霆よ! 炎を破り、打ち消し、薙ぎ払う疾雷(しつらい)を! 彼の怨敵を討ち滅ぼす稲妻を!」


 以前聞いた『詠唱』とは、内容がかなり異なる。身を焼かれながらもヒクイドリの蹴りを弾くレウルスだったが、“それ”で魔法が撃てるのかと少しだけ不安に思ってしまった。


 魔法とは、魔力を用いた世界への干渉である。レウルスは魔法が使えないためその感覚はわからないが、エリザは巨大な魔力と併せて『詠唱』を行うことにより、辛うじて魔法を行使できるだけだ。


 だが、一度『詠唱』を使ったことで少しは慣れたのか、あるいは旅の道中でジルバに魔法の使い方を学んでコツでも掴んだのか。

 『詠唱』を進めるにつれてエリザの魔力が膨れ上がり、電気の弾ける音が聞こえ始める。


「雷の精霊よ――エリザ=ヴァルジェーベの名と魂において乞い願う! 敵を滅ぼせ! 討ち果たせ! その一切合切を薙ぎ払え!」


 今回の『詠唱』は、妙に過激だった。一体何がエリザの逆鱗に触れたのかわからないが、レウルスは右腕を焼かれながらもヒクイドリの蹴りを大剣で弾く。


『ヴォオオォ……ヴォッ!』


 ヒクイドリの周囲に浮かんでいた火球が、エリザ目掛けて放たれる。それを察したレウルスは発射された火球を切り裂き――左肩に激痛と灼熱が走った。


「ヅッ!?」


 蹴りは飛んできていない。一体何事かと目を見開くレウルスだったが、眼前にヒクイドリの顔があった。


 レウルスが火球を切り裂いている間に首を伸ばし、レウルスの首を食い千切ろうとしたのだ。これまで蹴りばかり放っていたのは、そのような攻撃手段があると悟らせないためだったのだろう。

 右腕一本で大剣を振るっていたため上体が大きく動き、首を食い千切られなかったのはただの僥倖でしかない。


「ッッ……オオオオオオオォォッ!」


 残っていた酸素を吐き出すように咆哮し、火傷で腕全体が痛み始めていた右腕に力を込める。そして伸ばしていた首を叩き斬るべく大剣を横に薙ぐが、それを察したのかヒクイドリは大きく後方へと跳んだ。


『ヴォヴォッ!』


 それも、体の周囲に浮かべていた火球を置き土産にして、だ。追撃を封じるべく放たれた火球は大剣を大振りしたレウルスの胴体に命中し、爆炎と共に炸裂してその体を大きく吹き飛ばす。


「雷の精霊よ――」


 それは幸運なのか、それともヒクイドリ自身が狙ったのか。レウルスとヒクイドリの距離が大きく開いた。それを見たエリザは魔力を練り上げ、バチバチと音を立てる両腕を振り下ろす。


「――彼の敵を討て! 降り注げ! 天の雷よ!」


 放たれるのは、上空から降り注ぐ巨大な雷光だ。かつてエリザが行使した雷魔法を上回る威力と精度を持ったその一撃は、狙い違わずヒクイドリの頭上から降り注ぐ。

 例え回避しようとも、天から落ちてくる雷は“避けた先”にも降り注ぐだろう。


『ヴォオオオオオオオオオオオオォォッ!』


 その巨大な落雷を、ヒクイドリは迎え撃つ。全身を纏う炎が咆哮と共に逆巻き、竜巻のような渦となって上空へと発射される。


 空中で激突する落雷と炎の竜巻。


 片や、万全の状態で『詠唱』を用いてまで放たれた雷撃。


 片や、レウルスとの戦闘で魔力を消耗している状態で放たれた赤き焔。


 二つの魔法は空中でせめぎ合い――威力は互角。


 鉄槌のように降り注ぐ雷を炎が飲み込み、爆散してその魔力を散らす。互いに中級魔法と呼べるであろう威力を発揮したものの、ヒクイドリの炎はエリザの雷を完全に相殺していた。

 爆散する炎に混ざって雷光が散り、カメラのフラッシュのように瞬く。それは雷を迎撃するために顔を上げたヒクイドリの視界を白く染め、ヒクイドリはその光を嫌がるように目を細め――。


「――死ね」

『ッ!?』


 ヒクイドリの火球で吹き飛ばされたはずのレウルスが、懐に潜り込む。上空に気を向けていたヒクイドリはそれでもレウルスの殺気に反応し、力強く地面を蹴って距離を取る。


 エリザの雷魔法を相殺するために、身に纏っていた炎を使い切った。それでも自慢の脚力は健在であり、レウルスの斬撃を容易く回避する。


『――――?』


 レウルスの斬撃を回避したヒクイドリは、その首を傾げる――否、傾げようとした。だが、その意思に反して体が動かない。

 火球を受けて爆散したのか革鎧を失ったレウルスも、大剣を振り切った体勢で動きを止めている。


「避けてくれてありがとうよ……」


 そんなレウルスの言葉と共に、真紅の毛で覆われたヒクイドリの首に一筋の赤い線が現れた。


 爆発の衝撃と火傷の痛みを無視して、“全力”で踏み込んで振るった大剣。わざと声をかけて斬りかかったが、爪で受け止められていたらレウルスの負けだった。


「ああ、くそっ、喉も体もいてぇ……」


 そう言って、レウルスはその場に膝を突く。それはあまりにも隙だらけな姿であり、それを見たヒクイドリは蹴り殺すべく足を持ち上げようとする――が、やはり体が動かない。


 そうしているうちに、徐々にヒクイドリの体が傾いていく。その動きに釣られてヒクイドリの首に走っていた赤い線が大きくなり、やがて端から裂けていく。

 これまで何度か使ったことがある、魔力の刃で斬り裂いた証拠だった。


「――やっと斬れた」


 レウルスは万感の思いで呟くと、その場で大の字になって倒れるのだった。








「レウルスッ! レウルスッ! しっかりするんじゃ! 死んでは駄目じゃぞ!? 死んだら許さんからなっ!?」

「死なないし聞こえてるし痛いから抱き着かないでくれ……」


 ヒクイドリが倒れた直後、全身を血で濡らしたエリザが駆け寄ってくるなり抱き着いてきた。それを受け止める余裕もなく、地面に倒れたレウルスは心底からの感想を述べる。


 最初に抉られた左頬はともかく、直撃した火球の衝撃で内臓が痛み、その上数十秒とはいえ炎で炙られた全身は大火傷だ。

 特に、炎を纏ったヒクイドリと大剣で打ち合っていた右腕が酷い。手甲をしていた手首周りは比較的マシだが、それ以外の部分は服が焼けた上で肌が白くなっている。


 激痛を通り越し、痛みや熱がほとんど感じられないのが逆に恐ろしかった。


 その他にも嘴で食い千切られた左肩は抉れた上で焼かれており、『熱量解放』を解除したらまともに動くのか不安である。

 エリザとの『契約』によってどれほどの自己治癒力が発揮されるかは謎だが、完治までどれぐらいの時間がかかるのか――そもそも完治する傷なのかもわからない。  


「……ところで俺、アフロになってない? もしくは髪が全部焼けてたりしない?」

「“あふろ”ってなんじゃ!? もうっ、ばかっ! あほっ!」


 だが、抱き着いて今にも泣きそうなエリザの顔を見たレウルスは、おどけるようにそう言っていた。


 危険だからと魔法は使わせないつもりだったが、結局はエリザに頼ってしまったのである。今回はここ三ヶ月ほどで魔力を蓄えていたため気絶はしなかったが、『詠唱』の影響でエリザも全身傷だらけだった。


 『熱量解放』を解除していないためまだ動く左手を持ち上げると、レウルスはエリザの頭を優しく撫でる。


「助かったよ、エリザ……できれば魔法を使わせたくなかったんだけどなぁ」

「それでレウルスが死んだらどうするんじゃ……ずっと一緒だと言ってくれたではないか……」


 魔力を消耗するため『熱量解放』はそろそろ解除するべきだろう。だが、解除した途端地獄のような苦しみが襲ってきそうだ。レウルスはそれでも“今後”のことを考え、『熱量解放』を解除しようとする。


 あとはダリオに運んでもらおう。そう考え――遠くから咆哮が轟く。


『ヴォオオオオオオオオオオオオォォッ! ヴォオオオオッ!』


 それは、倒したはずのヒクイドリの声だった。まさか首を刎ねたにも関わらず生きていたのかとレウルスは驚き、抱き着くエリザごと体を起こす。


「……おいおい、嘘だろ?」


 そして、思わず声を震わせた。


 レウルスが首を刎ねたヒクイドリは、たしかに死んでいた。だが、声が聞こえた方向へと視線を向けると、そこには“二匹目”のヒクイドリがいたのである。

 そのヒクイドリはレウルスが倒したものよりも小さく、胴体や首にいくつかの傷がついていた。それを見たレウルスは即座に悟る。


(マダロ廃棄街を襲ったのはアイツか!?)


 ヒクイドリがマダロ廃棄街を襲ったとは聞いたが、倒したとまでは聞いていなかった。おそらくは上級下位の冒険者やマダロ廃棄街の冒険者組合長が戦い、それでも追い返すのが限界だったのだろう。


『ヴォッ、ヴォッ、ヴォオオオオッ!』


 森の中からヒクイドリが飛び出してくる。咆哮と共に巨大な火球が生み出され、駆け寄りながらも火球の大きさが増していく。


「ぐっ……逃げろエリザ!」


 血を流しながらも立ち上がり、大剣を構えながらレウルスは叫ぶ。


 新手のヒクイドリは明らかにレウルスを狙っており、ヒクイドリが生み出した火球からは先ほどエリザの雷魔法を打ち消したものと同等か、それ以上の魔力が感じられた。

 いくら『熱量解放』を使っているとはいえ、満身創痍の状態で切り裂けるかわからない。そのためエリザに逃げるよう言うが、エリザは従わなかった。


「嫌じゃ! ワシも戦うっ!」


 エリザはレウルスの言葉を拒否し、むしろレウルスとヒクイドリを遮るように立ち塞がる。その体は大きく震えていたが、言葉を撤回して逃げ出すことはなかった。


「大切な人を二度も失えと言うのかっ!? それならば死んだ方がマシじゃ!」


 エリザが何を思って庇うのか、レウルスにも理解できる。だが、『詠唱』を使って魔力の大部分を消費したエリザではまともに戦えるわけがない。


『ヴォオオオオッ!』


 そんな問答の間にもヒクイドリが迫る。火球が輝きを増し、五メートルを超える灼熱の砲弾と化す。


「この……馬鹿がっ!」


 レウルスは左腕でエリザを抱きかかえると、火傷で引きつる右腕だけで大剣を握り締める。

 例え火球を切り裂けたとしても、ヒクイドリの追撃は防げるとは思えない。それでも抗う他に生き残る道はなく――火球が放たれた。


「オオオオオオオオオオオオオォォッ!」


 大剣を握る右手に、ありったけの力を込める。喉も裂けよと咆哮し、地面を踏み割らんばかりに踏み込む。

 体を捻り、斜め下から切り上げる軌道で遠心力を乗せて大剣を振るう。


 火球は大きく、いくら大剣が長いといっても全てを切り裂けるわけではない。それでもレウルスは大剣を振り抜き、魔力の刃と共に火球を真っ二つに切り裂き。


『ヴォオオオオッ!』


 眼前に、前蹴りを放とうとするヒクイドリの姿を見た。


 大剣は振り切っており、片手で即座に斬り下ろすのは困難だ。体勢が悪く、回避も不可能。

 それでもレウルスは生き足掻く。無理だとわかっていても、少しでも蹴りの威力を減らすべくエリザを抱きしめながら後方へと跳ぶ。


 放たれたヒクイドリの蹴りは、レウルスの胴体を狙っていた。一匹目のヒクイドリの火球によって革鎧が吹き飛んだ以上、生身で受けるしかない。

 いくら『熱量解放』を使っていても、ヒクイドリの蹴りを生身で受ければ死は免れないだろう。スローモーションになる視界の中で、せめてエリザだけは蹴りの軌道上から逃がそうと左腕に力を込めて――。


「ふっ!」


 一陣の黒風が、レウルスと蹴りの間に割って入った。レウルスでは大剣で弾くか回避するしかない大砲のような一撃を、“その人物”は素手で横へと受け流す。


『ヴォオオッ!?』


 驚愕の声を上げたのは、レウルスよりもヒクイドリの方が先だった。いつの間にか懐に飛び込んできていた人物――ジルバに驚きながらも距離を取ろうと後方へ跳躍する。


「遅いですねぇ」


 だが、ジルバの方が速い。地面に足をめり込ませるほどの踏み込みと共に、ヒクイドリの胴体に右の掌打を叩き込む。


『ヴォッ……ヴ……』


 不自然なほどに体が大きく震え、よろよろと千鳥足になりながら後退するヒクイドリ。それはジルバから逃れようとする生存本能によるものだったのかもしれないが、当のジルバはヒクイドリに背を向けてレウルスへと笑いかける。


「強力な雷魔法が見えたので駆けつけましたが……御無事で何よりです」


 微笑むジルバの背後で、ヒクイドリの血を吐くような断末魔の叫び声が轟いた。

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