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そのZERO ~かわった世界~

「行ってくるねぇ~♪」

その声は、僕の母の生き生きとした声であった。


   ***


時は、受験生たちが夏休みにモンキーのようにオ〇ニーしていた自分を恨みながら、一発逆転を信じ机とにらめっこしながら猛勉強しているシーズン。

そんな野球の9回の裏2アウトで一発逆転を望む、野球をしたことのない新人バッターのような行動をしても...

意味ねぇんだよぉ

っと、まぁ、よくわからない表現をしてしまったが、要は受験シーズン、冬だ。


僕は、日向 桜。

特徴のない、普通の、一般の、誰が見ても特徴がないといっても過言ではない、ごく普通の女子高校生に、不思議なことが起こった。


   ***


数時間前...


僕の両親は朝、この冬休みを利用して、海外に旅行するだとかなんだとかで家を出発した。

一方僕は、朝が弱いので布団の中で起きることができなかった。

できなかったというか、動く気力がなかった。

もう、このまま冬眠してもいいかな、春になるまで寝てようかなと思っってしまうほどだった。

そんな社会不適合者のようなことを思いながら、僕はゆっくり目を閉じた...


   ***


数分前...


僕は、ふと目が覚めた。

「暑い...」

今は冬、そのはずだが、そのはずなのだが、今日はとても暑かった。


カーテンを開けると何一つ変わらない風景、街並みだった。

あれほど雪が積もると言っていたお天気のお姉さんも、さすがに今は予報が外れて絶望しているのだろう。

すこし笑みがこぼれた。

どんな顔をしているのかな、という好奇心がわき、僕はテレビをつけた。

そこには、今日もいつもと変え割らない笑顔に天気予報をお伝えしていた、お姉さんがいた。

「驚いた....一体全体この女どんな環境で育ったらこんなメンタルがつくんだ⁉」

僕が、必然的にお姉さんを尊敬しようとしたとき、彼女の口から不思議な言葉が出た。

「今日いつもと変わらず快晴です。」

ん? 僕は、この言葉に人生最大の疑問を抱いた。

『今日もいつもと変わらず』今彼女はそういったのか?

いや、そんなはずがない...

お姉さんはメンタルが強いのではなく、気が動転してしまったのか?

そう、思ってしまった。思えないはずがなかった。

僕はテレビを消し、静かな環境で考えた。

何一つ聞こえない環境で。

とても静かなところで...


少したって、僕は、ある一つの説を思い浮かんだ。

『僕、まじで冬眠していた』説という説だ。

この説の証明は簡単だ。

スマホを開き、何日かを確認するだけだ。

だが、スマホの電源ボタンを押したが、起動することはなかった。

一瞬思考が止まった。

アイ〇スやF〇Oのガチャに課金した金が、水の泡じゃないか。

だがしかし僕には希望の光があった。


みんなご存じ、あったら便利な

バックアップ


そういえば以前バックアップはとってたような気がした。

だから、今はそのことは気にせず時計を見た。

だが、時計の数字は移ってなかった。

時計も壊れてしまっていたのだ。

こんなに、物が壊れるのか。

僕は、このほかにも壊れているものを探した。

すると、テレビ以外のものは全て壊れていた。


   ***


そして、今に至る。


僕は、考えた。

そこで、出てきた証明方法は3つあった。

1つ目は、近所の人に聞くことだった。

だがしかし、僕はあまりにも人見知りで、近所の人と話したことも、挨拶をしたこともなかった。

そして、外に出ることは僕が一番嫌うことだ。

外に出ることはめんどくさい、できるだけ動くことは避けたい

たとえ、自分に不思議なことが起こっていても、外に行くことは避けたい。

逆に、近所の方が異変に気付き、僕の家にきてくれることを祈った。

この方法は保留だ。


2つ目は、寝ることだ。

もう一度寝れば、何とかなるはず。

ということで早速寝よう。


.....


寝れん....

さっきの二度寝で目がさえてしまったようだった。

さすがに今は寝れないな。

この方法も保留だ。


3つ目は、両親が返ってくるまで待つことだ。

現状を親に聞いてみたい。

知っていなくとも、家で一人でいるよりは親といたほうがいい。

確か、数日間分の食料は冷蔵庫に入っていたような気がする。

少なくとも、親も自分たちがいない間の食べるものは入れているはずだ。

幸いにも、冷蔵庫にあふれるくらいの食料はあった。

だが、これが幸か不幸か。

冷蔵庫が壊れていやがる...


   ***


その夜、僕は寝た。

いつも通りに、ごく一般的に。普通に、だ。


だがしかし、起きても、変わっていないものは変わっていない。

まだ、この町は暑い。


そもそも本の数時間で変わるということは本来あり得ないのだ。

誰がどう頑張ろうとしても、自然的になったとしてもだ、変わるにはそれ相応の時間ってもんが必要になってくるはずなのだ。だから、僕だけが違う世界にいるといったほうが、今のところの証明では、つじつまが合う。

実際お天気のお姉さんに、何一つ変わったことは今のところだがない。

しかも、ほかの番組や、町の人を見ても変わったことなどなかった。


   ***


数週間後


食料が尽きた。

もう、無理だ...動けん...


ズタ。


それは、廊下に響いた僕の倒れた音だった。

何も食べてないので体重は軽かった。

だから、その音は小さく、もろい弱い音だった。

あとがき


この作者である、みゅきょくぅは夜中のテンションでこの作品を書いてます。

初めのほうはいいと思っても、あとのほうで語彙力低下しているところがみられます。

自分でも何回かは見返して読んでいますが、もともと語彙力が少ないので、

変になっているところがあるかもしれません。

また、アドバイスなどしていただけるとありがたいです。(読んでる人からアドバイスっておかしいかな)


投稿は不定期ですが、今後も読んでいただけると幸いです。

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