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第258話:兆し その4

 ナタリアがヴェルグ子爵家との間で色々と手を打ち合っていることは、レウルスにも理解できた。だが、理解できたからといって目の前の問題が解決できるわけではない。


(というか、ヴェルグ子爵家の思惑は無視するとしても、“これまで”と違い過ぎて反応に困るんだよな……)


 レウルスが頭を悩ませているのは、ナタリアが依頼を受けるかどうかの選択肢を渡してきていることだ。

 これまでならば、なんだかんだでレウルスが受ける依頼をナタリアが決めてきた。一見主導権を渡してきているようで、その実、他の選択肢がないような状況ばかりだったのだ。


 しかし、今回は違う。ヴェルグ子爵家が提示してきた依頼はレウルスから見ても明らかに不合理で、正気を疑うものだ。ラヴァル廃棄街の独立を全面的に支援するという明確な利益が提示されているが、ナタリアには不要だと否定されている。

 拒否しても良いというのなら、迷うことなく拒否する案件だろう。


(コルラードさんから見ても正気か疑うような依頼だし、姐さんも拒否して良いって言うし……ん? そうなると、今の状況はどういうことなんだ?)


 断っても良いのならそうしようと考えていたレウルスだが、不意に根本的な部分でおかしいことに気付く。


 ナタリアも鼻で笑って手紙を火にくべるような話だが、それならば何故この場に自分が同席しているのか――それがレウルスは引っかかった。


(ヴェルグ子爵家が提示した報酬が危険と釣り合ってなくて、なおかつラヴァル廃棄街としても拒否して良いのなら、俺に話を振る前に姐さんが断るよな……“事前に知っていた”のなら他に手の打ちようがあるはずだし)


 胸の内に生じた疑問を込めてナタリアに視線を送るが、ナタリアは薄く微笑むだけで何も答えない。見れば、何故かコルラードも沈黙を保っている。


(……これ、このまま断るとまずいやつか)


 理屈も過程もなく、直感でそう悟るレウルス。ここまでの話を聞いて断れるのなら断りたかったが、このまま拒否するのはまずいと勘が訴えかけてくる。

 レウルスはこれまで何度も救われてきた己の勘を疑うことはせず、それならばとこれまでの話から状況を判断していく。


(話を聞いた限り、断っても問題はない……はず。向こうが頼んできたことを、危険で割に合わないから無理だって断るだけの話だ。それは間違いない……よな?)


 いまいち確信が持てず、レウルスは内心だけで首を傾げる。問題はないはずだが、何か見落としている気がしてならない。


(姐さんもこの依頼は危険だって言ってるし……いや、言ってない……か?)


 そこでふと、レウルスは取っ掛かりが見えた気がした。


 依頼の内容を聞き、正気なのかと疑ったのはレウルス自身だ。コルラードも同意見だったため流してしまったが、ナタリアはその辺りに関して何も言及していない。

 依頼の内容と報酬が釣り合っておらず、受けるかどうかはレウルスに託すと話しただけだ。加えて言えば、ナタリアがヴェルグ子爵家の行動を手紙で事前に知っていたのならばおかしな点がある。


(姐さんはヴェルグ子爵家から使者が来ると予想していた……だから俺がコルラードさんに剣を習うことを止めなかった?)


 ナタリアはコルラードから可能な限り学べと言っていた。それに合わせて、近いうちに力を借りることになるとも。


(俺が剣を学ぶこと……強くなることは歓迎していた。でも、ヴェルグ子爵家からの依頼は断っても良い……依頼が姐さんの想定外のものだったのか、それともこれも想定内なのか……)


 そこまで思考したレウルスは頭を冷やすように深々とため息を吐く。


「あー……それで、結局俺はどうすればいいんだ?」


 困ったようにレウルスは言う。ナタリアの思惑が徐々に見えてきたが、外れていた場合は危険なため情報を引き出そうとする。


「今回の依頼を受けるかどうか判断すればいいの。聞きたいことがあれば答えるわ」


 そう言ってにこりと微笑むナタリア。

 これまでの依頼と異なり、情報を伏せるようなことはしないらしい。それだけ信用されているのだと考えると嬉しく思えるが、レウルスとしては胃がもたれそうだ。


(今ならコルラードさんの気持ちがわかる……)


 貴族や騎士というのは、常に深く思考しながら生きているのだろう。言葉や態度の裏に思惑があり、一手に複数の意味を持たせ、多くの人間を己の意のままに動かそうとする。


 レウルスからすれば面倒極まりない生き方だが、それがナタリア達にとっては普通の世界なのだと思われた。


(前世でも上司はここまで考えて……いやねえわ。記憶が定かじゃないけど、絶対それはねえわ)


 貴族というこの世界における特権階級の人間が、生まれた頃から徹底的に学んで身に着ける思考――ある種の技術なのだろう。

 レウルスも前世で教育を受けた身だが、国や時代どころか世界自体が違うのだ。前世の記憶が残っていたとしても役に立つはずがない。この世界に合わせた常識や知識を持ち、相応の経験と研鑽を積まなければ同じ土俵に立つことすら叶わない。


(前世の……地球の知識を基にして造り上げた国でもあれば話は別だろうけど、それもこの世界じゃ異物だろうしな)


 地球で傑物や天才と呼ばれるような人間ならば、この世界の貴族の思考も理解できるのかもしれない。だが、レウルスは“そう”ではない。


(本当に役に立たねえな俺の前世……って、そんなことを考えてる場合じゃないな。姐さんが何を考えてるのか、少しでも良いから予想しないと……)


 思考を停止して判断を下すのは危険な気がしてならない。そのため必死に思考を捏ね繰り回すレウルスを、ナタリアはどこか楽しげに見つめている。


「仮に……そう、仮にこの依頼を受けたとして、失敗したらどうなる?」


 考えを巡らせながら疑問をぶつけると、ナタリアは特に考え込むこともなく答える。


「失敗の状況に因るわね。いくら探してもユニコーンが見つからなかった、ということなら問題にはならないわ。いるかどうかわからないものを見つかるまで探せなんて、無理難題もいいところだもの」

「まあ、さすがにそうだよな。他の場合は?」 

「そう、ね……こちらに過失がないのならば、ヴェルグ子爵家のお嬢さんが命を落とすような事態に陥っても不問にするそうよ」

「……なに?」


 思わぬ返答にレウルスは盛大に眉を寄せた。


(こっちに過失がなければ死んでも咎めないのに、治療のためにわざわざ他国に向かわせる? どういうことだ? 俺が知らないだけで、ルヴィリアさんって厄介者扱いされてるのか?)


 死んでも良いのに、治療するべく危険な依頼を出す。それはあまりにもおかしな話で、どういうことなのかとレウルスは混乱する。


「レウルス……あなたは貴族に関してどれぐらい知っているのかしら?」


 レウルスの混乱ぶりが伝わったのか、ナタリアが苦笑しながらそんな話を振る。


「……領地を運営していて、俺達冒険者と比べれば金持ちで、自前の戦力を持っていて、偉い」

「ふふっ……大筋では間違っていないわね」


 何が面白いのか、レウルスの言葉を聞いたナタリアは口元に手を当てながら笑う。その反応を見たレウルスは小さく眉を寄せた。


(今日の姐さん、どこかテンションが高いような……)


 レウルスが少しばかり怪訝に思っていると、ナタリアが言葉を続けた。


「では、貴族の子女……もっと踏み込んでいえば、“体が弱い”貴族の女性がどんな扱いを受けるかは?」

「そりゃあ……花よ蝶よと大切に育てられる?」


 体が弱い女性というのは、ルヴィリアのことだろう。以前会った時のことを思い返したレウルスは、ルイスや周囲の従者がルヴィリアをどのように扱っていたかを一言でまとめた。


「そこで何故花と蝶が出てくるのかはわからないけど、半分……いえ、大目に見ても三割正解といったところかしら」


 だが、ナタリアの採点は厳しい。レウルスは頭を掻くと、必死に前世の記憶を掘り返していく。


(貴族の女性……いわばお姫様ってところか。大切に扱われるのは当然として、政略結婚とかしそうだよな。でも体が弱いとなると……)


 言い方は悪いが、貴族の令嬢となると政略結婚の“駒”として扱われそうである。結婚や恋愛に自由はなく、親や家が決めた相手に嫁がされそうなイメージがあった。


 だが、そこで体が弱いとなると――。


「……ああ、なるほど。貴族的にはあまり良い扱いは受けそうにないな」


 この世界の貴族がどのような形態を取っているかはわからないが、体が弱いというのは非常に大きな欠点だろう。


 他家に嫁ぐことで縁をつなぎ、子を成して血を残す。前者はともかく、後者は難しそうだ。レウルスはルヴィリアがどれほど病弱なのか知らないが、体が弱いという風聞が流れるだけで不味い気がする。

 ルイスはルヴィリアを可愛がっているように見えたが、兄としてはともかく、ヴェルグ子爵家の跡取りとしては“色々と”困るのだろう。


 ナタリアが言いたいことを遅まきながら理解したレウルスは、ヴェルグ子爵家から届いた手紙に視線を向ける。


「駄目で元々だけど、ルヴィリアさんの体が治れば儲けもの。でもその割に報酬と危険度が釣り合ってないように思えるのは……何か裏があるのか?」

「五十点」

「姐さん厳しい……」


 もっとよく考えろということらしい。レウルスは困ったように頭を振る。


(あとは……コルラードさんを使うのに、自前の戦力は使わない点がおかしいか。そもそもルヴィリアさんの体を治してどうしようって話……ん?)


 体が治ったのならば、当然どこかしらに嫁ぐのだろう。だが、嫁ぐには当然ながら相手が必要である。


「もしかして、ルヴィリアさんに縁談でも来てるのか? だからわざわざ危険な橋を渡ってでも体を治して……あれ? そうなると死んでも咎めないっていうのは……んん?」


 色々と“見えてきた”レウルスだったが、一つ納得する度に一つ疑問が浮かび上がる。複雑に絡み合った糸のようで、わざとやっているのかと文句を言いたいほどだ。


「面白いから見ていたいけど、これぐらいにしておきましょうか。あなたが口にしたことは大体が合っているわ」


 首を捻るレウルスの姿に微苦笑するナタリアだったが、すぐに表情を引き締めた。


「あなたの言う通り、家族としてはともかく貴族としては良い立場ではないわ。体が弱い、子を成せないかもしれないなんて、噂が立つだけで致命的よ。子爵家の令嬢なのに未だに嫁いでいないんだもの」

「そういうもんなのか?」


 外見だけで判断するならば、ルヴィリアはレウルスと同年代ぐらいだろう。十五歳から十七歳の間だと思われるが、『未だに』と言われるほど結婚が遅れているのか。


「ええ、子爵家の令嬢ともなれば、それこそ子供が作れるようになったらすぐに結婚してもおかしくはないわ。早ければ十歳前後、場合によっては生まれる前から許婚(いいなずけ)がいて、ある程度育ったら結婚する……なんてこともあるんだから」

「お、おう……俺には理解できない世界……ってわけでもないけど、実際にそんな話を聞くと反応に困るな」


 前世で例えるならば、戦国時代でもそのような話があった気がした。しかし細かい部分までは思い出せず、レウルスは納得を示すに留まる。


「件の御令嬢は次女だけど、ヴェルグ子爵家には他にも娘がいるわ。たしか……四人だったかしら?」

「ですな。ヴェルグ子爵家は三男五女と跡継ぎにも他家に嫁がせる御令嬢にも困らぬ状況です」


 ナタリアの話を聞き、コルラードが補足する。その言葉にナタリアは一つ頷き、レウルスに流し目を送った。


「そうだったわね……レウルス、ヴェルグ子爵家では長女は既に結婚しているわ。そしてルヴィリア嬢がいて、その下に三人の妹がいる。ちなみに妹は三人とも結婚してもおかしくない年齢だったはずよ」

「……ヴェルグ子爵家の邸宅に上がった時は見なかったけど?」

「正妻と側室の子どもを同じ場所で生活させると、色々と起こるのよ」

(貴族ってのは色々とありすぎじゃないか……)


 どうやらヴェルグ子爵は複数の妻がいるらしい。レウルスはそこにどんな苦労があるのか少しだけ興味が湧いたが、趣味が悪いためすぐさま思考を切り替える。


「長女は結婚していて、次女のルヴィリアさんはまだで、その下に三人結婚できる年齢の妹が控えている、と……その口ぶりだと、順番を無視して結婚させるとまずいんだよな?」

「絶対ではないけど、なるべく順番通りに結婚させるわね。今回みたいに体が弱いとか、結婚に向かない事情を抱えているなら話は別だけれど」

「ふむ……なんとも面倒な話だな」


 ヴェルグ子爵家も様々な問題を抱えているようだ。レウルスは他人事のように呟くと、大きなため息を吐く。

 ナタリアから向けられる視線は、どこか試すようでもある。


 ――実際に、試されているのだろうとも思う。


(……駄目だ。“正解”にたどり着くには情報が足りねえ。あとは考え方が違うのか……)


 何故今回に限ってナタリアがここまで踏み込んだ話を聞かせたのか。それは先日、ナタリアに自身の素性を明かしたことが関係しているのだろうとレウルスは思考する。


 どこまで知識があって、どこまで思考できて、どのような結論を出すのか。


 普段よりも上機嫌に笑いながら、それでいてナタリアの瞳には観察するような色がある。


「俺としては、姐さんの考えも聞いておきたいところだな。姐さんから見て今回の依頼はどうなんだ? 仮に報酬が適正なものだったとしても、危険過ぎると思うんだが」


 そんな視線を感じつつも思考を進めるレウルスだったが、このままでは埒が明かないと疑問を投げかける。考え方が違うと思うのなら、確認して差異を埋めれば良いのだ。


「危険かどうかで言えば……まあ、危険な依頼になるわね。ただし、あなたが考えているほど危険かというと話は別よ」


 レウルスの言葉を聞き、何故か頬を緩めるナタリア。


「今回の件、わたしから見るとそれほど危険な依頼ではないわ。問題があるとすれば、旅の途中でルヴィリア嬢の体調が悪化しないか……それぐらいね」

「……他国を横断するのに?」


 思わぬナタリアの言葉に、レウルスは目を見開いて驚きを示す。ナタリアの話はレウルスが想定していたよりも遥かに容易に聞こえた。


「ええ……もしかして、他国に足を踏み入れたら即座に殺されるとでも?」

「いや、さすがにそこまで過激だとは思わないけどさ……他国の間諜って疑って捕まえるとか、少しでも不審な動きがあったら捕まえるとか、むしろ罪をでっち上げて捕まえるとか……」

「いくらなんでもそれはないわよ。さすがに武装した兵士だったら迎撃するでしょうし、間諜だと気付かれれば捕まるけど、国を跨いで移動する旅人や商人もいるのよ? それも全部捕まえるつもり?」


 どこか呆れた様子で肩を竦めるナタリア。


 レウルスとしては体が弱い令嬢を連れて国境を突破し、捕まらないために道なき道を行き、何日かかるかもわからない長距離を踏破し、更には巨大な森の中でユニコーンを探し出し、ルヴィリアを治療させた上で無事に帰還しなければならないと思っていた。

 だが、ナタリアを見る限りそれは過剰な想定だったらしい。


「今回の場合はむしろ堂々と街道を通った方が安全かもしれないわ。他国の情勢を探るわけでもないし、何か悪さをするわけでもない。兵士に誰何されても、こんにちは、旅人のレウルスです、良い天気ですね、なんて笑顔で話していれば割とどうにかなるわ」


 動揺するからこそ怪しまれるのだ、とナタリアは言う。

 笑顔で堂々と、礼節を守りながら接すれば問題はないらしい。


「旅人と名乗るのは冗談としても、あなたの場合は“都合の良い看板”を背負っているでしょう?」


 そう言ってナタリアがレウルスの首元を指さす。そこにはジルバから渡された、精霊教の『客人』である証が下げられていた。


「たしかコルラードも精霊教徒だったわよね? エリザのお嬢さん達もそう名乗れば良いし、中には」

「うぉっほん! あー、吾輩は何も聞こえませんぞ」


 不意に“爆弾”を炸裂させようとしたナタリアだったが、それを誤魔化すようにコルラードがわざとらしい咳払いをする。


「……この国の子爵家の人間だし、ルヴィリア嬢も精霊教と険悪ということもないでしょう。商人を名乗っても良いけど、旅をしている精霊教徒ってことにすればなおさら安全でしょうね」

(そういえば、ジルバさんも若い頃は他国を見て回ったって言ってたっけ)


 ナタリアの話を聞いて内心だけで納得するレウルス。話を聞けば聞くほど、今回の依頼の危険度が下がっていくように思えた。


「……ん? 道中がそれほど危険じゃないっていうのなら、ルヴィリアさんがこっちの過失無しで命を落としても咎めないっていうのは……」

「体が長旅に耐えられなかったらそれまで。さすがにそこまで責任を負わせることはないという向こうなりの配慮でしょうね」

「め、面倒くせぇ……はっきりそう書いておけばいいのに……」


 レウルスはげんなりとした表情で呻く。なんて面倒な生き物なんだ、と貴族に対する苦手意識が生まれそうだ。


「はっきり書くと困ることもあるのよ。まあ、相手を選ばないとそのまま受け取って問題になるけどね」

「本当に大変だな……で? 姐さんがそこまで危険じゃないって言うのなら、今回の依頼は受けた方が良いんだな?」


 道中の安全がある程度保証されるのならば、受けるのも吝かではない。少なくともナタリアが受けろと言うのなら受けても良いと判断できる。そう考えて依頼を受諾するか判断を託すレウルスに対し、ナタリアはにこりと微笑んだ。


「もちろん断るわよ」

「……え?」


 思わぬ返答に目と口を丸くするレウルス。話の流れから受けた方が良いと考えたが、ナタリアの考えは違うらしい。


 そんなレウルスの反応が面白かったのか、ナタリアはくすくすと笑う。


「ふふっ……今回は断る、と言った方が良いわね。コルラード、使者との仲介は貴方がするのよね? 案内をお願いするわ。なるべく早く話をしておいた方が向こうも助かるでしょう。“次”は……早くても二週間後ぐらいかしら?」


 そう言ってコルラードに話を振るナタリアを他所に、レウルスは混乱を深めることしかできない。


「まあ、なんだ……慣れれば色々とわかるようになるのである。色々と、な」


 そんなレウルスの肩を、何故かコルラードが優しく叩くのだった。











今まで遭遇したことがない類のブルースクリーンが5回ほど発生して執筆中のデータが2回飛んだので少し間が空きました……

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