刺激的な新生活―2―
今回は少し短いですが、お付き合いください!
ふ~菓子パン美味しかった。やっぱり朝はパン!体が小さくなったせいか、食べる量も減った。これなら、食費が浮くな。お金は給料?みたいなものが毎月送られてくる。生活に困らない、というか有り余る程の。これに感しては序列一位の座に感謝しないとな。
ちなみに、世界中の魔法士は現在300万人程いる。
世界の人口は、お・・・わ、私の生まれるずっと前に突然現れたと言う‹フレイナー>と呼ばれている生物によって1000万人まで減らされた。
当時は魔法や魔装術といったものが存在せず、重火器や普通の武術しかなかったからだ。そして数年がたち、このまま終わると思っていた時、不思議な力をもった人物が現れ、撃退したと言う。
その後、100年周期でまた現れると言い残し、消えて行ったという。フレイナーは撃退されたが、次にフレイナーの劣化番とでもいえる、魔物が各地で出現しだした。それと同時に、魔法や魔装術を扱える人が出てきた。私のように・・・恥ずかゆい。ふー、私のように両方扱える人や、専用の武器を持っている人は少ないらしい。
魔物からは特別な素材が取れ、その殆どが装備となる。100年周期はちょうど20年前で、生まれる4年前だったらしい。現れたフレイナーは意外と簡単に撃退出来たみたいだ。
そうやってどんどん再生していき、今では傷あとも殆ど見られない。
そんなこんなで、1位のお・・・私には沢山お金がある。魔法士は重宝されるらしい。
......いい時間になったな。そういえば、服がないんだった。買いに行かないと。
でも、こんな平日の昼間にこんな少女がショッピングモールに居たら不自然だよね・・・喋り方さえも・・・!ま、まぁ、そういう訳だから、明日の休日に買いに行こう。
昼食が食べれない・・・もうなんか色んな意味でお腹がいっぱい。・・・寝よう。スッキリするのは大切だからな!
・・・もう夕方かな?辺りが少し暗くなっているからもう日が落ちてるんだろう。・・・トイレ行きたいな~
けど、トイレにいくと自分を失っている感覚が・・・もう、割りきるしかないのかな?
お・・・私は女の子、私は少女、私は女の子、私は少女、私は女の子、私は少女......じゃないぃ!
ふう、よし、一時はどうなるかと・・・やっぱり耐え難い・・・!この後お風呂でも・・・!
心が折れそう。
速く今日もご飯を食べてお風呂に入って寝よう・・・
よく思えば、明日の買い物で服を買う気だけど、女物なんて何をかえば良いのか全く分からない・・・どうしよ?・・・まぁ、何とかなると信じよう!
――そうして、男としての何かを失っているような気になる幸也だった。
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