想像を絶する変化
ブックマークしていただいた方有難う御座いました！まさか一話目でしていただけるとは思っていなかったので感激です！忙しい為投稿があまり速くありませんが、今回もお付き合い下さい！
・・・そのまま寝てしまったのか。もう日が沈んで外が暗くなっている。めんどくさいけど、食事して風呂に入って明日の準備してもう一度寝よう。何か体がだるい。後、胸の辺りに重みが......微々たるものだけど。
それにしても、今日も平和だったみたいだな。
「ふあぁ～」
と鈴のようにきれいな声で欠伸する。
・・・ちょっと待て、声が高い気がするぞ？それに何か目線も低くなってる......気のせいか？
そんなことを自分に問いながら、不意に鏡を見た。するとそこには―――
腰の辺りまであるとても綺麗な雪のような白髪と透き通った空のような水色の大きな瞳、そして白く、柔らかそうな肌を持ち、どこか幼さが残るような顔つきで、成長している途中の胸を持った正に絶世の美少女とも言える美少女がいたのである。
「な、なんだこれ！？」
と、透き通ったキレイな高い声で発した後、数分後に意識を取り戻す。
いやいや、あり得ない。そもそも俺は男何だし。そうか！きっとまだ寝ぼけてるんだな。もう少しだけ寝よう。
・・・まじか。これは現実なのか？だが、どうやってもこれは俺なんだ。認めざるをえないのか。
はぁぁぁ......どうしてこうなったんだ？
・・・まさか、日常に刺激が欲しいと望んだ結果がこれなのか？だとしたら違う！求めていたのはこんなあり得ない変化じゃない！
・・・魔法と剣術は前のように使えるか?取り敢えず簡単なものでいくか。
「ショック」
ビリッ
基礎魔法は出来るな。なら能力値は・・・
確か前はオールSだったな。何か女になったから弱くなった感があるな。容姿はずば抜けて世界一だろうけど。
「能力値は・・・視覚化！」
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«能力値»
体力:EX
魔力：EX
魔法制御：EX
«魔法»
顕現魔法
«魔装術»
戦神ノ型
«名声»
最強魔法士 性転換者(笑) 願いを叶えし者
世界魔法士序列：一位
プレゼント：１ 開けるYes or No
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・・・へ？何・・・これ・・・？え？いやいやおかしい。能力値は上からS、A、B、C、D、E、F だったはず。EX何て知らない!?これ前よりも強いんじゃ・・・こんな魔法と魔装術は知らないし、見てみるか。
ー顕現魔法ー
自分が考え、想像したものを呼び出すことが出来る。
ー戦神ノ型ー
特殊な型があり、それを扱うことが出来る。
凄い......従来の魔装術は、身体能力強化系統や、干渉系統、他にもあるけどこれは見たことも聞いたこともない。
・・・まじか。以前の魔法よりも使い勝手がいいんじゃないか？いやいいな。間違いなく。
それにこの名声は・・・何か笑われてるんだけど！？メッチャ腹立つ。でも、この姿なら怒っていても可愛く見えてしまう気がする。
最後にこのプレゼントって何だ？少し怖いけどあけるか。
「オープン」
そう言うと、プレゼントが入っていそうな大きめの箱が眼前に出現し、開くと同時に光を出して消えていった。何だったんだ？そう思いながら目を開けると――
全体が黒く、刃の部分に赤いラインのようなものが入っており、持ち手に金色の模様のようなものがある
刀があった。
何だこの刀？昔使っていたものよりも強そうなオーラを感じる......そう言えば、あの後あげたはいいけどどうなったのか......適正はあったから大丈夫......だろう。うん。でも、嬉しいプレゼントだ。一応、まだ武器持ちとしてもらっているし、ちょうどいい。刀は使ったことないけど。早速性能を見てみるか。
«神威»
かつて神が使用していた刀。この刀と完全に適合することが出来るものにプレゼントとして送られる様に神が設定した。その者は送られた直後、一つだけ望みを叶えることが出来る。
ん?これ......そうか、10年前の?......約束、守ってくれたんだなぁ。
......待って、こんな体になったの絶対この刀のせいだろ！望みを叶えるって、確かに日常に刺激が欲しいとは望んださ！だがこれはやり過ぎだろう！これからどうすればいいんだよ！学校とか！クッ......もうなんかめんどくさい！
「取り敢えず食事して風呂に入って寝よう」
―そして幸也は風呂で数分硬直した。
そうだ・・・女になったからあれは無いんだな・・・ハハ。それにしても、本当に凄い容姿だな。もう老若男女とわず魅了出来る自信がある。・・・大変だな。
よ～し風呂も入ったし、寝るか！明日は学校を休んで色々と考えよう。もう今日は疲れた！無理だ！精神的にも限界だから寝て落ち着かせよう。起きたら戻ってた何てこともあるかもしれないしな！
そうして幸也は淡い叶わないと少し悟っている希望を胸に眠った――
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