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没落メルトダウン  作者: 小林晴幸
破滅への足音編 ~少年たちの怨敵~
158/210

わたくしの差し向けられる限りの災厄を



 計画的な行動を取る上で、目的意識を明確にすることが肝要。

 目標、指針、最終到達地点の理想形。

 今後の方針をはっきりさせる為にも、と。

 わたくしは何を望むのか、どうしたいのか。

 漠然とした問いが投げかけられました。

 漠然とはしておりますけれど、何を指しての質問なのか……この場では何よりもわかりやすく、明らかな問いを。

 わたくしの同盟者として、協力関係にある者として。

 敵を追い落とす為に助力すると誓ったピートだからこそ、わたくしに問うのでしょう。


 わたくしは、どうしたいのか?――と。


 

 既に心に決めていることが、ありました。

 わたくしの中ではっきりと形を成す未来像。

 何を望み、何を果たし、何を成すのか。

 そして『敵』に、どんな災厄を与えるのか。


 これでもか、とばかりに。

 穏やかに、心安らかにあるはずだった子供時代(セカイ)

 ですがこれ程に周囲を掻き回されては……

 脆くも崩壊し、わたくしの平和な世界はどなたかの手で崩されました。

 下手人の最たる容疑者は、証拠不十分とはいえ既に特定できたようなモノ。

 公の、適正な裁きを……となると証拠を揃えるのは当然ですが。

 わたくしの胸を吹き荒れるのは……紛れもなく私怨。

 私怨を果たすのに、果たして適正な裁きなど必要でしょうか?

 果たして、公平性を保つ必要が何処にありましょうか。


 わたくしは、思うのです。

 わたくしに与えられるはずだった平穏を奪ったのですもの……

 でしたらお返しに、わたくしにとって与え得る限り最大の『災害』を贈らせていただいても、構いませんわよね?――と。


 幼く愚かな8歳児の発想だと、大勢には一笑に付されるかもしれませんが。

 ですがわたくしは、自分で思うよりも執念深い性質のようですので。

 わたくしの持てる手札で、何をどう扱えば最大の効果を発揮できるのか……ずっと考えていましたの。


 災厄と言えば、ですが。

 わたくしにとって最も身近な災害は何かと問われれば、1つの言葉が思い浮かびます。

 幼く守られてきた身故に、大きな害を与えられることなく今までを生きてきたからかもしれませんが。

 思い浮かぶのは火災でも、水害でも、震災でも、騒音公害でもなく。

 ありとあらゆる『天災』ではなく。


 ……人災、という言葉。


 そして、わたくしの身近には……『人災』と呼ぶに相応しい方が生まれる前から存在しています。

 わたくしの兄、『竜殺貴公子』アロイヒ・エルレイクが――。



「――教主国は大陸宗教の中心地。つまりは人の信仰によって成り立っている国です。寄進で成り立っている部分も多く、首都はまさに信仰の都と申せましょう」

「で? 唐突に、んなこと言い出した真意は?」

「人の信仰に深く依存する国……彼の国が人心にそっぽを向かれるようなことになれば…………どうなることでしょうね?」

「お前……サラッととんでもねぇこと言ってるが、容易なことじゃねーだろ。教主国ってのは実質、この大陸の精神的支柱といっても過言じゃねぇんだろ?」


「ピートもサラッと流してるけど、ミレーゼ様の本命ターゲットは教主国で完璧に固定されちゃってるね」

「怪しきは罰する……という感じでしょうか」

「しっ……聞こえるよ。フィニア・フィニー、ルッコラ」


 ……何やら外野からひそひそと聞こえてくるような気が致しますが。

 わたくしの気のせいですわよね?

 視界の端に退く少年達に、にっこりと微笑みかけます。

 少年たちもまた、わたくしに愛想の良い微笑みを返して下さいました。

 ええ、文句などありませんわよね?


 ――何も確実に、と選択肢を制限する必要はありません。

 教主国を陥れ、更には公然と罪を追求し、非を認めさせることが叶えば、どれほど胸がすくことでしょう。

 評判を落とし、人民の疑心を煽り、民衆の心を離れさせる。

 更には公式に謝罪を要求し、(こうべ)を垂れさせたとして。

 公然の裁きで求められる程度の賠償で、わたくしやクレイの心の傷が癒えるでしょうか?

 答えは否です。

 張りぼての威容に傷をつけ、財貨による償いを引き出したところで、何になりましょう。

 最終到達地点とするには、非を認めさせる程度では甘すぎます。

 わたくしも、評判を落とす程度では収まりません。

 公然と責め立てるのは爽快な気持ちにさせていただけるかもしれませんが、言ってしまえば気分が良くなる程度。

 気分が少し軽くなる程度の損害で、わたくしやクレイの、エルレイク領の領民の被った被害を御返し出来るとは思えません。

 わたくしの世界を滅茶苦茶にして下さったのです。

 でしたら『被害者』として、わたくしもわたくしの持ち得る限りの全てを用いて……心を込め、手を尽くした『御返し』をさせていただかねばなりませんわよね?

 

「正式に罪の在り処を問いましょう。ですが訴えた結果が、人民に疑惑の種を植え付ける程度でも構いませんのよ? 後からじわり、じわりと芽吹いて効力を発揮するのが疑心ですもの。先々に対する投資と割り切れば、どうということもありません」

「おい、8歳児。お前の濃過ぎる8年の人生経験の中で、どこで何を見聞きすりゃそういう……なんてーの? 腹黒い発想が根付くんだよ」

【……血のなせる業だな。そういうところは、サージェスにそっくりだ】

「どうなってんだよ、エルレイクの血筋……」

「有無? 読んだか?」

「呼んでねーよ。黙って菓子食ってろ元人形」

「有無。美味なり」

「……無表情でさくさくさくさくサブレ食ってる外見推定年齢9歳児ってのも不気味だなぁ。中身はよくわからない生物(?)だけど」

「ミモザ、正直に言い過ぎだって」


 わたくしの勝てずとも構わないという発言に、ピートだけでなく場に居合わせた皆々様が不思議そうなお顔をなさいます。

 何か不審な点でもありまして?

 わたくしが絶対に勝ちを得ねば気が済まない性質の人間だとでもお思いなのかしら。

 今までの言動を振り返っても、絶対に勝たなくては気が済まないと思わせてしまうような何があったのか……心当たりはありませんわよ?

 確かに手札を駆使して勝ちを得ることは気分が良くなりましょう。

 ですが負けは負けで、不測の事態さえ封じてしまえば悪いことではありませんわ。

 勝敗に命がかかっているとでもなれば、話は別ですけれど。

 実際的な損失がはっきりしていたとしても、身命に関わることでなければ取り返しは可能ですもの。

 負けたとしても、先々に一石を投じる布石とすれば良いだけのこと。


「え、ええと……何だかミレーゼ嬢の雰囲気が怖いんだけど」

「第5王子殿下、追及は命知らずの所業だよ……?」

「……あー……えっと、それで? 教主国から人心を離すってどうやるのかな。具体的な方策は決まってるのかい?」

「今はまだ証拠が足りないかもしれませんが……確たる証拠を揃え、教主国の非人道的な行いの数々を、国を通して正式に訴えますわ」

「おま、それ……っ!?」

「うわ、賭けに出る気か姫さん!」

「馬鹿か!? 勝ち目ねぇだろ!」

「やってみなければわからないことを、やる前から勝ち目がないなどと……臆病風に吹かれまして? ピート」

「てめぇ、良い度胸してんじゃねーか」

「……訴え、国1つを丸ごと糾弾し、裁判沙汰となった挙句に負けたとしても構いませんわ。子供の戯言と切り捨てられるかもしれませんが、如何にも被害者といった風情の『か弱い子供』が、『国を動かしてまで』『教主国を訴えた』という 事実を作れさえすれば……後は勝手に民衆が耳障り良く都合の良い物語を作って下さることでしょう」

「そうそう上手くいくか、そんな杜撰な手でよ。民衆の思惑なんざ、それこそこっちの思う通りに動いてなんざくれねぇぞ」

「まあ、ピート? 正直に民衆に全てを委ねるとでもお思いですの? ……当然、扇動者を混ぜるに決まっていますわ」

「黒っ!! 扇動とか完璧にガキの発想じゃねぇえ!」

「ああ、でもなんだろ。ミレーゼ様なら人心掌握も操作も完璧にやりこなしてしまいそうな、そんなイメージあるよね」

「どのようなイメージですの……?」

「民衆に混じって声を上げるなら、目立たない俺たちみたいな浮浪児が適任かな? どこ行っても路傍の石みたいに気にされないから、どこにだって潜り込めるけど? ついでに適当に話でもでっちあげる?」

「加えて、ミモザ」

「……僕?」

「貴方に……いいえ、貴方がた『青いランタン』の演技達者集団に要請があります。尾鰭・背鰭・捏造・誇張、大筋さえ正しければどれだけ交えても構いませんのでより詩的に、悲劇的にわたくしの身に起きたことを元に新しい演目を幾つか用意していただけますかしら?」

「ふぅん? それ、街角で演じる用のショートタイプと、貴族のご婦人方の前でじっくり技巧を凝らして演じるロングタイプと、それぞれに用意した方が良いよね」

「流石ですわね、わたくしの意を即座に汲んで下さるのですから」

「確かに悲劇に弱いご婦人方は、それで釣れるかもね。奥方が盛大に肩入れしたとなれば、旦那も高確率で引っ掛かるだろうし」

「加えて演じ切った後に署名を集めていただいてもよろしいかしら。署名用紙の文面は此方で考えますので」

「良いよ。僕もミレーゼ様のお陰で積年の恨みを晴らす一歩手前まで来ているからね。気分がとても良いんだ。僕の配下でも脚本作りに定評のある子達総動員で急いで作らせるよ」


 一瞬、ミモザの配下の脚本係と耳にして。

 ふっと『アンドロメダの悲劇』という貴族のご婦人に絶大な影響を及ぼした演目のことを思い出してしまいました。

 結局、わたくしは観劇させていただいたことがないのですけれど。

 演目を見終えた令嬢や夫人の悉くに強く効果を発揮していたように思えます。

 ……アレだけ人心を惹き付け、溺れさせる脚本を書き上げるような方に、間接的にではありますがお願いするのです。

 未だ結果を見ぬ内ではありますが、半ば確信がありました。

 この作戦は当たる……と。


 ですが人々の意を集める程度では未だ手緩い気が致します。

 どれ程の効果が出るのかもわからないのです。

 打てるだけの手を打ち、保険をかけておくべきでしょう。


「他には……実際にハッキリとしている罪状だけを追求せずとも……言いがかりと取られないギリギリの領域を見極める必要はありますが、2つ3つ適当に話を作り、証拠を捏造致しましょうか」

「濡れ衣? でっち上げ? わあ、貴族のお嬢様でもそんな黒いこと思いつくんだー……って今更だよね」

「おっとりとした口調でえげつねぇこと言いやがるぜ。けどよ、効果はあるかもしれねぇが、でっち上げだってバレた時はこっちのリスクがでかすぎんだろ」

「まあ、露見するような下手を打つおつもりですの?」

「……おい、ミレーゼ?」

「ああ、加えて、もう1つ忘れてはなりませんわね。良い機会ですので『贄の民』の存在と扱いについても言及し、弾劾してしまいましょう。此方は確実に、信仰に基づいて成立している国としての立場にあるまじき行為だと罪に問えますわ。

――存在を秘されていようと構いません、先手を打って里の場所を特定・里人を確保してしまえばよろしいのです。実際に教主国の領土内にあることは確実なのですから、事実を(つまび)らかにしてしまえば言い逃れを封殺してみせましょう」

「わあ、どんどん話が大きくなるー。これ、私達の手に負えなくなってくるんじゃ……」


 一先ず、今は試案を出しているだけですのに。

 可能か不可能かは後にして、計画案を列挙するのは大事だと思います。

 並べた案の中から実現可能なものを選び、具体化していく。

 行き当たりばったりに此処まで来てしまいましたもの。

 敵を追い詰める機会くらいは、じっくりと案を練ってもよろしいでしょう?

 ですが皆様は、まるでわたくしが全てに手をつけようとしているとでも思っていらっしゃるようで……

 心配なさらなくとも、実現不可能と思った案は素直に諦めますのに。

 ええ、実現不可能だと判じれば……ですが。

 

 思いついた端から案のメモを取るわたくしに、ロビン様が困ったような目をされています。

 がしがしと乱暴な手つきで自身の御髪を掻き、疲れたようにわたくしへと問いかけなさいました。


「公に訴えるなんざ、どうやったって話がでかくなることは確かだ。んな事を大きくしちまったら、大陸のほぼ全土に影響力を持つ教主国がどう出るかもわかんねぇっつうのに……何が魂胆だ?」

「不都合はない、というだけです。積極的に負けるつもりはありません。挑むからには勝ち得るつもりで戦わせていただきますけれど……お言葉通り、真の狙いは別のところにありますわ」

「姫さん、何をする気だ、おい」

「言えよ、盟友(ミレーゼ)。そのくらいは教えてくれたって構わねーんだろ」

「ふふ……懇願されてはお教えしない訳には参りませんわね、盟友殿(ピート)


 ロビン様に便乗する形で、ピートまで加わります。

 溜息を吐き疲れたようなお顔で、ですがわたくしを真っ直ぐにご覧になります。

 彼の様子は、わたくしの真意を問うお顔は。

 一個人としてのモノではなく、『青いランタン』を率いる長としてのモノ。

 わたくしの盟友として、『青いランタン』の力を使って協力すると約したからこそ、でしょう。

 配下を巻きこむことに、隠し事を許すつもりはないと。

 彼の強い眼差しが、そう仰っていました。

 そしてわたくしは、この段になって今更隠すつもりはありません。


 そう、わたくしの狙いは訴えて勝つことではありません。


「わたくしやクレイに……当家に災いをもたらした報いは、別の形で償っていただく予定です。具体的に申し上げますと……」


 教主国を、エルレイク侯爵家の娘が訴えた。

 諸々の問題を、限りなく大きくして。

 わたくしの目的は1つの事実を元に、注目する目を増やし、噂する声を増やし……関心を大きく『増やす』こと。

 この件の噂を口にする声が、大陸の端から端へと行き渡るように。


 大陸中に行き渡った声で、呼びかけること。

 誘き寄せ、引きずり出すこと。

 どことも知れない僻地を放浪していたとしても。

 人の口ある限り、いつかは情報が『貴方』の元に届くでしょう。

 耳に届いた情報の中に、『エルレイク』の名があれば。

 『貴方』もきっと、黙って無視など出来ない筈です。

 放置出来ずに、舞い戻ってくればよろしいのです。

 戻って、真偽の程を追及して。


 そして牙を剥いて下さいませ。


 わたくしと同じ血に連なる『貴方』は、きっと黙っていられない。

 わたくしと同じ感情を、怒りを胸に、足を向けるでしょう。

 立場も地位も身分もある方ですのに。

 『貴方』は国を意に介さず、束縛されず、自由に己の思うところを行う方ですから。

 ええ、わたくしはそう信じております。

 

 ですから。

 わたくしはわたくしのご用意可能な限りの、最大の被害を望んで。

 持ち出せる限りの、最大の災害を『敵』にお贈り致しますの。


「――わたくしは、教主国に『お兄様』をけしかけるつもりです」


 教主国がエルレイク家を、両親を害したと。

 人伝てにでも聞いたとなれば……

 きっと兄は真偽を確かめるでしょうし、証拠がなかったとしても『事実』と思えば独自の考えで動くでしょう。

 結果として、教主国に真っ向から『人類最大の災厄』が降臨します。

 これがもしも冤罪でしたら、御愁傷様なことですわね……?

 ですが動物並に勘のよろしい兄のこと。

 真偽の程は、きっと直感で嗅ぎ分けるのではないかと思います。

 きっと証拠に左右されず、実際に関与していた全てに害が降り注ぐでしょう。


「おま……っ教主国滅ぼす気か!?」

「は、早まらないでー!!」


 愕然とした皆々様の中でも、『兄』を知る方は。

 何故か異口同音、打ち合わせでもしていたかのように。

 揃って同時に同じ言葉が、一斉に飛び出したのでした。

 兄を実際には知らないティタニスが、過激な言葉にビクッと肩を跳ねさせていました。

 

 今まで多く、兄のことに頭を悩ませて来ましたけれど。

 こう……敵に対して効果的な存在だと思い至りますと、不思議ですわね?

 兄への物の見方が、多少変わって来たように思えるのです。

 

 無差別大量破壊兵器(最終兵器級)として。


 ただし制御は全く効かない、完全なる危険物ですが。

 しかし思考の誘導さえ叶えば、狙い通りとはいかないかもしれませんが、望んだモノに近い被害は出せるのではないかと思ってしまったのです。

 兄は兵器などではなく……

 正しく人の思惑を振りきる、『災害』だとわかっていたはずでしたのに。



 後から思えば捨て鉢になっていたのだとしか思えない暴挙ですが。

 この時のわたくしは愚かにも計画の危険性に気付かず、大丈夫だと思い込んでいたのです。

 言い訳を1つ、させていただけるのでしたら。

 きっとわたくしは短期間の間に立て続けに起きた騒動の連続によって心労を募らせ、思考は鈍り、知らず知らずの内に深く物事を考えることが出来なくなっていたのだと思います。

 このような状態を、人は「頭が回らない」と表現するのでしょう。

 予測できて当然の帰結に思い至らぬ程。

 わたくしは、きっと疲れていたのです。

 


 




お兄様登場のフラグ???

連絡しようにも居場所が特定できないので、全方位に向けて情報を発信することに決めた模様。

だがミレーゼ様は失念していた。

お兄様は『兵器』などではなく……『人災』の権化なのだということを。

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