実技授業―2―
ブックマークしていただいた方、ありがとうございます♪
私は前回、この部分で戦闘描写を書くと言いましたね......すみませんかけてないです(泣)
私は忘れていたんですよ......武器の説明等をする事を...... ボソッ コンカイモミジカイ......
それでは、どうぞ!
「ああ、あといい忘れていたが......」
戦闘体となったことで各々興奮を感じさせるように喋っていたが、先生の一言で小さくなり静かな空間となった。
「このリングに数字が書いてあったことには気付いたか?」
白を含む何名かの生徒が首を縦に振り頷く。
「この数字は初めは全員100で統一されている。この数字はな、ポイントだ。このポイントの多い奴上位十名は学園内序列者と呼ばれ、様々な権利が与えられるんだ。近々他クラスも合同で集会の時に説明されるから今はあんまり気にしなくてもいいぞ」
学園内序列者、権利という言葉に興味を引かれた生徒達はまたざわつき始める。
「それじゃ、今回は二階にある大型訓練室で授業を行うから移動するぞ!」
先生が先頭に立ち、生徒達を先導していく。二階へ向かうにはエレベーターを使うか、非常階段があるらしい。今回はエレベーターで二階に上がる為、順番待ちだ。
◆◆◆
生徒全員が二階につき、少し歩いた所にあったのはガラスのような壁に囲われている複数の大きな部屋がある場所だ。
「よし、着いたな。じゃ、先ずは各々武器を選んでくれ。ここにないものもあるが、ここにあるのはそれぞれの種類の中で一番バランスのいい武器だ。さあ、選んでくれ!......と、言いたいが、一度実演して貰った方がいいだろう」
そう言った先生の目線の先には、今着ている服とは異なる服を着用している人達がいた。その手には、先ほどの武器が握られている。
「今から実演をしてもらう。これを参考にして武器を選んでくれ......じゃあ、頼むぞ!」
「「「了解!」」」
声を合わせて返事を返した先輩達は、その中の一人が複数ある大型訓練室の内の一つに入っていく。白達はその横に配備されている観戦席へと向かい、座る。
数秒後、先生が合図すると、中に入っている生徒が手を上げて反応する。
『三番訓練室、開始』
管制室と思わしき場所からスピーカーを通して声が聞こえ、先輩しかいなかった訓練室内に地球上の生き物ではないであろう生物らしきものが出現する。
―――あれは......魔物......?
一時期軍に所属し、実際に魔物と対峙した経験のある白は勿論、綾瀬はその正体が分かったが、その経験がない生徒は驚き、困惑、恐怖、焦り等といった感情を感じさせていた......
お読みいただいたあなたに感謝を!ありがとうございました!
次回は!次回こそは戦闘描写を入れたい......!
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それではまた、次回!