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第5話:恩返し その1

 ラヴァル廃棄街から東に歩くこと十分。レウルスの感覚としては一キロメートルほど歩くと、薪を拾うには良さそうな場所を発見した。


 森と呼ぶには木が少なく、ところどころに伐採の跡がある林である。先日一晩を過ごすこととなった森とは異なり、太陽の日差しが地面にまで届いて林全体に明るい雰囲気が漂っていた。

 足場も悪くなく、ところどころに背の低い草が生えているだけである。落ち葉もあまり積もっておらず、何かあったとしても足を取られることはないだろう。地面から拳サイズの石が突き出ている場所もあるが、足元に注意していれば躓くこともなさそうだ。


「魔物は……いないか?」


 林の中は多少は視線が通るが、何か生き物がいるようには見えない。これまで何度も感じたことがある己の勘にも引っかからず、足音や鳴き声なども聞こえなかった。そのことにレウルスは安堵すると、周囲を警戒しながら林の中に足を踏み入れる。


 今回の目的は薪の収集だ。可能ならば食料になる物も見つけたいが、元農民ではあっても猟師ではない。畑で育てていた野菜などはある程度わかるが、山菜やキノコに関しては素人も良いところである。


(というかキノコはまずい……下手したら死ぬ)


 前世でも山で採ってきたキノコによって死亡する事故が何度もニュースになっていた。いくら世界が違うとはいえ、キノコ類の生態まで変わっていると思うのは危険だろう。

 今の体になってからは何を食べても腹を壊したことがなく、毒キノコも少量ならば平気かもしれないが、下手するとキノコの魔物なども存在するかもしれない。


(キノコの魔物……いるとしたらどんな奴だろ。冬虫夏草をもっと危なくしたのとか? アレはなんだっけ、蛾の幼虫に寄生するんだっけ? もっと危ないってことは人間に寄生するとか……)


 キノコの苗床になっている自分の姿を想像し、レウルスは頭を振った。そんなことはないと思うものの、林に踏み入れた足が後ろへと下がりそうになってしまう。


(自分がした想像でビビるなんてガキか俺は……いや、体はガキだけど)


 ホラー映画を見た後、暗がりに何か潜んでいるのではないかと恐怖するのと同じだ。レウルスは己の想像力も捨てたものではないと苦笑すると、“最初の獲物”を発見して足を止める。


(これは(つる)か……よし、持っていこう)


 薪を拾いに来たは良いが、拾った薪をまとめるためにロープが欲しかったところだ。そのためレウルスは木に絡まっていた蔓を素手で引きちぎると、その柔軟性と強度を確認してから頷く。


「うん、薪をまとめるぐらいなら十分使えそうだな」


 人がぶら下がれば千切れるだろうが、薪をまとめて縛るぐらいはできそうだった。長さはバラバラだが近くにあった蔓を五本ほど千切ると、今度は地面に目を向ける。

 斧などがあれば伐採することもできたが、素手のレウルスでは無理がある。そのため地面に落ちている枝や枯れ木を集めるのだ。


(……これ、ちゃんと燃えるのか?)


 薪を集めようと決断したレウルスだったが、拾った枝などはまだ水分が残っているようだった。ここ数日は天気も良かったためある程度は乾燥しており、燃やそうと思えば燃えないこともないだろうが、そのまま薪として使えるのかという疑問が残る。


(ドミニクさんに渡す時はその辺を伝えとくか)


 料理をする以上は火を使うだろう。その時近くに置いておけば水分が飛び、薪として使えるようになる――そう思いたいレウルスである。


 使えないことはないはずだ。そう判断してあちらこちらを歩き回り、地面に落ちている枝や枯れ木を拾い集めていく。

 拾ったものは大体が小振りだったが、中にはレウルスの腕と同じぐらい太い枝も転がっていた。ただし、太さがあるため水分も多く、薪として使うには不適当だろう。そのためレウルスは草払い用の棒として使うことにした。


 形は多少歪だが、長さが一メートルほどあるため杖として使うこともできる。武器として扱うには心許ないが、木の棒を握っているというだけでも緊張が和らぐ気がした。


(……いや、こんな木の棒で一昨日のライオンみたいなやつと戦ったらすぐに死ぬだろうけどさ……)


 レウルスは多くの魔物を見たことがあるわけではない。だが、シェナ村で生活していた時に畑を荒らしに来る魔物を見たことがあり、その時の記憶と照らし合わせて頭を振る。


 獅子の魔物どころか、畑を荒らしにくる魔物でさえ倒せるとは思えなかった。レウルスが知る限り一番小さい魔物でも中型犬程度の大きさがあり、木の棒で倒せるかと聞かれれば無茶を言うなと返すことしかできない。

 かといって武器や防具などを入手しようにも、金どころかその日の食事にすら事欠く状況である。レウルスは木の棒を一振りすると、その重さを確かめて頷いた。


「まあ、ないよりはマシか……いや、待てよ?」


 薪を集めるという目的を脇に置き、レウルスは周囲を見回して手ごろな大きさの石を探し始める。ついでに太さのある蔓を探して三本ほど集めると、拾った石を木の棒に結び付けて固定していく。

 作っているのは非常に簡易な石斧だ。木の棒だけでは心許ないが、先端に石をつけることで威力を増そうと考えたのである。


(うーむ……ボロボロの服に石斧か。中世どころか紀元前に逆行した気がするなぁ)


 石斧といっても切れ味は皆無だ。最早斧の分類に含めるのもおこがましいほどであり、斧というよりも石に取っ手をつけただけにしか見えない。試しに軽く振ってみるが、蔓で縛るだけでは隙間があるのか振る度に石が揺れてしまっている。


「素人の工作じゃこんなもんか……あっ」


 少し強めに振ってみると、蔓で結んだ石がすっぽ抜けて飛んで行ってしまった。それを呆気に取られたように見送るレウルスだったが、無性に恥ずかしさが湧き上がってくる。


 外見はともかく、中身は良い歳になっているというのに何をしているのかという羞恥心。電灯の紐でシャドーボクシングをしているところを親にでも見られたような、その場で首を吊りたくなるような心境だった。


「……さて、薪を拾うか」


 今の醜態はなかったことにして薪拾いを再開する。武器になりそうなものをと思って石斧を作ってみたが、素人が武器を持っても良いことはないだろう。戦うよりも先に逃げるべきなのだ。

 そう自分に言い聞かせ、レウルスは薪を拾っていく。長居したい場所でもないため、極力時間をかけないようにしなければならない。


(それならなんで俺は石斧なんて作ったんだか……)


 久しぶりにまともな食事と睡眠を取れたことで気が緩んでいたのだろうか。レウルスは己の行いを反省しつつも、薪をある程度拾ったら蔓で縛り上げていく。そうして三十分ほどかけて一抱えほどの薪を集め終えると、林の外へと移動を始めた。


 薪を集めすぎると持って歩くには重く、魔物と遭遇した場合は重荷になる。そのためある程度の量で一区切りとし、集めた薪の全てを持ち運ぶのはラヴァル廃棄街に戻る時だけにしようと考えた。


(春先なら野草とか生えてても良さそうなもんだけどな……キノコもないし、食えそうな野草もない……枯れ木がそれなりにあるのは助かるけどさ)


 主目的である薪の調達は今のところ上手くいっているが、食糧になりそうなものはまったく見つからなかった。そのことに落胆するレウルスだったが、薪は集まっているのだからと自分を慰める。

 税として多少取られることを差し引いても、昨晩ドミニクの料理店で食べさせてもらった料理の分ぐらいは返せそうだった。


(一宿一飯の恩……というには重すぎるし、このぐらいじゃ返せたなんて到底思えないけど、せめてパンの一つぐらいは欲しいしな)


 恩を返しつつ、今晩の食事としてパンぐらいはほしい。その辺りはドミニクと交渉すればどうにかなるだろうか。


 そんなことを考えながらレウルスは林の入口へと戻るが、奇妙な違和感を覚えて首を傾げる。嫌な予感と呼べるほど強烈なものではない。前世で仕事に出かけた際、家の鍵を閉め忘れているのではないかと考えた時のような、些細な不安だ。

 しかしながら今のレウルスには家などなく、ただの思い過ごしだろう。レウルスはそう考え――体長80センチほどの巨大な兎と出くわした。


「……は?」


 思わずその場で立ちつくし、呆然とした声が漏れる。


 レウルスが前世で知る兎に似た、茶色の毛並みに愛くるしい造型。ただし大型犬並の体躯であり、なおかつ頭には闘牛のように二本の角が生えている。角の先端は非常に鋭利であり、人体など容易く貫通しそうだった。

 相手はレウルスの接近に気付いていたのだろう。体を地に伏せ、四肢に力を込めながら頭の角をレウルスに向けている。それはさながら引き絞られた弓のようであり、間抜けにも“射程範囲”に入ったレウルスを完全に捉えていた。


「――おおおおおおおぉぉっ!?」


 四肢で地を蹴り、弾丸と化す兎の魔物。レウルスがその突撃を回避できたのはただの偶然である。驚いた拍子に落ち葉で足を滑らせ、体勢を崩したのだ。

 そのおかげで心臓目がけて飛んでくる二本の角は回避できた――が、(つの)(うさぎ)の体自体は避けきれず、左肩に衝撃が走る。


(なんっ、ちょっ、そんな気配は!)


 いつもなら魔物が近づけば嫌な予感がしていた。だが、今回は“それ”がなかったのである。妙な違和感はあったものの些細なものであり、ただの勘違いと済ませられるようなものだった。


 これまでの嫌な予感は偶然だったのか、それとも何かしらの理由があって今回は勘が働かなかったのか。


 そんな疑問が浮かんだものの、それは一瞬だけだ。今は目の前の脅威に集中しなければ、即座に命を落としてしまう。

 角兎としてもレウルスが回避することは想定していたのだろう。空中で体を捻ることで飛び出した勢いを殺すと、木の幹に着地してそのまま再度照準をレウルスへと定める。


 落ち葉で足を滑らせ、角兎の体に接触したことでバランスを崩したレウルスは取れる行動が少なすぎた。逃げ出すにしても体勢を立て直す必要があり、角兎はそのような時間を与えてくれない。


 そもそも逃げ切れるのかという問題がある。レウルスも自信がない知識だが、前世で聞いた限りでは野兎の移動速度は最大で時速80キロメートルに達する。相手が魔物という点を加味すれば、その倍の速度を叩き出しても驚かないだろう。


 つまり――逃げ切れない。背中を向けた瞬間、串刺しにされて殺される。出会わないことこそが最良の手段だったのだ。


 獅子の魔物と比べれば体も小さく、林の中に逃げ込んでも意味はないだろう。それ以前に、次の攻撃を避けきれなければ死ぬだけである。


「っんのぉっ!」


 角兎が木の幹を蹴る。その瞬間レウルスは体勢を立て直すことを放棄し、地面に転がることで角兎の突撃を回避した。そして手に持っていた薪の束と木の棒を放り捨てると、地面を這うようにして林の中へと逃げ込む。

 何もない平地と、多少なりとはいえ遮蔽物がある林の中。そのどちらかを選ぶとすれば後者になるのは自明の理だ。運が良ければだが、木に登れば相手も諦めてくれるかもしれない。木に登る時間を考えると、角兎に追いつかれて串刺しにされそうだが。


 荷物を捨てて身軽になったレウルスは足元に注意しつつも、ジグザグに走って木々を盾にする。そうすれば角兎も迂闊に突撃することはないだろう。そう考えたが、自身を追うようにして軽やかな足音が追従してくることに気付いて顔を引き攣らせた。

 ほんの少しだけ振り返ってみると、その巨体に見合わぬ機敏さでレウルスを追い掛ける角兎の姿があった。ジグザグに走るレウルスに追従し、四足の獣らしい速さと獲物を追い詰める的確な位置取りは称賛に値するだろう――狙われる身としてはやめてほしいが。


(というかなんで襲ってくるんだコイツ!? 兎って草食じゃないのか!?)


 レウルスが知る限り、兎という生き物は草食動物だったはずだ。レウルスが縄張りに踏み込んだため襲ってきているのかもしれないが、体の大きさと鋭利な角はともかくとして、前世でも知る可愛らしい姿の兎が殺しにかかってくるというのは恐怖でしかない。


「っ!」


 背後から伝わる怖気と、一際強い地を蹴る音。それらを感じ取ったレウルスは反射的に斜め前に飛ぶと、飛び込み前転の要領で地を転がる。小石や地面の凹凸で背中が痛むが、背後から槍の穂先のような角で貫かれるよりは遥かにマシだ。

 視界の端で弾丸のように空中を突き進む角兎の姿を目視し、レウルスはすぐさま立ち上がって駆け出す。


(相手は四足歩行……逃げ切るにはどうすりゃいい!?)


 逃げ回りながら必死に打開策を模索するが、前世でも野生の獣を相手にしたことなどない。熊ならば下り坂が苦手と聞いた覚えがあったが、今いる場所は林の中とはいえ平地だ。その上多少の下り坂で角兎を撒けるとは思えず、レウルスの心中に絶望感が生まれ始めた。


「いづっ!?」


 再度の突撃をなんとか回避し――左肩に走った痛みに声が漏れた。角は回避したが、爪で切られたらしい。角と比べれば短く、脅威には思えなかったものの、人の皮膚を裂ける程度の切れ味はあるようだった。

 深手というほどではないが、出血と痛みで動きが鈍ってしまうのは避けられない。


「く……そぉっ!」


 体力、速度、武器。その全てで劣っている。レウルスは傷口を抑えながら走り続けるが、このままでは遠からず命を落とすだろう。

 逃げ切るのが不可能ならば、戦うしかない。そう決断するのに時間はかからなかったが、問題はどう戦うかである。


 ――角や爪に注意しつつ、角兎の突進を受け止める?


 体格では勝っているが、体全体で突っ込んでくる角兎を止められるとは思わない。そもそも受け止めるためには正面に立つ必要があり、勢いに押されるまま角で貫かれて死ぬだろう。


 ――石を拾って投げつけ、距離を離して戦う?


 投げた石が当たるとは思えず、仮に当たったとしても角兎の毛皮と筋肉に弾かれそうだ。石を拾う際に隙を晒す危険の方が大きいと判断せざるを得ない。


 ――手ごろな木の枝を使って殴りかかる?


 機敏に動く角兎に当てられる自信がなく、投石と同様に効果があるかわからない。ついでに言えば、接近戦を挑むのは危険過ぎる気がした。


(打てる手がねえ……)


 ついさっきまで暢気に薪を集めていた自分を殴りたい気分だ。石斧など作っている暇があれば、手早く薪を集めてラヴァル廃棄街に戻るべきだった。

 後悔しても遅いが、魔物に対する認識が甘かったということだろう。このまま、この世界の両親と同様に魔物に殺されて果てるのだ。


(――冗談じゃねえ)


 シェナ村から逃げ出し、ようやく自由になったのだ。社会的な立場はなく、残飯を漁ろうとして行き倒れるような生活だが、決まったルーチンワークをこなすように畑を耕し続ける必要はなくなったのだ。

 ここで死ぬなど冗談ではない。どんな手を使ってでも生き延び、今世を謳歌するのだ。


「っとぉっ!?」


 そんな決意を固めるレウルスだったが、“何か”に躓いて体が宙を泳ぐ。反射的に元凶へと視線を向けてみると、そこにはつい先ほど石斧を作る際に使用し、一度振っただけで飛んでいった石が落ちていた。


(や、べぇ……よりにもよってそんなものに躓くなんて!)


 思わぬところで己の黒歴史を発見したような感覚。それも、生き死にがかかったこの状況でだ。気分としては気にも留めなかった不発弾が突然炸裂したようなものである。

 レウルスは走っていた勢いごと地面へ倒れそうになるが、咄嗟に両手を地面について顔面からの着地を防ぐ。それでも完全に無事とはいかず、落ち葉の上を派手に転がる羽目になった。


「いっ、つぅ……」


 転んだ衝撃と痛みで呼吸が止まりそうになる。それでも角兎に追われている現状では痛みに呻く時間などなく、レウルスは歯を噛み締めて痛みを堪えると、傍にあった木を支えにして体を起こそうとする。


「――あ」


 そして、角兎の体が“発射”された瞬間を目撃した。辛うじて体を起こすレウルスを嘲笑うように、角兎の体は既に宙にある。レウルスを射程に捉え、その鋭利な角で串刺しにするべく迫っていた。

 今まで辛うじて角兎の突撃を回避してきたレウルスだったが、今回は間に合わない。それが理解できてしまう。


 己の体勢、体の痛み、角兎の狙いと勢い。その全てが回避は不可能だと結論付ける。


 ――二度目の死が迫っている。


 それを自覚した瞬間、レウルスは見ている光景がスローモーションになっているように感じられた。それは前世で死ぬ間際に倒れた際、ゆっくりと地面が近づいてきた時に似た感覚だ。


 時間の流れが遅く感じられ、迫りくる角兎に生えた毛の一本一本までもが見えるような気さえした。


 そんな緩やかな世界の中で必死に体を動かすものの、レウルスが避け切るよりも角兎の突撃が命中する方が明らかに速い。どう足掻いても鋭利な角が胴体をぶち抜き、そのまま背後の木に縫い止めるだろう。

 あとは即死することもできず、内臓を零れさせて激痛にのた打ち回りながら失血死するだけだ。生憎と腹部に派手な風穴が開いても平気で動ける体はしておらず、いくら前世の記憶があってもどうにかできるとは思えない。


(こんな時、走馬灯が流れるって聞いたんだけどなぁ……)


 “一度目”の時もそうだったが、死を目前にしても走馬灯など流れなかった。敢えて言うならば今のスローモーションに見える光景が走馬灯なのかもしれないが、ゆっくりと、しかし確実に迫る角兎が見えて嫌なだけである。

 レウルスの体もほんの僅かに動いているが、何度確認しても回避は不可能だ。避けるよりも胴体を貫かれる方が早い。体勢の悪さや体の痛みもそうだが、単純に、角兎を避け切る速さがないのだ。


 この状況を覆すには角兎を上回る速度がなければ不可能であり――ガキン、と頭の中で歯車が噛み合ったような音が響いた気がした。


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