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本部へ行こう

復活です~!いやぁ、投稿出来ずにスミマセンm(__)m

今回もお付き合い下さい!

まだ外が薄暗い中、その美少女は目覚める。何か違和感を感じたからだ。すると顔の上に紙があり、それを読み始める。


んぁぁ~何々?

[いやーあまりにも女の子っぽくしてるとキツイものがあるだろうから、ある程度までなら行動や言葉も許すことにするよ。ある程度ならね。昨日十分楽しめたし。一人称は俺とか僕はダメだよ。私って言わないとね。

それじゃ、バイバ~イ]


・・・おぉぉぉぉ!ヤッタァ。流石に一人称は私じゃないといけないらしい・・・だが!行動や言葉はある程度なら許される!なんて素晴らしいんだ!これで少しは楽になる!


紙を読むなりベッドの上で跳び跳ねている幸也。小柄なこともあり、その様子は何とも微笑ましいものだった。



今日は・・・日本魔法士総会の本部に行かないといけない。日本魔法士総会本部の司令には会ったことがあるゆえに一応こんなことになったということを言っておかないといけないからだ。仕事も困るし。といっても、本部から送られて来た軍服のようなものをきてさらに白い仮面をつけていたから顔などはバレていない。とは言え会ってしまっているからには男だったと認識されているために言いに行く必要がある。ふ~なんて説明すれば・・・


そうして数分悩んだ挙げ句・・・


よし、その場に合わせよう!なんとかなるはず!


その場の自分に任せることにした。



前はおかず系のパンが好きだったのに今じゃ生粋の甘党だ。今大好きなのはメロンパン!味覚でさえも変わってしまった・・・まぁ美味しければいいか!朝食も摂ったし、速く本部に行って終わらせよう。・・・と、言いたいところだけど・・・視線がねぇ、すごく集まってしまうからなぁ~。銀髪が珍しいことやこの容姿が相まってナンパやストーカーもされてしまう始末。多少なりとも気分が悪くなってしまうからあんまり外を歩きたくないんだよねえ~。まぁ、この世界でもずば抜けている容姿ならそうしたくなるのも分かるんだけども!毎回は少しキツイかなぁ。なにかいい手はないものかね。


そして幸也はまた悩む。どうすれば気分を害されることなく本部にたどり着けるものかと。幸、本部は日本の首都である東京に存在しているため遠くに行く必要はない。それでも視線の数には耐えられないのだ。


う~ん・・・あ、あぁ~!あれを着ければ!


そうして幸也が思いついたものは・・・


白い仮面~。司令と会った時にも着けていたのだから問題ないでしょう!服はサイズが合わないから買ってきた服を着るしかない・・・だがしか~し!この白い仮面を着けていれば大丈夫なはず!万事解決だ!・・・あ・・・仮面・・・合わない・・・あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ嘘ぉぉぉぉぉぉぉぉ。そんな・・・どうすれ――ハッ。こんな時の思考魔法!?成せばなる!


「作成――白い仮面!」


唱えると、幸也の手が光だした。少しして、幸也は目を開ける。するとそこには・・・


おお~成功したぁ。サイズは・・・ピッタリ!これでよし!これで道行く人全員の視線に晒されることはなくなる!仮面も着けたし、早速本部に向かおう!


この時、幸也は考えつくことができなかった。そう、白昼堂々白い仮面を着けて歩いていれば誰でも怪奇的な視線を向けられることに!気付いた頃には時既に遅し。何故ならもう向けられていたからだ。


ああ~!なんで考えつかなかったんだ!当たり前のことだろう!こんな仮面着けてれば目立つことくらい!けど、心なしか着けてない時よりかもましな気がする。恥ずかしさは数倍だけれども!これじゃあ釣り合わない。写真も撮られてるし、余計に仮面を取れなくなった。~~っ恥ずかしい!速く本部に向かおう!



駆け足で本部に向かう幸也だった。





お読みいただきありがとうございました♪この小説は一話一話が短いですが、少し長くしてほしい等要望等がありましたら、送っていただけると幸いです。ブックマーク、評価、感想をいただけると励みになりますのでよろしくお願いいたします!

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