刺激的な新生活
どうも!ブックマーク有難う御座います!短いですが今回もお付き合い下さい
・・・目を開けたくない。認めたくない現実がここにある。だが、諦めろと言わんばかりに体の違和感が治っていない。
仕方ない、起きるか......
「それにしても、可愛いな。これが今の俺か・・・」
何度見てもこの美少女が自分なんだと理解するのに苦労する。
ん~流石にこの服はでかかったか。まぁ、身長が前より小さくなってるんだし当たり前か。でも、すぐにずれて落ちそうになったり、手が袖から出てないのは困るな。
「・・・服と食料を買いにいった方がいいな」
今日は学園を休むしかないか。丁度いい、今日休めば連休になる。授業も聞かなくても今日は興味ないものばかりだったはずだし大丈夫だ。そうと決まれば早速正樹と光輝にメールを送ろう。電話はまずいからな。
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「今起きてるか?」
「おう」
「起きてるぞ」
「なら良かった」
「どうかしたのか?」
「はは、風邪でも引いた?」
「いや、今日は用事があるから休むって先生に
伝えといてくれ。」
「任せろ!」
「助かる」
「所で連休どうする?」
「正樹、お前は遊ぶ前に宿題しろよ?終わったら
付き合ってやる」
「な!?」
「はは、でもすまん。連休も空いてないんだ」
「そうなのか?」
「連休もその用事?」
「ああ、所でずっとメールしてていいのか?」
「?」
「何で?」
「いや、時間が・・・」
「まずい!遅刻しちまう!」
「幸也、遅刻したら君のせいってことで」
「それは、まあ仕方ないか。じゃあ頼んだぞ?」
「おう!」
「また学園で」
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ふぅ、これで一安心だな。さて、まずは近くのスーパーに食料を買いにいくか!腹が減ってはなんたら!
善は急げ!行くぞ!・・・服どうしようか。このダボダボな状態では動きまわれない。確か小さめのジャージがあったはず、それを来ていくか。・・・この姿でジャージってミスマッチじゃね?まぁ何きても映えるか!
「・・・うん、やっぱ映えるな!ちくしょう!」
速く買いに行こう。
朝でも人が意外といるな。幸い学園は始まりが速いから学生はいない。・・・けど、やっぱり視線が多いな。
まあこんなアニメのキャラクターのような容姿だと視線が釘付けになるのも納得だ。面倒なことにならない内に早いとこスーパーにいこう。
「・・・はぁはぁ。やっとついた」
小さくなったから、なれてなく、視線に耐えながらここまで来たからもうヘトヘトだ。
朝はパンだよな!菓子パン最高!カップラーメンと弁当、お菓子を結構買ったから当分は大丈夫だろう。
「お、お会計7852円になります」
「はい」
「ちょ、丁度ですね。有難う御座いました」
なんであんなに震えてたんだ?ハッ、もしかして何か不自然だったか?......しゃべり方か?確かにこんな
美少女が俺とか言うのはおかしいな。むず痒いが一人の時以外は我慢して―――
ヒラ
ん?何か落ちてきたな。これは......紙?
<一人の時でも普段から女としていくように。男っぽくすると電流が走るので注意。この電流はどうあがいても自らけせないのでそのつもりで。仕草はある程度なら許容。言葉は......一人称を私にすれば良しとしよう!頑張!
by神>
これは!?あの時のと同じ......ふっ......でもなんで俺がそんな――
ビリッ
ーっいったぁぁぁぁぁ!?なん―――
ビリッ
うわぁぁぁぁぁぁぁ!はぁはぁ。もう耐えられない。なんだこの電流は、強すぎ!威力がおかしい。・・・はぁ、分かったよ。気をつけて行きますよ。これでどうですか?
ヒラ
<宜しい!此れからも気をつけてな!応援してるぞ!by神>
ふぅ、たった今から男らしくする事を禁じられてしまった。意味が分からない。・・・早く帰ろう。
菓子パン♪菓子パン♪・・・は、今なにを・・・無自覚にあんなに喜んでしまったな。・・・言葉は何処までが許容の範囲内なんだろう?取り敢えず少し変えてみたが大丈夫みたいだ。この調子でいけばいつか慣れると信じよう。・・・はぁ
――そうして幸也の悩みが一つ増えたのだった
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