形作られたコップ中身は。
すごく反応とかしてくれたらめっちゃ喜びます。
この物語読んでくださることがすごくモチベに繋がるので。是非。
最後の一口と人一滴を終えたあと、残った幸福感をあとにした。
ご馳走様でした。
マスターは手慣れた手つきで皿を浚えた。
「お味はお気に召されましたか。」
「それは、もう本当に。」
また食べたいと思いながら席を立ち、扉を目の前にしようとした時に、ついおいしくて忘れていた自分の状況に気づく。
後ろを振り向いて。コップを並べているマスターに迫る。
「私は何故ここにいるのですか!他のみんなは!あなたはいくらなんでも客をもてなすことに慣れている。
つまりは私がここに来たのには意味があるんでしょう!」
するとマスターは少し悲しく含みのある表情をした。
「運命に意味は必要ですか。」
「これが運命だというのですか!?私は宇宙を探索するため。父の夢を叶えるために。それなのに事故をしてそのあと……」
うまく語呂が回らない。これが現実かも分からないし、一度に色々起こりすぎている。
頭の中で整理しようとする思考が右往左往に暴走してうまく言葉にまとまらない。そもそもマスターの言葉を理解しようにもうまく掴めない。
「あなたはその意味を知りたいのですね。たとえそれがどんな結果だとしても。意味が蔑ろにされるかもしれないとしても。」
私は目を少しこわばらせながら、目で訴えかける。
「分かりました。ただ一つ条件があります」
マスターは毛だった人差し指をピン。と上に差し。
「私の弟子となり。この喫茶店パペブルで働くこと。そして何があっても。それを受け入れる事。」とただ掴みどころのない言葉だけを私に放つ。
私はここに来た意味を知りたい。この大きな一つの宇宙で取り残された今。
その選択肢しか残っていないと感じたから。
一度息を整え、目を瞑り深呼吸をした。
そして。心の中で強く決心する。
「もちろんです。マスター。」
その瞬間に。大きな歪みが生まれたことを知る由も無かった。




