(26)第3回魔王講座
あらすじ***魔王と勇者入れ替わり。クエスト対応する魔王(IN勇者)。聖女たちの専属料理人となった勇者(IN魔王)。
※勢いで書いてるので設定間違いや違和感を感じたら気軽に教えてください。よろしくお願いします。
★勇者(IN魔王)サイド★
お腹もいっぱいになり、心が寒い俺を除いてみんな元気です。
第3回魔王講座は他二人も出るようだ。
内容は魔王城の作りについてだ。
魔王の土地はまず二つの結界で守られている。
一つは対ドラゴン用空域結界。
そしてもう一つは一般の人間が迷い込んだ時に
帰り道の方向に誘導する結界だ。
これにより冒険者以外の被害はほぼゼロとなっている。
ただし森は幅広く結界からはみ出た森の中に発生しているモンスターは
弱肉強食を生き抜いているためとても強く
魔王管轄外のため人間を殺すこともある。魔王のせいではないのだ。
さきほどの痴態から冷めたルミヤは真剣に内容を聞いている。
さっきクリスタルに抱きついていた姿を思い出し
笑いそうになり目があって慌てて視線を逸らした。
次に迷いの森。ここはやはり結界と同じように迷った挙句
はじき出されるのだが、導きの杖があると行きたい方角を
常に指し示してくれるため迷わない。
それでも出来る限り死人は出したくないので
魔物達にはほどほどに相手して疲れさせて諦めさせているそうだ。
今回俺たち勇者が参戦したため戦う魔物はかなり減っている。
戦力の増強が最優先な状況だそうだ。
そのさらにあとに迷いの迷宮にて、迷うわけではないが
延々と地味に弱い魔物がポコポコでてくる。
強くはないが回数が多いため、休む暇があまりない。
精神面で攻めてくる感じだ。
やめるかどうしようか迷うくらい面倒臭いという意味で
迷いの迷宮である。
最後に回廊 ここでは両側に鎧が設置されており
広い場所での乱戦になる。多くの魔物もここに隠し通路があり
次々と湧いて出る。突破にはだいぶ苦労したことを覚えている。
それすらも切り抜ければ魔王の部屋にご招待だ。
ここまでの説明でルミヤはだいぶ落ち着いたようだ。
目には理性の光は宿っている。突然殺しに来ることは
もうないだろう、たぶん。
そして次は魔王城のプライベートゾーンについてである。
時間帯関係なくくるときはくるので魔王の寝室が王座の後ろにある。
かといって寝るわけではないので、休憩室といったところだ。
その部屋の左に転移の部屋がある。
転移して地下にクリスタルの研究室と
厨房と檻がある。
クリスタルは魔王様だけついてきてほしいと
二人には、元は魔物が複数隠れていた回廊の横部屋に居を移してもらった。
荷物も移動させて後クリスタルは戻ってきて
研究室の何もない壁にむかって 何かを唱える。
突如現れた通路。ここは最深部のようだ。
奥に入ると落ち着いた美しい光景の中、真ん中に桜の木がたっていた、
「すごく・・・綺麗なところだな・・・。」
「ここは魔王様の命に関係するものです。」
部屋は広くまるで外のようで太陽まである。
なだらかな草原、短い草はら。その中心に一本の樹は立っていた。
濃いくらいのピンク色の大ぶりの花が咲き乱れる。
「これが魔王様の命の源です。」




