<登場人物紹介> 1章の主要キャラクター
要望がありましたので、カスカベアキラ先生に描いていただいた書籍版のイラストと共に、人物の紹介をさせていただきます。
いずれはプロローグの前に持って行く予定です。
また、明日より書籍の発売日である8月17日までは毎日更新をする予定です。
今後ともよろしくお願いします。
・淡路 史記 (あわじ しき)
本作の主人公。
趣味は料理。女子力が高く、妹である美雪を溺愛している。
「危なかったら、フォローよろしく」
「美雪。今日の夜飯は何がいい??」
「え? これ、食えるの??」
「いや、まぁ、いいけどさ……」
・淡路 美雪 (あわじ みゆき)
主人公の妹で、メインヒロインの1人。
兄である史記に絶対の信頼を置いており、行動力がある反面、自由奔放で幼い行動が目立つ。
「ふゅ?? どうしたの、お兄ちゃん?」
「お兄ちゃんはお兄ちゃんで、お兄ちゃんだから仕方ないけどさ」
「うぅ――――。お兄ちゃんのいじわる……」
「でしょ、でしょ!! 草の上で寝転がったら、すっごく気持ちいいんだよ!!」
・應戸 柚希 (おうと ゆずき)
幼なじみの同級生。メインヒロインの1人。
体力に自信はないが、頭の回転は速い。癒やし系の少女。
「大丈夫、ちょっとびっくりしちゃっただけだから。ごめんね、心配かけて」
「私の辞書に、スライムの捌き方はのっていないかな」
「そうなの?? ん~、どうしよっか?」
「史記くん。お醤油いる??」
・精銅 鋼鉄 (せいどう こうてつ)
祖父が武術の達人であるため、戦闘に関しての心得がある。
言葉数は少ないものの、正義感は人一倍。主人公の数少ない親友の1人。
「生きているなら勝ちだ。次に生かせば良い」
「わかった。任されよう」
「少々早くてすまない。俺からも土産だ」
・垣本 勝 (かきもと すぐる)
<恋愛勇者>の呼び声高い変態で、主人公の親友の1人。
恋愛以外であれば、頼りになる存在。
「なんだよ、んな暗い顔しやがって。史記らしくもない」
「な、なんだと!! スライム娘がでたのか!!
スケスケか? スケスケなのか!? スケスケなんだな!?」
「いいか史記。お前は何にも分かってねぇ。
そこに山があれば登る。そこに良い女が居れば告る。道があれば進む。そうだろ?」
・垣本 律子 (かきもと りつこ)
勝の姉であり、史記や美雪からも実の姉のように慕われている。
優秀な反面、どっぷりはまった趣味の影響で、史記に迷惑をかけることもしばしば。
「おはよう。史記ちゃんは今日も可愛いわね」
「ダメじゃないわよ。なんでわかってくれないかなー?」
「うんうん。素直な子は、お姉ちゃん、大好きよー」
・本堂 勝司 (ほんどう かつじ)
史記たちの担当弁護士。父親のような存在。
「それで? 今日はどうしたんだい?」
「はははー、そうだったねー」
「面倒なことになったねぇ……」