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没落メルトダウン  作者: 小林晴幸
黒歌鳥の巣編
108/210

御先祖様の遺産は……本と呼んでよろしいのか謎の物体でありました

 感想欄で違和感のご指摘を受けましたので、前話の一部を訂正しております。





 御先祖様が暗号に遺した指示に従い、わたくし達は御先祖様の未発表楽曲『灰になれ祖国』を弾き奏で、歌いあげました。ええ、熱唱でしたとも。

 楽譜は混声四部合唱だったのですけれど、わたくし1人ではソプラノパートしか歌いあげることが叶いません。

 仕方がありませんので、どうやら歌が必要そうだと薄々察した一昨日の晩よりピート達に楽譜の一部を写して練習するようにお願いしていたのですけれど……

 ……我がエルレイク家に収められた楽譜ではありますが、わたくしが目を通したのは精々が片手の指に足りるほど。

 実はどこか間違っているのではないかと内心で気まずい思いをしていることは内緒です。

 ……楽譜を見る機会は僅かでしたが、お兄様のお気に入り楽曲の1つでしたので、兄がノリノリで歌う場面は何度か目にしたことがございます。

 ですので、兄が変な即興(アドリブ)を交えていない限りは恐らく大丈夫だと思うのですけれど。

 実際の曲を聞いたことがあり、よく知るわたくしの声を基準に、足りないパートをわたくし達に合わせる形で補っていただけるようにお願いしたのですけれど。

 何故かピート達は「さらっと高等技能を要求すんな!」と渋い顔をしておいでです。

 わたくし、それほど難しいことをお願いしましたかしら?


 歌うならこいつが必要だ、と。

 今夜はピートの主張を受けて、この場に本来でしたらいてはいけない筈の方が急遽増えてしまっております。

 音楽の申し子、歌い手のセルマー。

 加えて、演技と名がつけば歌劇もこなす演技派少年ミモザ。

 確かにこのお2人でしたら、初見の歌も歌いこなせそうな気は致しますが……

 お2人は、声変わり前でした。


「……低音パートはいかがいたしますの?」

「あらぁん? それじゃぁあたしが歌ってあ・げ・る❤」


 ぞわりと寒気が全身を駆け抜けました。

 わたくしは思わずぬくもりを求め、クレイをぎゅっと抱きしめてしまいます。

 クレイもまた、わたくしの身体に短い腕を精一杯に回してしがみ付いて怯えています。

 ですが声質を考えれば……申し分ないことが、何故か癪に障りました。



 

 少しばかり準備に手間取りながらも、わたくし達は大男(アンドレ)の響く声がカウントを取るのに合わせて歌い出しました。

 大男(アンドレ)もすぐに、歌声に加わります。

 重低音の歌声は、あの気色の悪い喋り方さえしなければ豊かと表現しても差し障りのない声で……やはり癪に障ります。

 女声高音をわたくしが。

 女声低音をミモザが。

 男性高音をセルマーが。

 男性低音を大男(アンドレ)が。

 歌い始めて気付いたことは……暗号の隠されていた部屋の特殊性。

 音の響き方が、おかしいのです。

 ジャスティ様がパイプオルガンを弾き始めてから、部屋の中で音の反響具合に変化が訪れたように感じました。

 全ての音が部屋の中で響きあい、反響し……壁にぶつかって跳ね返り続けた音は、やがて部屋の中の一点に集約されていくような……。

 わたくしの耳がおかしいのか、音の感じ取り方がおかしいのか。

 何かが変だと気付いた方は、ほとんどいなかったようです。

 ですが、耳の良い方はやはりいらっしゃるものでした。

 わたくしよりもずっと、耳の優れた方がこの場にはいらっしゃいましたから。

 恐らく彼は、わたくしよりも先に気付いたのでしょう。

 跳ね返る音がどこかへと集おうとしていることは、何となく察していました。

 どこ(・・)へ向かっているのか、わたくしにはすぐに掴むことは出来ませんでした。

 探る様に音の行方を、耳を澄まして追いかけます。

 ですが、わたくしが音の終着点を見つけるより先に、辿り着かれたのでしょう。

 

 セルマーが、歌声を朗々と響かせながら。

 すっと、指を上げて一点を指さしたのです。


 指の示した先は、先日より何度も見上げた天井。

 広々と空間を使って描かれた紋章の、丁度中央部分。

 天井全体の中心地でもありますわね。

 ……部屋に施された仕掛けから考えて、あそこに何かがあるということなのでしょう。


 ですが何かがありそうだからと、先走ることはできません。

 暗号を最後まで読み解いた時、必ず歌いきるように文面は厳重注意していたのですもの。

 御先祖様の自作された楽曲の数々や今回のややこしい暗号から考えまして、現時点で歌を止めたり手を出したりした時……御先祖様のお人柄は存じませんが、作風から判断致しますと、碌なことになりそうな予感が一切致しません。

 逸る心には見ないふりで目をつむり、今は歌いきると致しましょう。




 御先祖様の未発表楽曲『灰になれ祖国』。

 幾らかの苦労を得つつも歌い上げたわたくし達は、唖然として目の前の光景を見届けることとなりました。

 わたくし達の目の前にあるのは……

 謎の技術力と……御先祖様の悪ノリ、でしょうか。


 最後の1音まで気を抜くことも許されず。

 余韻を残して終止符を打った時、目に見える部屋の様子が変わりました。

 文字通りの、物質的な意味で。


 ………床下から、わたくしの腕で抱えきれない太さの柱が迫出し。

 そうして、天井から同じ太さの柱が伸びてきたのですから。

 柱とは……一体いつ頃から、『生える』ものになったのでしょうね?

 『生やす』ものではなく、『立てる』ものだと思っていたわたくしの認識は、誤っていたのでしょうか。

 誤ってはいないはずという、わたくしの常識が微かに揺らぎ掛けました。


「……このような大がかりな仕掛け、初めて目に致しますわー……」

「お前の先祖、何者だよ……」

「あ、は、はは……明らかに現在の建築レベルをはるかに凌駕されてるんだけど。何この仕掛け。こんなのが組み込まれてるって……この城、大丈夫かな」


 何にも仕切られることなく一間の空間であったはずの室内に、気付けば5本の柱が生えておりました。

 柱が伸びる勢いはゆっくりではありましたが強く、問答無用で……室内にあった調度品で邪魔となる位置の家具は全て伸びる柱に押しのけられてしまいました。

 お陰で、室内がすっきりしたような気が致しますが……このような空間の拡張は、きっと誰も望んではいなかったのではないでしょうか。

 天井から、2本。

 床から、2本。

 そうして天井と床から迫出し、中ほどで合体して1本となった中央の柱が1本。

 ……中央の柱は、先程のおかしな反響の集約されていた地点から伸びておりました。

 単純に考えて、中央の柱が1番怪しい気が致しますが……そう見せかけておいてフェイント、などという底意地の悪い真似を御先祖様がなさっておいでではないことを祈ります。

 

「やあ、こちらの部屋に変化h……うぉっ!?」

「まあ、ジャスティ様」


 隠し扉の向こう、隣室のパイプオルガンを弾き終えたからでしょう。

 身を屈め、暖炉から現れたジャスティ様は、室内の有り様を見て身を仰け反らせられました。

 ……気持は、わかります。ええ、痛いほどに。

 わたくしよりもずっと此方の部屋に見慣れていたはずのジャスティ様ですもの。

 変わり果てた部屋の惨状に、彼の方のご心労はいかばかりか……。


「ず、随分と変貌したね……えっと、私の気が確かなら、見慣れない柱が増えているような気がするんだけど…………一体いつ、建築技師がやって来たんだい?」

「ジャスティ様、いくらなんでもこのような短時間に柱を5本も追加できる神がかった建築士はいらっしゃらないのではないでしょうか。建材は石材……石材ですわよね? 何やら見慣れぬ物質で構成されているような気が致しますが……短時間で運び込めるほど、軽量化の進んだ建材には見えませんわ。継ぎ目も一切見受けられませんし」

「いや、そもそも許可のない奴って基本入れねぇだろ。エルレイクの奴以外」

「……あら? そうなのですか?」

「本来はそうなってんだよ。なんでかエルレイクの人間は鍵なしで入れるらしぃけどな。鍵を持ってんのは『黒歌衆』の奴だけだ」

「そうだ、鍵と言えば」


 ピートの言葉に差し挟む様な口調で、ジャスティ様がわたくしに見える様に小さな箱を掲げられました。

 ……あら? 先程まで、そのような箱はお持ちじゃありませんでしたわよね?

 ジャスティ様が小脇に抱えていらっしゃる箱は、わたくしにしてみれば両手で抱えるような大きさで。

 随分と意匠の凝らされた、アンティークの箱と見受けられます。

 

「最後まで弾き切ったら、あのパイプオルガンから出て来たんだ。こう……譜面台が、パカッと割れて」

「まあ……また、無駄な仕掛けを」

「一応危険物かどうか、先に改めさせていただいたよ。そうしたら中には鍵束が入っているだけだったんだけれど」

「鍵、ですか……?」


 促されるままに箱を開いてみれば、確かに得体の知れない鍵束が。

 ……漆黒に塗られた、禍々しさの感じられる意匠に後退さりそうになりました。

 こちらの鍵にもまた、『黒歌鳥』のモチーフが使われているあたりがとても意味深に感じられます。


「普通に考えて、怪しいのは……アレだな」

「アレ以外にないね」

「この部屋で最も目立つ変化、だからね」


 わたくし達は鍵束を手に、部屋で最も変貌を遂げた部分……いきなり生えた5つの柱を手さぐりに探っていきました。

 案の定、然程時間をかけない内に見つかったのは、奇妙な鍵穴。

 ……それぞれ柱の、床にすれすれで見落としてしまいそうな位置に見つかる点が、製作者の捻くれぶりを感じさせて下さいます。

 御先祖様……

 わたくしは、信じてもよろしいのでしょうか。

 ここで誤りであったとしたら、本当に天井が崩落くらいはしてしまうかもしれません。

 ですが御先祖様が遺した暗号解読法に間違いはない……はず。

 長い歴史の中で、誤って解釈されていない限りは。

 わたくしは一族の伝統を信じ、解読法を伝授して下さったお父様を信じ、見つかった鍵穴に不吉な鍵を差し込みました。


 最も怪しい中央の柱に。


 ……鍵を回すと、確かな手ごたえを感じました。

 い、いきなり爆発などしませんわよね?

 恐る恐る、変化を見届けようと両足でしっかり床を踏みしめました。

 

 あっさり柱の中程が開いたので、拍子抜けしてしまったのですけれど。

 

 ………………継ぎ目など、一切ありませんでしたのに。

 パカッと開いた部分は、扉に当たる部分がどこにも見当たらず、いつの間にか『穴』が出来ていた……という風でした。

 穴を塞いでいた部分はどこに消えたのかと、不可解な気持ちを抱きます。

 ジャスティ様に抱き抱えていただいて、わたくしは柱の穴を覗きこみました。

 目に入ったのは安置されていたモノ。

 御先祖様の遺産。


 穴の中には前情報の通り、本がありました。


 本が、あったのですけれど……

 本だけではありませんでした。

 共に本とは形容できない形状の物体が……『人形(ドール)』が入っていたのですけれど。

 とても精巧で、貴族の子女が喜びそうな美しい『人形(ドール)』。

 ………………これは、御先祖様の趣味なのでしょうか。


 わたくしはひとまず、現実を受け入れ難い心持で人形を見なかったことに致しました。

 え、ええと……まずは本ですわよね。ええ、本です。

 

「こ、これが『黒選歌集』……ですの?」


 迫出した柱に押しのけられて横転していた応接用のテーブルセットを、大男(アンドレ)が率先してセッティングし直してくださいました。

 柱を避けねばなりませんので、場所に少々困っておいでだったようですけれど。

 ここに置くよりは、とパイプオルガンの隠されていた暖炉向こうの隠し部屋にソファとテーブルを置き、わたくし達は柱から出てきた物品を持ってそちらへ向かいます。

 まずはテーブルの上に人形と本を置き、わたくしは迷わずに本を開きました。



 白紙でした。



「ちょ、御先祖様……!?」

「え……ここまでさせておいて、まさかの無駄足?」

「とんだ悪魔だな、初代エルレイク侯爵」


 傍らで見ていた方々が、一様に信じられないモノを見たと顔に書いて此方を窺っておいでです。

 わたくしは気まずい思いで、冷汗を流しながら本のページをめくります。

 ま、まさかそんなはずは……

 御先祖様、わたくし……御先祖様を信じてもよろしいですわよね!?


「お、おかしいですわね……こんなはずではっ」


 めくってもめくってもめくっても、頑ななまでに白紙でした。

 これ、ただのノート(未使用)ではありませんか?

 えっと、まさかここまで……御先祖様の盛大な悪戯だなどと申しませんわよね!?

 焦るわたくしを、皆様が何やら諦めの籠った眼差しで見ておいでです。

 何と申しましょうか……とても、こころがいたい。

 責める色合いの全くない、むしろ慰めるような案じるような感情を寄せられて、わたくしはいっそ泣いてしまおうかと血迷い掛けました。


「い、いったい何なのですのこの本はーっ!?」


 居た堪れない気持ちをぶつける様に、わたくしは気がついたら本に詰りつけるような口調で疑問をぶつけておりました。

 恐らく、それが功を奏したのでしょう。


 本に変化が生じました。

 何かあればと思いはしましたが、正直なところを申しますと全く望んでいなかった方向での変化が。


「え」


 いきなり、本がばらりと。

 風もありませんのに、勝手に……まるで自らそうするように、大胆にページがめくられていったのです。

 もう1度、申します。

 わたくしは何もしておりません。

 ですのに、本のページが勝手にめくれました。

 ばらばらばらと、凄まじい勢いでページは前へ前へと戻って行き……わたくしの前に開かれたのは、表紙を開いた最初のページ。


 先ほど、わたくしは確かに確認致しました。

 本の中身が完全に白紙であることを。

 全てのページに何も書かれていないことを。

 最初の第1ページでさえも、まるで雪の様に真っ白だった。


 ですのに。


 わたくし達の見守る前で。


 1ページ目に、文字が躍ったのです。


 わたくし達が目を見張る中、見る見ると線が走り、文字となり……金色に光る文字の連なりが、一瞬で文章を構成する。

 ぽかんと口を開ける者、顔を引き攣らせる者、そっと視線を逸らす者、何事が起きているのか理解せずに寝ている者。

 皆が個々で反応を示す中。

 流麗な金色の文字が指名してきたのは……わたくしでした。



 ――【汝、エルレイクの娘。名はミレーゼに相違ありやなしや?】



「えっと……」

「おい、どうするミレーゼ。ご指名だぜ」

「ピート、貴方は動じませんの? …………いえ、動じておいでなのですね」

「なんのことだよ?」

「目が泳いでいますわよ。今なら眼球だけで50mは泳げそうですわね」

「………………俺、今日から眼帯付けて生活すんわ。両目に」

「転んで柱の角に頭をぶつけてしまいますわよ」


 現実(もじ)から目を逸らし、受け入れ難い事実(ほん)から目を逸らす。

 わたくしは……この現実をどう認識すればよろしいのでしょうね。


【良い子なら返事をしなさい、返事を。悪い子は竈に放りこむと魔法使いのお婆さんに教わらなかった?】


 ですが現実の方がわたくしに目を逸らすことを許して下さいませんでした。


「悪い子は竈に放りこむって……どこの山姥だよ!」

「ナイスなツッコミだね☆ ピート!」

「ミモザ、茶々入れんな!」

「いや、それ以外にどうしろと……こっちは部外者臭が凄いのに」

「中々物騒そうな本ですものね。……わたくしも傍観者になさせていただきたいものです」

「本に指名されてる張本人が何ぬかす」

「ですわよ、ねぇ……」


 本とは……勝手に文字が浮かび上がるものでしたかしら。

 これを本当に本と呼んでも良ろしいのか……。

 わたくしには、わかりかねます。

 

 ですがお返事をしない訳にはいかないのでしょう。

 正直なところを申しますと、このような怪しげな物体は即座に元の場所に戻して見なかったことにしてしまいたいのですけれど。

 周囲の状況が見なかったふりを許して下さるとも思えません。

 わたくしは溜息を押し隠し、そっと本に触れました。


「どのようにして、お返事をすればよろしいのかしら……」


 声でよろしいのか、文字を書けばよろしいのか……

 ――ああ、声でヨロシイヨウデスワネ。


【仕切り直そう。君はエルレイクのミレーゼかな?】

「……どうしてわたくしの名を御存知なのかしら」

【エルレイク家の家系図にアクセスし、君の身体的特徴と条件の合致する者を検索したからかな】

「当家の家系図に一体何の仕掛けを施していらっしゃいましたの……? いえ、それよりもこの本、どう考えてもリアルタイムで反応していますわよね!?」

【私は本の体裁を取っているけれど、その実態は本に非ず】

「…………いえ、それはもう既に明らかですけれど。この本、一体何なのです……?」

 

 わたくしとしては、当然の疑問を呈したつもりでした。

 まさかあんな返答がなされるとは露とも知らずに。

 本は、律儀でした。

 本は、正直でした。

 本は、誰憚ることもないとばかりに、爆弾を投下されました。


【私は『黒選歌集』――本という形に込めて遺された、サージェス・エルレイクの知覚の一部。意思の欠片。残留思念というか……取敢えず子孫の疑問に答える用途で使ってもらう前提の下に存在している】

「何かとんでもないことを言い出しましたわよ、この本―っ!!」


 御先祖様……貴方は何というモノを。

 

 物凄く、曖昧なのですけれど。

 御先祖様が遺して下さっていたのは、本に擬態した謎のナニかでした。







サージェス・エルレイク

 経歴の一切が謎に満ちた見た目だけ好青年な吟遊詩人。

 前世の記憶とかはないけど知覚系にチートを持っていた模様。

 取敢えず実は先祖が人外(一応魔物ではない)。



黒選歌集の最後の台詞から、世界観に反しているかな?と削った部分

→【残留思念というか……情報検索システムっぽいようなQ&A的豆本っぽいようなナニかだよ? 取敢えず子孫の疑問に答える用途で使ってもらえる前提の下に存在している】

 ……世界観が一斉に崩壊しそうですね! 情報検索システムとか!

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