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(49)聖なる力

あらすじ***魔王と勇者入れ替わり。魔王(IN勇者)は新しい村で性活ならぬ聖活中。勇者(IN魔王)ももうすぐ波乱ありそうです。

※勢いで書いてるので設定間違いや違和感を感じたら気軽に教えてください。よろしくお願いします。

★魔王(IN勇者)サイド★


「えっ 蘇生って聖職者しかできないでしょ?」

「田舎の出はこれだから困りますわ。」

「アルはちょっとおかしいから〜。」

「な、なるほど。」

4人が心に痛い。おお、心とは痛むものなのだな。


そう思いつつも改めて我がステータスを確認する。


<<ステータス>>

職業:聖勇魔王職者

魔力:測定不能

体力:測定不能

精神力:100

攻撃力:測定不能

防御:測定不能

スキル:魔破斬・装甲突破・龍如断裂・鷹楽一線・能力隠蔽・・・他

最新追加スキル 共鳴心(追加)・死者蘇生(有効化)

隠しスキルあり 本人の承認無しに開示不可


もはやなんでもありだなと思わなくもない。

職業がゴチャゴチャしてきた。

有効化とは・・・おそらく我の生まれ直しが

効果を得る条件となったのだろう。

聖職者は、聖者となる際にそれまでの罪を一新し

生の道を捨て、再生の道を進むという。

通常は儀式によって行われる生まれ直しを

女怪によって体現してしまったようだ。


「行くぞ!」

「お、おう!」

男の後ろを全員で急いでついていった。


先ほどの小さな民家では

泣き崩れた女と、おそらくローゼと思われる女。

そして数人の手伝いが待っていた。

救いの手となる我を求めて。


動かぬ赤子に手をかざし力を込める。

魔力ではないようだ。これは・・・祈り?

ステータスに追加されていた精神力を使うもののようだ。

100などというものはあっという間で。

代わりに測定不能である魔力体力を追加投入した。

それはこれまで経験したことのない苦痛だった。

途中でやめようかとすら思ったが

目の前で泣いてる女を見るとできなかった。


今まで見てきた女たちはどれも

身勝手で好き放題していて強かった。

だがその反面異様に脆い面がある。

女の二面性は魔王の時から見てきたが

実際に触れてみるとそれは性行為だけにとどまらなかった。

強くて弱くてかわいくて柔らかい。

喜びの涙以外が頬を伝うのは許せない。


眩しい光とともに魂の帰還を知らせる。

泣き出した我が子を腕に男女は何度もお辞儀をしていた。


「はー、疲れたぁー。」

グッと伸びをして背をそらし

こちらを振り向く女。耳が尖っており

アーモンド型の目が猫のように細くなる。

黄色い短めのショートヘアで細い体をしている。

笑顔が妙にスッキリしていてそれはそれでいい。


「わたしはローゼ、エルフだよ。

今日はありが・・と・・・う。」

そのまま倒れ落ちるので支えてやった。

ローゼは立ったまま寝ていた。器用だ。


エルフは森の民、狩人だけあり目が異常にいい。

中には暗視、遠視、透視などの能力を身につけるものがいる。

どうやらその透視のほうで生まれる手助けをしていたらしい。

透視か・・・そういえばその能力はないな。

いつか魔王城へ連れて行こう。


空き家まで送り職業が変化したことを説明してやると

また呆れた顔をされたが気にしない。

今気になるのは鬼娘だ。

さっきの竜巻で十分威力は見せたはず。

我に好きにされるがいい。ふははははは

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